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Yamareco

記録ID: 328389
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

徳本峠を越え穂高岳へ。重太郎新道にテン泊装備で挑戦っ![島々谷-クラシックルート-徳本峠-上高地-重太郎新道-前穂高岳-吊尾根-奥穂高岳-涸沢岳-涸沢-上高地]

2013年07月31日(水) 〜 2013年08月03日(土)
 - 拍手
GPS
97:00
距離
51.1km
登り
3,799m
下り
3,008m

コースタイム

ザック重量19kg
■7/31(水) Day1 標準CT 7h30・15.97km--------------------------------------
06:32 松本駅
 ⇓  [松本電鉄 上高地線 ¥680-]
07:02 新島々駅
07:15 新島々BT
 ⇓  [アルピコ交通 上高地線 ¥270-]
07:22 島々・徳本峠入口BS
**************************************
07:35 島々宿 724m
 ↓  1h30
09:05 二俣
09:10
 ↓  0h55
10:05 中間点標識
10:10
 ↓  0h20
10:30 離れ岩
 ↓  0h40
11:10 岩魚留小屋 △
11:20
 ↓  2h00(0h10休憩含む)
13:20 力水
13:30
 ↓  0h50
14:20 徳本峠小屋 △2140m
 *テン泊

■8/1(木) Day2 標準CT 2h50・8.3km-----------------------------------------
10:15 徳本峠小屋
 ↓  1h15
11:30 明神
*昼飯
12:10
 ↓  0h50[梓川右岸ルート]
13:00 河童橋
 ↓  0h05
13:05 小梨平キャンプ場 △
*テン泊

■8/2(金) Day3 標準CT 8h45・9.24km----------------------------------------
05:15 小梨平キャンプ場
 ↓  0h05
05:20 河童橋 1505m
 ↓  2h15(0h20休憩含む)
07:35 岳沢小屋
07:55
 ↓  2h55(0h20休憩含む)
10:50 紀美子平
10:55
 ↓  0h35
11:30 前穂高岳 ▲3090m
11:50
 ↓  0h20
12:10 紀美子平
12:20
 ↓  2h10(休憩0h20含む)
14:30 奥穂高岳 ▲3190m
14:35
 ↓  0h30
15:05 穂高岳山荘 △
 *涸沢岳 ▲3103m ピストン
 *テン泊

■8/3(土) Day4 標準CT 7h20・17.6km----------------------------------------
06:10 穂高岳山荘
 ↓  1h40
07:50 涸沢ヒュッテ △
08:20
 ↓  1h00
09:20 本谷橋
09:40
 ↓  0h50
10:30 横尾
*昼飯
10:50
 ↓  0h45
11:35 徳澤
*大休憩
12:10
 ↓  0h35
12:45 明神
12:55
 ↓  0h30
13:25 小梨平
*入浴
14:30
 ↓  0h05
14:35 河童橋
********************************
16:15 上高地BT
 ⇓  [さわやか信州号 ¥6860-(繁忙期料金)ネット決済割引]
20:57 新宿西口BT
天候 7/31(水);晴れ⇒曇り
8/1(木) ;暴風雷雨⇒晴れ⇒曇り
8/2(金) ;晴れ⇒ガス時々雨⇒ガス時々晴れ
8/3(土) ;晴れ⇒曇り
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
●上高地⇒新宿:さわやか信州号 ¥7000-(繁忙期片道運賃。通常期は¥6000-)
https://www.highwaybus.com/
今年から高速路線バスになったため中央高速バスで予約。
決済前なら出発30分前までネットでキャンセル・便変更が自由にできるので便利。
ただし車内にトイレはなく、国道158号線の渋滞もありますので松本までバスと電車で出て、新宿行の高速バスに乗り継ぐ方が時間も早く運賃も少し安上がりです。
コース状況/
危険箇所等
●道の状況
*島々〜徳本峠
沢沿いの道のため崩落しかけている箇所が多数あり。崩落と整備のイタチゴッコという印象でした。
一時期は廃道の危機にも瀕していたようですが、近年は整備に力を入れている様です。
崩落箇所もあり慎重さは求められますが、赤テープ等もついており迷う危険性は殆どないかと思います。ただし雨天時の沢の増水には注意。

*徳本峠〜上高地
特記事項なし。

*重太郎新道
最初のハシゴ以降は三点確保が延々と続きます。ブナ立尾根や笠新道とは全く違う、両手両足をフルに使って登る急登です。
数件の滑落事故が毎年起こっていますので、下山路で使う場合は特に注意が必要です。個人的には体力的にツラくても登りで使う方が安全なルートだと思います。
今回残念ながら滑落事故に遭遇してしまいました。

