涸沢から北穂と奥穂、ゆっくり登山でスリルも少し

2019年09月17日(火) 〜 2019年09月20日(金)

• GPS: 72:44
• 距離: 37.3km
• 登り: 2,689m
• 下り: 2,686m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:21
• 休憩: 0:15
• 合計: 2:36

距離 10.1km 登り 163m 下り 60m

12:14 上高地バスターミナル
12:57 13:03 明神館
13:47 13:56 徳澤園
14:50 横尾 (横尾山荘)

2日目

• 山行: 5:59
• 休憩: 0:24
• 合計: 6:23

距離 7.6km 登り 1,526m 下り 55m

6:29 横尾 (横尾山荘)
7:31 7:38 本谷橋
9:29 9:44 涸沢小屋
12:50 12:52 北穂高岳(北峰)
12:52 北穂高小屋

3日目

• 山行: 5:17
• 休憩: 2:14
• 合計: 7:31

距離 5.3km 登り 593m 下り 1,384m

6:31 北穂高小屋
6:32 6:39 北穂高岳(北峰)
8:48 9:09 涸沢岳
9:26 9:41 穂高岳山荘
10:15 10:29 穂高岳
11:06 12:09 穂高岳山荘
12:56 13:10 ザイテングラート
14:02 涸沢ヒュッテ

4日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:38

距離 14.2km 登り 386m 下り 1,180m

6:20 涸沢ヒュッテ
7:38 7:44 屏風のコル
9:20 9:27 中畠新道分岐
10:24 10:33 徳澤園
11:23 明神橋
11:28 11:59 嘉門次小屋
12:51 河童橋
12:58 上高地バスターミナル

天候

1日目：曇り、2日目：雨、3・4日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡に車を駐車

コース状況／危険箇所等

上高地から横尾経由涸沢までは危険箇所はない。
北穂南陵は一部にクサリ・ハシゴあり。北穂〜涸沢岳は険しい岩場の連続、長いクサリ場もあり慎重に。涸沢から徳沢へ下るパノラマコースは、屏風のコルまではザレ場・ロープ場があり通行注意。

その他周辺情報

日帰り温泉が沢渡、坂巻、中ノ湯などにあります

写真

1日目：上高地バスターミナルで、友人と12時に待ち合わせ。

ガスがかかっていて穂高岳の山頂は見えません。

2時間弱で徳沢に。

猿の群れに遭遇。

本日宿泊する横尾山荘に到着。

2日目：ゆっくり登山なので6：30に山荘を出発。

屏風岩を横に見つつ、登山道を進みます。

本谷橋で少し休憩。

50分ほど歩き、標高2000m付近で再度休憩。

遠くに涸沢の小屋が見えてきました。

涸沢小屋への分岐点。

ナナカマドの紅葉はまだまだです。

順調に涸沢小屋に到着。

ここから北穂南陵を登ります。

一気に斜度がきつくなりました。

9/18 11:07

ガスの中、クサリ場の上りです。

ハシゴも。

クサリ場が続きます。

ようやく稜線に出ました。

北穂山頂、ガスがかかっていて景色は見えません。

夕方、ガスが晴れてきて北穂小屋から大キレットと槍方面の絶景が見えました。

奥穂と、吊り尾根を挟んで前穂。

滝谷方面の雲海。

9/19 6:31

3日目：北穂高小屋前にてS23年組。これから奥穂に向けて出発！

9/19 6:36

槍をバックに再度、北穂の頂上。今日は360度展望できます。

分岐を奥穂に向かいます。

最初は広い稜線歩き。

徐々に険しい道になります。3点支持で慎重に進みます
。

最低コルと涸沢岳、その先に奥穂とジャンダルム。

こんなクサリ場も。

縦走路から笠ヶ岳。

9/19 8:01

最低コルで休憩、さびた標識がありました。

9/19 8:23

最低コルを過ぎて、涸沢岳への登り。

9/19 8:59

最低コルを過ぎ、北穂からここまでのルートを振り返る。

クサリ場が続きます。

垂直に近いところも。

まだまだクサリが続きます。

ようやく稜線に出て、奥穂方面が展望できます。

9/19 9:11

快晴の天気のもと、涸沢岳の頂上にて。

本日宿泊予定の涸沢ヒュッテが遠く下方に見えます。

穂高岳山荘前で荷物をデポ、サブザックで奥穂山頂へ向かいます。

最初の登りはハシゴもあり慎重に。

奥穂山頂に到着。快晴で素晴らしい展望です。

奥穂山頂と槍ヶ岳。

ジャンダルムと笠ヶ岳。

焼岳と、遠くに乗鞍岳、御岳山。

9/19 11:11

穂高岳山荘に戻ってきました。これからティータイム！

ゆっくり休憩後、涸沢に向かい下ります。

ザイテングラードを下ります。

涸沢ヒュッテまではパノラマコースを通りました。

涸沢ヒュッテに到着、皆さんテラスでくつろいでいます。

涸沢といえばこれ、おでんとビールで乾杯。

4日目：期待したモルゲンロートは少しだけ。

パノラマコースを徳沢に向け下ります。

名前の通り、景色は良好です。

屏風のコルまでは悪路が続くので慎重に。

ロープ場が続きます。

またまたロープ場が。

ようやく尾根に出ました。

屏風のコルで一休み。

徳沢に向け下ります。

歩きやすい登山道になりました。

時々、岩がゴロゴロしたところも。

林道に出ました。

新村橋を渡り、徳沢へ。

明神では明神橋を渡り対岸へ。

嘉門次小屋で昼食にしました。

名物のイワナ塩焼き定食。

無事、上高地に帰着。高曇りですが、奥穂山頂が眺望出来ました。

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

txsnkm

穂高山域はいままで何度も登山していますが、今回は過去泊まったことのない小屋に宿泊すること、また古希を過ぎ一日のコースタイムを余り無理をせず7時間以下にすることにしたゆっくり登山の計画で、このところ毎年一緒に登山している高校の同級生と北穂、奥穂に行ってきました。
天気は、北穂の登りで雨に降られましたが、北穂小屋到着後の夕方からガスが晴れ、次の日の北穂から奥穂の間を含め素晴らしい眺望を楽しむことが出来ました。
横尾山荘と北穂小屋は初めてでしたが、それぞれ宿泊者に快適な対応を感じました。
また、1日の行程を短くしたので、朝はゆっくり、小屋にも早着でき、余裕がありゆっくり登山を楽しむことが出来ました。

yamasko

S23年組の同級生とこの夏2回目の北アルプス登山です。
2年前に槍〜奥穂を縦走しましたが、今回は涸沢〜北穂、奥穂〜涸沢のルートを始めて歩きました。
古希を過ぎての登山の合言葉は「ゆっくり慎重に行きましょう！」で、北穂から涸沢岳にかけて友人と何度も口に出して歩きました。
そのおかげか？トラブルもなく、快晴の天気のもと素晴らしい景色を楽しみました。特に大キレットから槍にかけての絶景には感動しました。
涸沢からの下山に使ったパノラマコースも景色が良く静かなルートでした。
これからも体力と相談しながら安全登山を楽しみたいと思います。