初めての表銀座縦走
- GPS
- 21:28
- 距離
- 43.1km
- 登り
- 3,400m
- 下り
- 3,350m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 4:30
- 合計
- 10:26
- 山行
- 11:26
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 13:14
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
100台以上が停められるようです。 夜に到着しましたが結構空いていました。 トイレは駅を利用しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
さすが表銀座だけあって非常によく整備された登山道です。 とは言え油断は禁物です。 浮石に注意です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
|
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感想
アルプスに初めて登る同行者の行きたい山は槍ヶ岳とのこと。
そこで表銀座コースを選択。
自分も通ったことが無かったので、是非とも行きたいと思っていた縦走コース。
天気予報とにらめっこして登山開始日を決定。
穂高駅近くの無料駐車場に前日夜に入り車中泊。
翌朝起きるのが少し遅れ、準備が終わった頃にはバス停に行列。
それでも50番目くらいに並ぶことが出来た。
待つこと30分ほどで乗合バスが到着。
30人ほどが乗れるマイクロバスであった。
1台目には乗れず、待つこと10分ほどで2台目のバスが到着。
無事に乗車し出発。中房温泉を目指す。
満員のバスはその後のバス停をスルーしながら進む。
ほぼ定刻で登山客でごった返す中房温泉に到着。
ゆっくりと登山準備とトイレを済ませ登山開始。
天候は曇り。
登山口は遅めの出発であったため、登山道は既に行列。
追い越すことも出来なかったことから、急登の道にゆっくりと身体を慣らすことが出来た。
各ベンチでも基本的には止まることなくペースを整えながら進む。
かなりの人を追い越してやっとのことで合戦小屋に到着。
名物のスイカに塩をたっぷりとふり掛けて水分と塩分を補給する。
普段あまりスイカは食べないのだが、ホントに美味しく食べることが出来た。
疲労がかなり回復しまずは燕岳を目指し再出発。
この後は良いペースを維持し登り続けほどなくして燕山荘に到着。
迷うことなくザックをデポし山頂が見える燕岳を目指す。
白い巨岩が多くイルカ岩を見つけられるか不安であったがすぐに発見。
写真に収め先を急ぐ。
ほどなくして燕岳へ到着。
雲が多めであったが白い岩と緑のハイマツとのコントラストが素晴らしい・・・
すぐに燕山荘を目指して来た道を戻る。
意外にすぐに燕山荘に帰還。
デポしたザックを再び背負い先を急ぐ。
この頃から槍の穂先が時折姿を現わすようになる。
俄然、モチベーションアップ!
ここからはホントに素晴らしい縦走の始まりである。
北アルプスの王道。
槍も時折見えるし・・・ホントにウキウキである。
今まで歩いた登山道の中でもやはりトップクラスの縦走路!
さすが表銀座であった。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎ去り本日の宿泊地である大天荘に到着。
宿泊手続きを済ませ、外のベンチでお茶・・・もとい・・・お酒タイムスタート。
山小屋で購入した生ビールが超美味い。
至福のときである。
何杯か飲んだ後に、ゆっくりと大天井岳山頂を目指し散歩。
でもすぐに山頂到着。
雲は晴れそうも無いので写真を撮ってすぐに夕食に合わせて下山。
夕食のハンバーグはかなり美味しかった・・・さすが燕山荘グループである。
夕食の後は軽く飲みなおして就寝。
でも暑くてなかなか寝られなかった・・・
外に出てみると雲間から満点の星が見られ、流星もちらほらと。
今度こそ頑張って就寝。
翌朝は早い時間に起床出来たので朝食の列に並ぶ・・・と言うか1番乗り(笑)
美味しい朝食を食べて、すぐに大天井岳山頂を目指す。
辺りの雲は晴れ、まだ星が瞬いている。
自分はこの徐々に明るくなり始める瞬間が好きである。
夜と昼の狭間の色の変化やグラデーション・・・本当に素晴らしい景色である。
数年前に歩いた槍から穂高への縦走路や常念山脈の峰々、白馬方面もハッキリと見えている。
感動の瞬間である。
山に登る最大の理由がこの瞬間だったりする。
そして日の出!
しばし朝の景色に魅せられていたが、思い出したように写真を撮りまくる。
太陽の光が増し、北アルプスの全貌がハッキリと見られるようになる。
北アルプスの中に佇んでいるこの瞬間が心地良い。
しかしいつまでもこうしている訳にも行かず小屋に戻る。
片付け、準備をし小屋を出発。
この日は何度も谷を通過し登り返しを繰り返し何とか槍ヶ岳山荘へ。
ザックをデポし憧れの頂きへ山頂アタック開始。
登山客が多く渋滞に飲まれながら山頂を目指す。
山頂はあいにく雲に覆われてしまった。
山頂からは一瞬晴れ間もあるものの、雲が切れることは殆どなかった。
長居は無用と下山開始。
結局槍ヶ岳山荘から槍ヶ岳山頂までの往復に1時間半を要してしまった。
しばしの休憩。
そこから下山を開始。
予定では槍沢ロッジに泊まる予定であったが、混雑する山小屋に嫌気が差し上高地まで下山してしまうことにした。
ちょっと無謀ではあるが、何とか午後7時半前に真っ暗な上高地に到着。
釜トンネルクローズ前にタクシーにて上高地から下山することが出来た。
2日目はちょっと無理をし過ぎたが、天候に恵まれホントに素晴らしい山行であった。
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