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Yamareco

記録ID: 2059603
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

今は無き高天原新道で薬師見平、姿見平(剣岳〜笠ヶ岳縦走)

1987年08月13日(木) 〜 1987年08月20日(木)
 - 拍手
akiram31 その他2人
GPS
176:10
距離
69.1km
登り
6,173m
下り
6,855m

コースタイム

1日目
山行
5:25
休憩
0:00
合計
5:25
4:40
175
7:35
7:35
65
8:40
8:40
85
10:05
2日目
山行
5:05
休憩
0:00
合計
5:05
10:30
50
11:20
11:20
145
13:45
13:45
55
14:40
14:40
55
3日目
山行
6:15
休憩
0:55
合計
7:10
6:55
6:55
75
8:10
9:05
10
9:15
9:15
175
4日目
山行
10:20
休憩
1:35
合計
11:55
8:25
8:25
185
口元ノタル沢1640m
11:30
12:00
55
薬師見平
12:55
14:00
60
P2465からの支沢2000m
15:00
姿見平1980m
5日目
山行
8:45
休憩
0:55
合計
9:40
4:00
120
姿見平1980m
6:00
6:00
45
姿見平直下の支沢
6:45
6:45
60
赤牛沢
7:45
7:45
65
湯ノ沢
8:50
9:45
235
13:40
祖父沢源頭
6日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
5:00
0
祖父沢源頭
5:00
祖父沢源頭
7日目
山行
13:00
休憩
0:00
合計
13:00
3:30
150
祖父沢源頭
6:00
6:00
130
8:10
8:10
85
9:35
9:35
55
双六岳
10:30
10:30
80
11:50
11:50
180
14:50
14:50
100
8日目
山行
6:20
休憩
0:15
合計
6:35
6:15
20
6:35
6:50
15
7:05
7:05
55
8:00
8:00
240
12:00
12:00
50
12:50
新穂高温泉バス停
高天原新道:既に廃道のため、ルートは岳人494号並びに下記HPも参照
http://chonai-yama.main.jp/research/takamagaharasindo6.html
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
予約できる山小屋
剱澤小屋
8/15奥黒部ヒュッテ付近から黒部川上流部。左手に写っている若い男女のパーティーがスニーカーで右岸をへつり始めたので呆れた記憶あり
8/15奥黒部ヒュッテ付近から黒部川上流部。左手に写っている若い男女のパーティーがスニーカーで右岸をへつり始めたので呆れた記憶あり
8/16奥黒部ヒュッテから高天原新道に入ると、黒部川対岸の大岩壁が見えてきた。奥黒部ヒュッテでこの年は数パーティーが高天原新道に入ったと聞いた。確か序盤に1パーティーとすれ違った様な…
2019年11月11日 12:00撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
11/11 12:00
8/16奥黒部ヒュッテから高天原新道に入ると、黒部川対岸の大岩壁が見えてきた。奥黒部ヒュッテでこの年は数パーティーが高天原新道に入ったと聞いた。確か序盤に1パーティーとすれ違った様な…
8/16高天原新道の序盤に下の黒ビンガが望めた
2019年11月11日 12:00撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
11/11 12:00
8/16高天原新道の序盤に下の黒ビンガが望めた
8/16沢を越える毎にアップダウンを繰り返す。左手上部の木に「高天原新道」の看板が見える。要所要所にペンキ印もあり登山道は終始明瞭だった
2019年11月11日 12:00撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
11/11 12:00
8/16沢を越える毎にアップダウンを繰り返す。左手上部の木に「高天原新道」の看板が見える。要所要所にペンキ印もあり登山道は終始明瞭だった
8/16 2〜3本の沢を越え、口元ノタル沢に下りる
8/16 2〜3本の沢を越え、口元ノタル沢に下りる
8/16口元ノタル沢の徒渉点から上流側。右上の木の根元に「高天原新道」の看板が見える
8/16口元ノタル沢の徒渉点から上流側。右上の木の根元に「高天原新道」の看板が見える
8/16口元ノタル沢
2019年11月11日 12:00撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
11/11 12:00
8/16口元ノタル沢
8/16奥黒部ヒュッテから8.5時間で薬師見平に到着。この年は悪天続きで少し残念だったが、真正面に薬師岳を臨み、別天地だった
1
8/16奥黒部ヒュッテから8.5時間で薬師見平に到着。この年は悪天続きで少し残念だったが、真正面に薬師岳を臨み、別天地だった
8/16薬師見平の手付かずの池溏群。ありがちな木道やロープなどは皆無だった
2019年11月11日 12:00撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
3
11/11 12:00
8/16薬師見平の手付かずの池溏群。ありがちな木道やロープなどは皆無だった
8/16薬師見平。夏山シーズンにも関わらず周囲には自分達しか居ない贅沢を満喫
3
8/16薬師見平。夏山シーズンにも関わらず周囲には自分達しか居ない贅沢を満喫
8/16薬師見平から3時間で姿見平に到着。後方は赤牛岳からの支尾根。手前の沢から水を運び上げ、笹原上にテントを張った。この日は12時間行動となり、ホッと一息
2019年11月11日 12:00撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2
11/11 12:00
8/16薬師見平から3時間で姿見平に到着。後方は赤牛岳からの支尾根。手前の沢から水を運び上げ、笹原上にテントを張った。この日は12時間行動となり、ホッと一息
8/17赤牛沢。ほぼ涸れ沢だった様です
2019年11月11日 11:58撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
11/11 11:58
8/17赤牛沢。ほぼ涸れ沢だった様です
8/17高天原新道の終点、夢の平までもうすぐ
8/17高天原新道の終点、夢の平までもうすぐ
8/17夢の平
2019年11月11日 11:58撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
2
11/11 11:58
8/17夢の平
8/17高天原温泉も貸切状態。剣定着合宿含め約2週間ぶりの入浴でサッパリ
1
8/17高天原温泉も貸切状態。剣定着合宿含め約2週間ぶりの入浴でサッパリ
8/19三俣山荘から硫黄尾根
8/19三俣山荘から鷲羽岳
8/20笠ヶ岳山頂