*紀美子平〜前穂
手足をフルに使って登る急登。

*吊尾根
快適な稜線歩きとは程遠い道。切れ落ちたトラバース。三点確保の連続。

*奥穂〜涸沢岳
重太郎新道や前穂、吊尾根に比べれば特記事項なし。

*ザイテングラート
登山者が多いので落石に注意。

*涸沢〜上高地
特記事項なし。
■7/31(水) Day1
島々・徳本峠入口バス停で下車。
茶色の建物の奥に公衆トイレがあります。
2013年07月31日 07:33撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
1
7/31 7:33
■7/31(水) Day1
島々・徳本峠入口バス停で下車。
茶色の建物の奥に公衆トイレがあります。
さて出発っ!戦国時代から人が通う古道歩きのスタートです。
まずは島々谷川沿いの林道を歩きます。
しかしこの時点では、徳本峠を登りつめ常念山脈を燕岳まで北上する予定だったのでした。
2013年07月31日 07:39撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 7:39
さて出発っ!戦国時代から人が通う古道歩きのスタートです。
まずは島々谷川沿いの林道を歩きます。
しかしこの時点では、徳本峠を登りつめ常念山脈を燕岳まで北上する予定だったのでした。
ゲートを開けて先へ進みます。
鍵はかかっていませんが、獣害防止のためゲートはきちんと閉め鎖を巻きつけて下さい。
2013年07月31日 07:42撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 7:42
ゲートを開けて先へ進みます。
鍵はかかっていませんが、獣害防止のためゲートはきちんと閉め鎖を巻きつけて下さい。
朽ち果てつつある山の神。
道中の安全を祈願。
2013年07月31日 08:08撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 8:08
朽ち果てつつある山の神。
道中の安全を祈願。
二俣に到着。
この分岐の少し先に公衆トイレがあります。
2013年07月31日 09:02撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 9:02
二俣に到着。
この分岐の少し先に公衆トイレがあります。
二俣を過ぎるといよいよ島々谷南沢を遡る"いにしえの道"へ。
2013年07月31日 09:13撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 9:13
二俣を過ぎるといよいよ島々谷南沢を遡る"いにしえの道"へ。
沢沿いの細い高巻き道を歩きます。
2013年07月31日 09:17撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 9:17
沢沿いの細い高巻き道を歩きます。
秀綱夫人遭難の碑。
戦国武将、三木秀綱の奥方が敵の追手から逃れる途中、亡くなった場所だそうです。
2013年07月31日 09:20撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 9:20
秀綱夫人遭難の碑。
戦国武将、三木秀綱の奥方が敵の追手から逃れる途中、亡くなった場所だそうです。
そんな歴史ある峠道を先へと進みます。
2013年07月31日 09:28撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 9:28
そんな歴史ある峠道を先へと進みます。
炭焼窯跡
2013年07月31日 09:39撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 9:39
炭焼窯跡
身体が溶け込んでいきそうなくらい深い森の道。
2013年07月31日 09:43撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 9:43
身体が溶け込んでいきそうなくらい深い森の道。
沢沿いの登山道は崩落している箇所も多々あり、
2013年07月31日 09:48撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 9:48
沢沿いの登山道は崩落している箇所も多々あり、
崩れやすい細い道を慎重に歩きます。
2013年07月31日 09:51撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 9:51
崩れやすい細い道を慎重に歩きます。
二俣と岩魚留小屋の中間点。
2013年07月31日 10:08撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 10:08
二俣と岩魚留小屋の中間点。
崩落した木道。
2013年07月31日 10:30撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/31 10:30
崩落した木道。
離れ岩
2013年07月31日 10:32撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 10:32
離れ岩
深い渓谷沿いの道。
2013年07月31日 10:35撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 10:35
深い渓谷沿いの道。
今にも崩れそうな木道もあれば、
2013年07月31日 10:38撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 10:38
今にも崩れそうな木道もあれば、
しっかりと整備した木道もあり、
2013年07月31日 10:40撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 10:40
しっかりと整備した木道もあり、
廃道となった道もあれば、
2013年07月31日 10:51撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 10:51
廃道となった道もあれば、
新設された橋もありました。
長野県はこのクラシックルートの整備に力を入れているようで、整備は進んでいるようです。
2013年07月31日 11:05撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 11:05
新設された橋もありました。
長野県はこのクラシックルートの整備に力を入れているようで、整備は進んでいるようです。
岩魚留小屋に到着。
予約時のみ営業のため本日は無人。
2013年07月31日 11:14撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 11:14
岩魚留小屋に到着。
予約時のみ営業のため本日は無人。
なんどか沢を渡渉し歩きます。
2013年07月31日 11:58撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 11:58
なんどか沢を渡渉し歩きます。
土石流に埋め尽くされた沢。
