双六岳から立山
- GPS
- 80:00
- 距離
- 52.7km
- 登り
- 5,155m
- 下り
- 3,844m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:15
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:00
- 山行
- 12:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:30
アクセス |
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写真
感想
(昔のメモより)
八月十一日
今年は雨が多い、今も台風が日本海を北上している。高山から新穂高温泉の間でも道が崩れ、バスを二度乗換え新穂高温泉に着いた。
今日はワサビ平までの予定だったが少し先に進むことにした、小雨の中を登る。鏡平へ向かう途中で露営、沢の水が甘くておいしい。
八月十二日
快晴、気温が低く肌寒い、鏡平から弓折岳の登りはコバイケイソウの群生を見ることが出来た、双六小屋から双六岳経由で三俣蓮華岳に登る、ここで昼食を取り黒部五郎岳に向かう。
黒部五郎のカールはいたる所に水の流れがある、雪渓から流れ出る水は一旦地下にもぐり再びカールの岩の間から勢いよく湧きだし流れを作る、湧き出した水はとてもおいしく生き返る。
黒部五郎岳から約一時間下った鞍部でツエルトを張る、夜は天空の星空を眺める。
八月十三日
今日は薬師岳を越える予定、南の御嶽山はすでに雲の中、上空に雨雲
がでてきた。薬師岳の下る頃から雨が降ってきた、午後二時頃には一旦雨が上がった、明日の行動を考え今日中に越中沢岳を越えることにする、スゴ乗越で夕食を取り日没まで歩く、越中沢岳から見えた剣岳の上空にレンズ雲が出てきた三十分ほど下りツエルトに入る。
夜は風と雨が強く浸水、水の中で寝る事になった。
八月十四日
雨の中で撤収、重くなった荷物を背に出発、道は沢の中を歩くようだった。強風の中、鳶山を登り五色ヶ原へ、鷲岳に登ると岩のかげに入り幾分風は避けることが出来た。五色から薬師に向かうパーティーがいた、この風と雨で大変だろう。
五色山荘で小休止させてもらいザラ峠に向かう、吹きさらしの中、獅子岳の登りは長く感じた、景色が見えないので時々現れる足元の高山植物を見ながら黙々と歩き続ける、止まると体が冷えるので一ノ越まで休まず歩く。
小屋の中で昼食を取らせてもらい室堂に下る、みくりが温泉に入り帰途に就く。
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