ようやく北アへ(雲ノ平〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜笠ヶ岳)
- GPS
- 27:37
- 距離
- 53.3km
- 登り
- 4,203m
- 下り
- 4,422m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 10:07
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 6:28
- 合計
- 13:40
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 10:08
天候 | 8/2:晴れ後くもり 8/3:晴れ、朝夕くもり 8/4:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:新穂高ロープウェイ〜平湯温泉〜松本駅(バス;890円+2340円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・薬師沢〜雲ノ平は滑りやすく要注意。 ・クリア谷はまだ刈り払いされてなく、来週ぐらいに実施予定とのこと。 |
写真
感想
今年は7月が終了しても一度もアルプスに行けない異常事態。
ようやくアルプスに行けそうな週末が巡ってきたので、
どちらも久々となる雲ノ平+笠ヶ岳を実行です。
月曜日の時点で折立行きのバスが満席で焦りましたが、
キャンセルが出て一件落着です。
初日は朝からモヤモヤした空模様でしたが、それでも久々の晴天下の登山。
パトロールの方曰く、前日まではガス続きとのこと。
久々の晴天のせいか、ヘリによる荷揚げもすごい回数でした。
初日はまっすぐ雲ノ平目指すと、山頂は一つも踏まないので、
太郎山に立ち寄って薬師岳等を眺めてきました。
薬師沢から雲ノ平は滑りやすい急登でへばりましたが、15時過ぎに小屋到着。
この日は16時頃と夜中に雨が降ったので、早めに小屋に着けてよかったです。
2日目は今回の山行のハイライトで、黒部源流の山を巡り笠ヶ岳まで行く予定です。
朝こそ曇りがちでしたが、鷲羽岳に向かう辺りから待望の夏空登場。
鷲羽岳から見る槍ヶ岳は、北鎌尾根や硫黄尾根を眺めることができ、格別です。
双六岳の台地越しに見る槍ヶ岳は楽しみにしていたのですが、
今回も槍ヶ岳はガスに隠れてしまいました。
さらに岐阜県側は11時にはガスに包まれ、どうもスッキリした夏山とはいきません。
このまま予定通り笠ヶ岳に向かうか悩みましたが、
今回は行程に余裕があったので、翌日の午前中に賭けることにしました。
12時台に小屋に着いたのは初めてだと思います。
夕食が16時30分と早かったので、食事後に百高山の樅沢岳まで散歩。
午前中後半からずっとガスがかかっていた槍ヶ岳ですが、
この時間帯はチラッと姿を見せてくれて感動でした。
関西から来ている方との山談義も楽しかったです。
3日目は3日間で最も天気が良く、朝からきれいな朝焼けに出会えました。
双六小屋からはずっと展望の良い稜線歩き。
槍ヶ岳〜穂高連峰の展望台としては常念岳〜蝶が岳が有名ですが、
双六小屋〜笠ヶ岳も負けず劣らず見事だと思います。
笠ヶ岳に着いた頃にはガスが出始めましたが、
昨日双六小屋泊まりとして、晴天の中この素晴らしい稜線を歩けたのは、
自分でも英断だったなあと自画自賛です。
またこの日は驚きの出会いも多数ありました。
4時過ぎに早くも新穂高温泉から登ってきた方々、
笠ヶ岳には登らず笠新道のみを歩きに来たという滋賀の女性2人組(下山で追いついて感想を聞いたらお腹いっぱいとのことで、何故かほっとしたものです)、
笠新道〜笠ヶ岳〜槍ヶ岳を日帰りという男女のトレイルランナー(本当に早くてレースを見ているようでした)、
と世の中には凄すぎる人が多過ぎです。
午後はやや不安定な天気が続きましたが、結局一日も雨に降られることもなく、
8月に入ってようやく今年初のアルプスを歩け、堪能できました。
こういう天気の時は早出早着は重要さも改めて感じました。
久々に雲ノ平に行き、ヤマレコ上で未登録の百高山3座(祖父岳、抜戸岳、笠ヶ岳)にも行くことができました。
やはり標高の高い山はテンション上がりますね。
hirokさん、こんばんは。
本当にようやく晴れて北アルプスですね。
とても素晴らしいルートで、山の展望に高山植物、うらやましい限りです。こちらから見る槍ヶ岳、かっこいいです。
雲の平とか、薬師とか、黒部五郎とか、ぜひ、行ってみたいものです。
コバイケイソウの群落。
これほど咲くと、見事としかいいようがありません。
当たり年?ってあるのですね。
satfourさん、こんばんは
正午前からガスが沸き始めて、すっきり夏空とはいきませんでしたが、
それでも7月の状態からすると、文句は言えません。
やはり北アは山容といい、高山植物といい、きらびやかな感じがします。
一度稜線に出ると、樹林帯に沈むことがあまりないので、
天気はとても重要ですね。
鷲羽岳からの槍ヶ岳はお気に入りですが、
今回も双六台地からの槍ヶ岳が見られなかったのが、ちょっと残念です。
コバイケイソウもツツジと同様、当たり年と外れ年があるようです。
今年は至る所で咲き誇っていました。
hirokさん、こんにちは!