2013年07月31日 12:28撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/31 12:28
土石流に埋め尽くされた沢。
最後の橋を渡ると、
2013年07月31日 12:46撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
7/31 12:46
最後の橋を渡ると、
徳本峠へと続くジグザグの道へ。
最後の最後に急登なので結構堪えます。
2013年07月31日 13:20撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 13:20
徳本峠へと続くジグザグの道へ。
最後の最後に急登なので結構堪えます。
力水で水を補給。
徳本峠小屋の水場は上高地側にかなり降りたところにあるので、小屋で購入するのが嫌な方はココで補給が吉。
2013年07月31日 13:21撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 13:21
力水で水を補給。
徳本峠小屋の水場は上高地側にかなり降りたところにあるので、小屋で購入するのが嫌な方はココで補給が吉。
空が近くなってきた。
峠は近い!
2013年07月31日 14:14撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 14:14
空が近くなってきた。
峠は近い!
そして徳本峠小屋に到着〜
峠といってもなんと2140mもあり、724mの島々宿からだと標高差1416mもあるので、ヘタな山よりキツイです。
今となってはバスで手軽に入れる上高地ですが、かつてウェストンはこの道を通って上高地に入った訳で、上高地は本来ものすごく奥地にあるというのを実感しました。
2013年07月31日 14:22撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 14:22
そして徳本峠小屋に到着〜
峠といってもなんと2140mもあり、724mの島々宿からだと標高差1416mもあるので、ヘタな山よりキツイです。
今となってはバスで手軽に入れる上高地ですが、かつてウェストンはこの道を通って上高地に入った訳で、上高地は本来ものすごく奥地にあるというのを実感しました。
テント設営完了〜
2013年07月31日 15:31撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 15:31
テント設営完了〜
徳本峠からの穂高の眺めは有名ですが、
2013年07月31日 15:55撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 15:55
徳本峠からの穂高の眺めは有名ですが、
明神岳がかろうじで見えるだけ。残念…。
2013年07月31日 15:58撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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7/31 15:58
明神岳がかろうじで見えるだけ。残念…。
■8/1(木) Day2
夜半過ぎから風が強くなりやがて豪雨に。夜が明けてからは雷も鳴りだす始末。
この状態で稜線を歩くのは危険と判断。天気予報では昼前から晴れてくるとの事だったので、状況をみて今後のルートを決定する事に。
大滝山までなんとか進むかそれとも上高地にいったん下山して仕切りなおすか…。
いずれにせよまだ歩いていないルートを歩きたいなぁ。
2013年08月01日 04:45撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 4:45
■8/1(木) Day2
夜半過ぎから風が強くなりやがて豪雨に。夜が明けてからは雷も鳴りだす始末。
この状態で稜線を歩くのは危険と判断。天気予報では昼前から晴れてくるとの事だったので、状況をみて今後のルートを決定する事に。
大滝山までなんとか進むかそれとも上高地にいったん下山して仕切りなおすか…。
いずれにせよまだ歩いていないルートを歩きたいなぁ。
9時、雨があがり晴れ間が。
今からテントを撤収しても出発できるのが10時。この後の天気も読めませんし、この時間からの行動では稜線歩きの常念北上ではなく、上高地にいったん下山するのが妥当と判断。
2013年08月01日 08:55撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 8:55
9時、雨があがり晴れ間が。
今からテントを撤収しても出発できるのが10時。この後の天気も読めませんし、この時間からの行動では稜線歩きの常念北上ではなく、上高地にいったん下山するのが妥当と判断。
10時過ぎ、テントを撤収して上高地に下山します。
2013年08月01日 10:16撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 10:16
10時過ぎ、テントを撤収して上高地に下山します。
徳本峠から上高地への道はなだらか。
2013年08月01日 10:25撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 10:25
徳本峠から上高地への道はなだらか。
穂高はやはりガスの中。
2013年08月01日 10:39撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 10:39
穂高はやはりガスの中。
雨で増水した沢を渡渉し、
2013年08月01日 11:08撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 11:08
雨で増水した沢を渡渉し、
なだらかな白沢沿いの道を上高地に向かって下ります。
2013年08月01日 11:10撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 11:10
なだらかな白沢沿いの道を上高地に向かって下ります。
白沢出合に到着。
時間は有り余っているので…、
2013年08月01日 11:29撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 11:29
白沢出合に到着。
時間は有り余っているので…、
またもや来てしまった毎度おなじみの嘉門次小屋…。
2013年08月01日 11:42撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 11:42
またもや来てしまった毎度おなじみの嘉門次小屋…。
上高地で食べるべきものNo.1を待つ間、今後の予定を計画。
このあたりで歩いていない道は、、、重太郎新道〜前穂〜吊尾根〜奥穂か…。
時間的には今日中に岳沢小屋までは余裕で行けるな…。う〜ん。。。
2013年08月01日 11:46撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 11:46
上高地で食べるべきものNo.1を待つ間、今後の予定を計画。
このあたりで歩いていない道は、、、重太郎新道〜前穂〜吊尾根〜奥穂か…。
時間的には今日中に岳沢小屋までは余裕で行けるな…。う〜ん。。。
とここで岩魚定食登場。
そしてビールも。。。