感想

先日、NHKで薬師見平の紹介があり、記録に留めることにした。
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/93115/3115730/index.html
https://www.nhk.or.jp/nagoya/kintoku/archives/2019/20191018/index.html

岳人で「高天原新道開通」の記事を見て、大学3年生の時に剣岳定着合宿後の縦走コースとして計画立案。
薬師見平、姿見平は原始の姿を彷彿とさせ、まさに桃源郷に相応しい場所だった。
通過に20時間を要す奥黒部ヒュッテ〜高天原温泉間は避難小屋すらないので入山者が少なかったのか?数年後には廃道化した様なので貴重な記録になったようです。
結果としてこの風景は今もそのまま残っているはずです。

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コメント

興味深く読ませていただきました。この四連休で、実は薬師見平へ挑み到達できました。行く前にこの記事に出会っていたらまた違ったかもしれません。今後の参考にさせていただきます。質問です。今回の軌跡は、当時のGPSからとったデータでしょうか?
2021/7/27 8:15
薬師見平に行かれたのですね。読売新道からでしょうか?上の廊下からでしょうか?
是非、記録を拝見したいところです。

奥黒部ヒュッテ〜湯の平の軌跡はコースタイムの下段に記載したHPを参考にフリーハンドで記入しました。
35年前の山行当時は登山用GPSは市販されていなかったと思います。
当時持参した1/2.5万の国土地理院地図を確認しましたが、登山道の記載はありませんでしたので、現在地を確認しながら歩きましたが、残念ながらその記録は残っていません。
2021/7/27 21:46
返信ありがとうございました。軌跡がとてもリアルだったので、GPSが無いころだと思ったので、どのようにしたのか気になり質問しました。今回は、赤牛から降りることで挑みました。最初はよいですが、途中から猛藪です。普段から藪漕ぎをやっているので、いつも通りではありましたが、普段からやりなれていないと厳しいこと間違いなしです(笑)。3泊4日で黒部ダムより往復で達成しました。この記録にある看板が見れなかったのが残念です。高天原新道の看板を求め、また行ってみたいと思います。
2021/7/28 5:20
返信をありがとうございます。
赤牛からアプローチされた方の記録を拝見したことがありますが、やはり猛烈な藪なのですね。

「高天原新道」の看板を発見されたら是非、ご連絡下さい。
2021/8/2 17:36
今年はおなかいっぱいなので、気が向かない限りは来年また探しに行こうと思います (笑)。その時はまたコメントさせていただきます。
2021/8/2 17:54
キスリングとは珍しいと思ったら34年前だったんですね!
お疲れ様でした👏
2021/8/21 10:19
コメントをありがとうございます。
当時は大学山岳部と言えば、キスリング。
「○○大学山岳部」とマジックで書いたキスリングを背負っているのが少し誇らしげだった様に思います。
既に捨ててしまいましたが、当時の写真で見る度に、汗が染みこんだザックを遺しておくべきだったと後悔しています。
2021/8/21 11:36
プロフィール画像
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