北アの、いいとこ取りではないですか!
今シーズンの本命の山も、ルート上にありましたよ
毎週登山を実行されていて、尚且つ、連泊もOKな家庭!?
実は、大会社の社長なのか、余程の亭主関白かでしょうね
体力と共に、その恵まれた環境が羨まし〜!
しかし、どのお山も再訪したいところばかり。
特に、鷲羽山は2度登っているのですが、鷲羽池はガスの中。
天候に恵まれ、バッチリ見えますね
コバイケソウは当たり年ですか?千畳敷も見事でした。
でも、北アはスケールが違いますね
山の選択に、百高山未登録の山を考えておられましたか
同じ考えで、思わずニヤリです。
ロング縦走、お疲れ様でした!
tailwindさん、こんばんは
東京からだと折立、新穂高温泉ともに登山口までかなり遠いので、
あまり頻繁には行けないルートですね。
それゆえ、雲ノ平、笠ヶ岳ともに記憶から抜けてしまうほど久々となりました
天気が今一つ安定していないので、毎日午前中勝負になりましたが、
3時台に起床して、何とか天気の良い時間帯に長く歩けました。
鷲羽池と槍ヶ岳は素晴らしいコラボですね
北鎌尾根が見事に見えるのがとても惹かれます。
今年は高山植物のピークがやや後ろ倒しのようなので、本命山まだ間に合いますよ
百高山はどれ一つとして、しょぼい山はないので、
未登録の山=しばらく行ってない、ということで、再訪を狙ってます。
しばらくぶり過ぎて、ほとんど初めて行ったのと変わらない印象でした
hirokさん、こんばんは。
がっつり北アでしたか
なんとも羨ましい写真ばかりです。
自分もこのあたりの雰囲気は北アの中でもとても
好きです。そのため、北ノ俣岳からの入山や、
新穂高温泉からの入山で何度か歩いていますので
写真を拝見すると色々と思い出します
このあたりのテント場はだいたい泊まりましたし。
(しかし、もう6年ご無沙汰。。)
私も槍の姿というか、全体の雰囲気がこちら側
からの眺めの方が好きです。樅沢岳からの槍も
いいですよねえ。
そして、秩父平から笠ヶ岳のスカイライン、
また再訪してみたいところばかり
youtaroさん、こんばんは
雲ノ平も笠ヶ岳も前回行った時から20年以上が経過しており、
初めて行ったような感じでした。
秩父平は素晴らしい所でしたが、全く記憶がなく…
双六小屋から笠ヶ岳は本当に気持ちいい稜線で、しかも人は少な目。
まさに狙い目ですね。
行きにくいので、ご無沙汰になってしまいましたが、
久々に行く山は楽しかったです。
裏銀座方面からの槍ヶ岳はいいですね。
夕食後に樅沢岳まで登りましたが、
また西鎌尾根を歩きたい気持ちがふつふつと。
人気の東鎌尾根と比べると格段に歩いている人は少ないです。
ただ久々の晴天の週末のせいか、小屋はとても混んでいました。
一方、夜中は土砂降りだったので、テントも大変そう。
どっちがいいのですかね?
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