TJAR直前 北アの中心を巡る

2018年08月04日(土) 〜 2018年08月06日(月)

• GPS: 27:50
• 距離: 55.2km
• 登り: 3,826m
• 下り: 3,661m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:37
• 休憩: 0:44
• 合計: 9:21

距離 18.9km 登り 1,901m 下り 917m

7:23 十三重之塔 慰霊碑
8:04 太郎坂(アラレちゃん)
8:25 8:30 青淵三角点(青淵山)
8:39 8:40 積雪深計測ポール
9:38 9:41 五光岩ベンチ
9:57 太郎兵衛平
10:17 10:44 太郎平小屋
10:52 太郎山
12:11 神岡新道分岐
12:17 北ノ俣岳
12:42 12:46 赤木岳
13:23 中俣乗越
14:57 14:58 黒部五郎の肩
15:08 15:10 黒部五郎岳
15:20 15:21 黒部五郎の肩
16:44 黒部五郎小舎

2日目

• 山行: 10:00
• 休憩: 1:29
• 合計: 11:29

距離 14.9km 登り 1,754m 下り 1,061m

4:53 黒部五郎小舎
6:11 三俣蓮華岳巻道分岐
6:45 6:50 三俣蓮華岳
7:15 丸山
7:36 7:37 中道分岐
8:02 8:10 双六岳
8:40 双六岳中道分岐
8:42 双六岳巻道分岐
8:54 9:07 双六小屋
9:51 9:53 樅沢岳
12:35 12:48 千丈乗越
13:55 13:57 槍ヶ岳山荘
15:21 16:06 槍ヶ岳
16:22 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:02

距離 21.4km 登り 173m 下り 1,725m

5:59 槍ヶ岳山荘
6:26 播隆窟
6:30 6:31 坊主岩屋下
7:03 槍沢・天狗原分岐
7:40 7:41 槍沢大曲り
8:15 8:16 赤沢岩小屋（ババ平）
8:36 8:47 槍沢ロッヂ
9:09 9:10 二ノ俣
9:15 一ノ俣
9:22 9:23 槍見河原
9:49 9:56 横尾 (横尾山荘)
10:31 新村橋(パノラマ分岐)
10:42 11:10 徳澤園
11:11 徳沢公衆トイレ
11:43 徳本口(徳本峠分岐)
11:55 12:07 明神館
12:41 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
12:47 河童橋
12:52 12:58 上高地バスターミナル
13:01 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

【折立まで往路】
北陸新幹線で富山着後、駅前ホテルで前泊。
翌日5：30発の折立行きに乗車しようとしたが
時期柄、満席で予約がないと乗れず。
路頭に迷っている方が多数いたので
タクシーをシェアし折立まで
4人相乗りで有峰通行料込み
5，000円だった。（バスは3，500円）
この日は東京発のアルペン号も満席だった様子

【上高地から復路】
松本までの直行バスに乗車
平日月曜だが非常に混んでおり
新宿までの直行バスは満席だった。

コース状況／危険箇所等

全体として気持ちい尾根線で歩きやすい。
途中、切れ落ちている箇所があったが
道幅が狭いわけではなく
注意して通れば問題なかった。
西鎌尾根が遠目、険しそうだが
槍沢側からの登りとレベル的には変わりなかった。

その他周辺情報

下山後、上高地アルペンホテルへ
雰囲気のよいホテルで、入浴させてもらった。
（１４：００まで、６００円）
レストランの夏野菜カレーがよさそうだったが
すでにオーダーストップ。
河童食堂で山賊焼きを頂く。
かなりのボリュームだった。

写真

8/3 21:35

前日富山へ到着。
大喜で富山ブラックを頂く。
前よりしょっぱく感じたのは歳のせいか笑

8/4 7:11

折立を出発
有峰林道6時のゲート開門には長蛇の車。
しかしタクシーのおかげで
バスより早くついた。

8/4 7:23

モンベル、クラブツーリズム...
さっそくツアー登山に巻き込まれる。
樹林帯を抜けるまで大渋滞。

8/4 8:24

1時間ほど登りきると
樹林帯を抜ける。

8/4 9:00

さっそく暑い。

8/4 9:24

弥陀ヶ原の向こうに劔を望む。

8/4 9:45

なだらかな丘を進む。

8/4 10:26

太郎小屋到着。
薬師、雲ノ平、黒部五郎の分岐点。

8/4 10:44

雲ノ平方面を望む

8/4 10:45

右は黒部五郎
左は雲ノ平
ほとんどが左へ進んでいった。

8/4 10:50

薬師のすばらしい全景。

8/4 10:54

8/4 11:01

8/4 11:44

道のりは長い...

