のんびりゆったり北岳と間ノ岳、おまけに三峰岳(その1)
- GPS
- 16:19
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 2,544m
- 下り
- 1,156m
コースタイム
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 2:13
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 4:54
天候 | 初日(広河原〜白根御池小屋):曇り 2日目(白根御池小屋〜北岳〜肩ノ小屋):雨と霧 3日目:(肩ノ小屋〜北岳〜間ノ岳〜三峰岳〜北岳山荘):快晴 4日目:(北岳山荘〜広河原):晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山計画書は広河原インフォメーションセンターに提出。 |
その他周辺情報 | 下山後は甲府駅から徒歩15分の昔ながらの銭湯「喜久ノ湯温泉」で汗を流し、甲府駅前「小作」で名物のほうとうに舌鼓を打ちました。疲れた体に冷えたビールとほうとうの暖かい味噌のつゆが染み渡りました。 |
写真
装備
個人装備 |
半袖ドライメッシュ
長袖インナー
薄手フリース
ズボン
靴下
雨具
防寒着(厚手フリース)
着替え一式
帽子
防水手袋
靴(3シーズン)
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
テルモス
地図(地形図)
コンパス
非常笛
エマージェンシーシート
ヘッドランプ
予備電池
ツエルト
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
スマートフォン(GPS)
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
二回目の北岳です。事前の天気予報では水曜日は霧/雨、木曜日は晴れと出ていたので、
1. 火曜日は白根御池山荘泊。
2. 水曜日は、本来なら北岳山荘まで行き、間ノ岳ピストンとするところを、肩ノ小屋泊まりとする。時間に余裕が有り過ぎるので、天気の状況によって行動を決定する。
3. 木曜日はたっぷりと時間を取って、北岳から間ノ岳、そしてその先、行ける範囲を散策してのち、北岳山荘に泊まる。
3. 金曜日は朝イチで広河原に下りる。
という予定で出かけました。前回が霧や雨で十分に景色を堪能できなかったので、今回はゆったりのんびりと北岳エリアを楽しむ、という計画です。
途中抜きつ抜かれつ、となった方と白根御池池小屋で同部屋となり、いろいろ話をさせて頂きました。年齢は私より少し上、日本百高山完登を目指し、あと少しで達成とのことです。百高山は高さを基準に選んでいるので登山路が有ろうと無かろうと関係なし、だから、バリルートを歩くことも多いそうです。大変です。翌日は小太郎山を往復して肩ノ小屋に泊まるとのことで、早朝、私たちがまだ寝ている間に出かけていかれました。私たちは朝ご飯を食べて、ゆっくりと6時ごろ出発、小太郎尾根分岐に着いた時点で小太郎山方面に行けるところまで行って見ようとしましたが、霧のため視界が悪く先の稜線は全く見えず、行くのを断念しました。小屋で仕入れた情報では、小太郎尾根は二重稜線となっていて、迷う人が多いそうです。そのため踏み跡が一杯あって、踏み跡頼りでは道をロスすること必至、コンパスと地図でしっかりと確かめていかないと駄目だ、とのことでした。コースタイムで往復3時間強、行って行けないことはないと思いましたが、条件の悪い中無理をする必要はありません。
肩ノ小屋に着いたのは、9時過ぎ、ちょっと早いですがここで受付を澄まし、しばらく休憩してから、北岳を往復しました。視界は殆どありません。小屋に帰ってきたのが11時過ぎ、昼食を食べながら、あの人は無事小太郎山に辿り着けたかなあ、などと噂をしていると、昼過ぎに小屋に入ってこられました。迷うこともなかったそうで、良かった、良かった。小太郎尾根は風がとても強く、ダウンを下に着る程の寒さだったそうです。それにしても、私と同じような年齢にしてはタフです。凄い人がいるものです。
この日は完全に沈没デー、夕食までの時間が長かったこと。泊り客はざっと見て30人程度。内、外人さんが二人。一人はチェコスロバキアから2週間休暇を取って日本に来たそうです。日本の山に登るのは今回初めてだそうで、翌日、三峰山頂上でも出会いました。農取岳から奈良田に下りるといっていました。
間ノ岳から真っ直ぐ農鳥小屋に向かわずに三峰岳に寄り道する等はちょっと通好み、どこから情報を仕入れたのかな、などと感心しました。肩ノ小屋は北岳山荘に比べると、まだまだ昔の小屋のままです。日本の山小屋をどう思う?と聞いてみたら、ヨーロッパでも同じ様なものだ、アルプスでも有名なところは奇麗な小屋も多いが、標高が高く水もないところでは同じような設備で大して変わりはない、と言っていました。因みにチェコスロバキアには3500m級の山が二つあるが、小屋も同じような設備だとのことです。
翌日は予報通り絶好の山日和、北岳、間ノ岳、三峰岳を堪能しました。間ノ岳から三峰岳への道は岩々の岩稜コース、スリル満点の楽しい道です。
間ノ岳頂上、三峰岳頂上でたっぷり時間を取り、北岳山荘には午後3時ごろ到着。この日の泊り客はざっと見て40人程度、ここもゆったりできました。やはり、連休シーズンは合間の平日に行くのが正解です。北岳山荘は丹下健三の設計だそうで、部屋の窓から雲海、富士山、ご来光まで拝めるのはさすがです。
(その2 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2031137.html に続く)
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