2015年 北岳、間ノ岳、農鳥岳を広河原から奈良田へ縦走

2015年08月11日(火) 〜 2015年08月12日(水)

• GPS: 33:12
• 距離: 25.1km
• 登り: 2,705m
• 下り: 3,385m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 1:37
• 合計: 7:27

6:40 広河原インフォメーションセンター
6:43 6:43 広河原・吊り橋分岐
6:47 6:47 広河原山荘
7:08 7:08 白根御池分岐
8:07 8:12 涸れ沢（休憩地）
8:50 9:05 大樺沢二俣
9:58 10:08 お花畑（2550m）
10:42 10:42 草すべり分岐
11:02 11:12 小太郎尾根分岐
11:49 12:20 北岳肩ノ小屋
12:34 12:34 両俣分岐
12:54 13:20 北岳
13:32 13:32 吊尾根分岐
13:49 13:49 トラバースルート分岐
14:07 北岳山荘

2日目

• 山行: 8:31
• 休憩: 1:49
• 合計: 10:20

5:20 北岳山荘
5:53 5:58 中白根山
6:45 7:10 間ノ岳
8:02 8:15 農鳥小屋
8:55 9:00 西農鳥岳
9:30 9:50 農鳥岳
10:21 10:21 大門沢下降点
12:19 13:00 大門沢小屋
14:41 14:41 早川水系発電所取水口
14:57 14:57 森山橋
15:24 15:24 大門沢ゲート
15:40 奈良田駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田駐車場に駐車。
奈良田から南アルプス登山バス🚌（片道1,130円）で広河原へ。

コース状況／危険箇所等

広河原から間ノ岳までは登山者が多く、迷うところも危険なところもない。
間ノ岳から奈良田まではさすがに登山者が少なくなるが、それでも登山道は明確で問題ない。

写真

8/11 6:34

広河原インフォメーションセンターに到着。奈良田から南アルプス登山バスで50分ほど。

8/11 6:45

北岳を見ながら吊り橋を渡る。

8/11 6:47

広河原山荘の左からUターン気味に登山道に入る。

8/11 8:07

何度か沢を渡り返す。

8/11 8:28

お花畑（キオン）の向こうに北岳バットレスを見ながらゆるやかに登る。

8/11 8:52

大樺沢二俣に到着。多くの登山者とともに一息入れる。
周りはお花畑。背後に鳳凰山。

8/11 9:22

シモツケソウ。

8/11 9:28

タカネナデシコ。

8/11 9:36

ハクサンシャジン。

8/11 9:39

センジュガンピ。

8/11 9:59

2550mあたりの広々としたお花畑で一息入れる。

8/11 10:41

ウメバチソウ。背景にミヤマコゴメグサ。

8/11 10:41

キタダケトリカブト。

8/11 10:42

草すべり分岐で白根御池小屋への道を右に見送る。

8/11 11:02

小太郎尾根分岐に到着。

8/11 11:20

小太郎尾根をたどる。

8/11 12:14

肩ノ小屋に到着。多くの登山者が休憩している。

8/11 12:53

イワベンケイ。

8/11 12:56

北岳山頂に到着。
登山者で賑わっているが、残念ながらガスで展望は得られず。

8/11 13:28

ウサギギク。

8/11 13:28

タカネヤハズハハコ。

8/11 13:32

吊尾根分岐。

8/11 13:43

ヨツバシオガマ。

8/11 13:46

北岳山荘が見えてきた。

8/11 13:55

トウヤクリンドウ。

8/11 13:57

キンロバイ。

8/11 14:06

北岳山荘に到着。テント泊の手続きを取る。

8/11 17:02

北岳山荘テント場🏕は混み合っていて、何とか南側の端に場所を確保。
初日はここまで。

8/12 5:03

2日目はテント場でのご来光から。

8/12 5:04

朝焼けの富士山。

8/12 5:22

北岳山荘テント場から稜線に上がり間ノ岳方面へ。

8/12 5:29

中央の中白根山へと稜線を登る。左に間ノ岳。

8/12 5:54

中白根山山頂に到着。雲が多めながら360度の大パノラマ。

8/12 5:58

稜線をたどり中央に見える間ノ岳へ。右に見えるのは塩見岳。

8/12 6:54

間ノ岳山頂標識と三角点。背後に仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。

8/12 6:48

雲海に浮かぶ富士山。

8/12 6:56

中央アルプス、乗鞍岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、北岳、鳳凰山、金峰山。

8/12 6:50

南アルプスの農鳥岳、荒川岳、塩見岳。

8/12 7:16

ガレた広い稜線をジグザグに急下降。赤い屋根の農鳥小屋が小さく見える。

8/12 8:04

農鳥小屋に到着。さすがに登山者は少ない。

8/12 8:16

農鳥岳への岩稜。まずは西農鳥岳への急登が待ち受ける。

8/12 8:57

西農鳥岳山頂。
背後に間ノ岳、北岳、八ヶ岳、鳳凰山。

8/12 9:01

P3051を右に巻いて登山道は続く。富士山の真下が農鳥岳山頂。

8/12 9:34

農鳥岳山頂。

8/12 9:53

オトギリソウ。

8/12 10:02

チングルマ。

8/12 10:15

雷鳥発見。親子だろうか、3羽ほど見掛けた。

8/12 10:21

大門沢下降点に到着。広いコルで、直進は広河内岳方面。

8/12 10:35

ガレ場を急下降。

8/12 10:37

タカネコウリンカ。

8/12 12:04

何度か沢を越える。

8/12 12:36

大門沢小屋で昼食を取る。夏休みのバイトだろうか、高校生らしき3人が小屋番をしていた。

8/12 14:39

早川水系発電所取水口の吊り橋が見えてきた。

8/12 14:42

この日は工事のため迂回路が設定されていた。

8/12 15:26

奈良田第一発電所バス停に到着。

8/12 15:42

奈良田駐車場に無事帰ってきました。

撮影機器：

EOS 70D CANON

サイバーショット DSC-WX300 SONY

感想

ka_zu1

ルートは登山者が多く、道標も良く整備されているので迷うことはないが、2日目の奈良田へはなかなかのロングコースなので、それなりの覚悟と注意が必要だ。
1日目は高度を上げるにつれガスり気味になり、あまり展望に恵まれなかったが、大樺沢二俣を中心に多くの高山植物に出会えた。
2日目は雲は多めながら展望に影響はなく、大パノラマを堪能しながらの3，000m級の稜線歩きを堪能した。
さらに、雷鳥に出会うという嬉しいおまけもあった。
間ノ岳でLTE📶が入ったのには驚いた。下山後調べたら、北岳肩ノ小屋から間ノ岳間は圏内、広河原までは圏外のようだ。さすがDoCoMo！？
今度は、北岳の固有種キタダケソウは6月下旬のようなので、その時期にノンビリと北岳を訪れてみたい。