8/4 12:10

テーブルマウンテンのような雲ノ平。

8/4 12:17

8/4 12:17

一服。

8/4 12:18

北ノ俣岳

8/4 12:24

先はまだまだ

8/4 12:43

8/4 12:49

下は有名な赤木沢
いつか行ってみたい。

8/4 13:08

8/4 13:26

この山域も水不足のよう
池塘が枯れている。

8/4 14:49

歩いてきた道のり。
太郎平が遠のく。

8/4 14:54

やっと黒部五郎分岐点

8/4 15:08

黒部五郎山頂！

8/4 15:11

でっかいカール。
去年行った雲ノ平からでは
わからなかった。

8/4 15:16

雲ノ平のテン場はいっぱい。

8/4 15:56

カールの中は岩がゴロゴロ

8/4 16:38

黒部五郎小屋が見えてきた。
一安心。

8/4 18:00

笠ヶ岳のシルエットが綺麗。
今までで1、2番を争うぐらいいいテン場。

8/4 18:08

テン場全景

8/4 18:36

笠ヶ岳。
海外の山のよう。

8/5 4:47

小屋もなかなかよさげ。

8/5 5:30

翌朝。黒部五郎全体。
綺麗な形のカール。

8/5 5:38

この角度の笠ヶ岳が一番いいかも。

8/5 5:42

8/5 5:43

ご来光。
そして暑さが...

8/5 6:05

8/5 6:41

三俣蓮華岳山頂。

8/5 6:44

三俣ピークにて

8/5 6:44

鷲羽、水晶、そして赤牛。

8/5 6:45

折立から遠かった。

8/5 6:45

最高のパノラマ。

8/5 6:54

いざ双六、そして槍へ。

8/5 7:18

8/5 8:02

8/5 8:11

三俣方面

8/5 8:12

8/5 8:12

双六山頂！

8/5 8:15

槍に向かって出発！

8/5 8:28

下ノ廊下のように
伊藤新道がくっきり見える。

8/5 8:42

双六ジャンクション

8/5 8:55

冷たいジュースで疲れがとれる。
ビールはしばらくお預け。

8/5 8:57

わかりやすいマップを参考に

8/5 8:59

カルビ丼を頂く。

8/5 9:25

双六小屋を後に

8/5 9:52

黒部の山々を後に。

8/5 10:01

西鎌尾根が始まる。
高校、大学の山岳部と
多くすれ違った。

8/5 10:14

西鎌尾根全景。

8/5 10:23

硫黄岳に大接近！
ここだけ異様な山容だった。
沢の水が青い。

8/5 11:00

遠目すごく険しそうだが...

8/5 11:09

8/5 11:36

北鎌尾根の険しさが今一度わかった。

8/5 11:52

新穂高方面。
こちらは行ったことがない
未知のエリア。

8/5 11:55

鎖場はほとんど
補助的なものだったが
ここだけはやらしかった。

8/5 12:05

8/5 12:35

双六方面を振り返る。

8/5 12:37

千丈乗越
槍へむけて取り付き

8/5 12:53

UL装備は快適そうだ。

8/5 13:26

あと少し。

8/5 14:34

槍の肩到着。
先月行った常念がくっきり。

8/5 15:18

早速槍に登頂。
ヘルメットは必須。

8/5 15:23

最後のはしご。
前回はここで滑落して
大怪我している人がいた。

8/5 15:40

槍山頂！

8/5 15:51

8/5 15:51

くだりは慎重に。

8/5 15:55

8/5 16:30

テン場は大絶景。

8/5 18:01

断崖絶壁のテン場。
迂闊に酔えない笑

8/5 18:03

8/5 18:07

テン場は満席

8/5 18:11

槍のさきっぽ

8/5 18:20

槍の影が常念に。

8/5 18:30

日が傾き始める。

8/5 18:52

雲が幻想的な雰囲気を作っていた。

8/5 18:54

夕日を見つめる人々。

8/6 5:21

朝、風が強い。
もろ吹きっ晒しのテン場。
撤収に苦労する。

8/6 5:44

カール内にも陽が入り始めた。

8/6 5:44

8/6 5:45

8/6 5:48

最後に来た道のりをもう一度。

8/6 5:51

後光が刺してる。

8/6 6:26

さよなら槍。

8/6 6:27

播隆ハウス

8/6 6:42

小屋から30分降ると
水場あり。
冷たくておいしい。

8/6 7:35

カールを後にする。
空が青い。

8/6 7:38

渋滞発生。

8/6 7:59

槍沢まで倍くらい時間がかかった。

8/6 8:34

槍沢から望む最後の槍。

8/6 9:04

沢で水浴び。

8/6 9:20

槍沢からは非常にゆるやか。

8/6 9:22

槍ヶ岳がこのあたりから見えるはず
（雲でこの日は見えず）
場所はGPSログ参照

8/6 9:29

8/6 9:41

8/6 9:49

横尾に到着。
久しぶりに涸沢も行きたい。

8/6 10:19

8/6 10:23

ちびっこが過積載なほど
ザックを背負っていた。
大丈夫か...

8/6 10:46

徳沢名物ソフトクリーム

8/6 10:54

8/6 11:09

雰囲気抜群！

8/6 11:09

テン場もよさげ。

8/6 11:28

ひたすら長い。
マウンテンバイクほしい。

8/6 11:29

上高地っぽいワンショット。

8/6 11:43

新島々クラッシックルートは
こちらから。

8/6 11:48

明神到着。
こちらのソフトクリームは
スジャータでした。

8/6 11:58

蝶が離れない。

8/6 12:46

The 上高地！

8/6 12:48

The 上高地！
穂高は見えず。

8/6 13:52

上高地アルペンホテル。
小梨平より遠いが
いい湯だった。

8/6 14:29

河童食堂で山賊焼き。
体力回復にうってつけ。

撮影機器：

NIKON D750 NIKON CORPORATION

iPhone SE Apple

感想

BEERBEAR

TJARを翌週に控え、北アルプスへ。
ほんとは当日行きたがったが
仕事の都合もあり、今週一部をトレースしてみた。
いやぁ、彼ら凄すぎる。
3日間、しんどかったがこれを1日で行ってしまうとは。
まさに変態（褒め言葉）だと思った。
途中参加者の友達という方にも会い
詳細を聞けたのもよかった。
穂高さん（本名だというからすごい）という方で
何かの繋がりだと思い応援していきたい。

去年、雲ノ平へ行った際
黒部五郎から三俣の稜線が気持ち良さそうに見え
今回初めてこのルートを行くことができた。
黒部五郎の開けたカール、笠ヶ岳の幅広い山体
雲ノ平のテーブルマウンテンと
今までと違った角度でそれぞれ見ることができた。
移動距離が長い分、次々に山容が変化していくのが
面白かった。

西鎌尾根は伊藤新道の上部を望むことができ
なるほど、あの異様な硫黄岳のせいで
登山道がなかなか拓けないと納得できた。
かすかに硫黄の匂いもし、沢も水色に色づいている。
魔窟的な雰囲気を醸し出していた。

5年ぶりの槍ヶ岳は
なんとなくうろ覚えだが
懐かしい感じもあった。
前回はガスっていたこともあり
こんな大展望だとは知らなかった。
北ア一番の大展望というのも納得できた。
ちらっと北鎌を覗くも
まったく降り方がわからない。
ここからくる人がいたら
拍手喝采なんだろうなと思った。

そして今回一番感じたのは
富山と長野が繋がっていたこと。
地続きだから当たり前だが
折立から上高地が繋がった快感は大きかった。

来週のTJARはぜひチェックしていきたい。