あーーぁ、呑んじゃったよ。今日中の岳沢小屋はもうなしだ。え〜い、今日は小梨平で!!
どうせ重太郎新道を歩くなら、上高地からの一気登りに挑戦してみたいし。
2013年08月01日 11:52撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 11:52
とここで岩魚定食登場。
そしてビールも。。。

あーーぁ、呑んじゃったよ。今日中の岳沢小屋はもうなしだ。え〜い、今日は小梨平で!!
どうせ重太郎新道を歩くなら、上高地からの一気登りに挑戦してみたいし。
という事で本日の宿は小梨平。
時間はたっぷりあるので、上高地らしい景観の広がる梓川の右岸を散策しながら河童橋へ向かいます。
2013年08月01日 12:13撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 12:13
という事で本日の宿は小梨平。
時間はたっぷりあるので、上高地らしい景観の広がる梓川の右岸を散策しながら河童橋へ向かいます。
今朝の豪雨で沢が増水。
2013年08月01日 12:41撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 12:41
今朝の豪雨で沢が増水。
湿原の水も濁ってしまっています。
そして穂高はやはりガスの中。
2013年08月01日 12:50撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 12:50
湿原の水も濁ってしまっています。
そして穂高はやはりガスの中。
裏側から河童橋に到着。
2013年08月01日 12:59撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 12:59
裏側から河童橋に到着。
小梨平にテントを張り、干し物大会!
2013年08月01日 15:03撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 15:03
小梨平にテントを張り、干し物大会!
小梨平から見た穂高岳。
岳沢から上はガスってます。
2013年08月01日 16:26撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 16:26
小梨平から見た穂高岳。
岳沢から上はガスってます。
キャンプ場の小梨平食堂で買い出し。
生肉、焼き肉のタレ、調味料、ガス缶、酒、湿布などなど何でもあります。ヘタなコンビニより品揃え豊富。
2013年08月01日 16:33撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 16:33
キャンプ場の小梨平食堂で買い出し。
生肉、焼き肉のタレ、調味料、ガス缶、酒、湿布などなど何でもあります。ヘタなコンビニより品揃え豊富。
「なんで今日、上高地にいるんだろう…」などと思いつつ河童橋でワインをグビっ。
観光客の視線もなんのその。半袖Tシャツに短パン、ビーサン姿で飲んだくれ。
4年前まではザックにカップとかサンダルとか外付けしちゃう初々しい奴(笑)だったのに、なにがどーしてこうなった。

こうしてよくわからない2日目は過ぎていきました。
2013年08月01日 16:51撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/1 16:51
「なんで今日、上高地にいるんだろう…」などと思いつつ河童橋でワインをグビっ。
観光客の視線もなんのその。半袖Tシャツに短パン、ビーサン姿で飲んだくれ。
4年前まではザックにカップとかサンダルとか外付けしちゃう初々しい奴(笑)だったのに、なにがどーしてこうなった。

こうしてよくわからない2日目は過ぎていきました。
■8/2(金) Day3
河童橋から見る焼岳。
昨夜は晴れ予報にも関わらず土砂降りの雨でした。
ここ数日間、天気予報が全く当てになりません。
2013年08月02日 05:20撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 5:20
■8/2(金) Day3
河童橋から見る焼岳。
昨夜は晴れ予報にも関わらず土砂降りの雨でした。
ここ数日間、天気予報が全く当てになりません。
そして穂高岳。晴れてるっ!
どの山の天気予報を見ても晴れマーク。でもなぁ、はずれまくりだしなぁ。山の天気予報。
雨の中、テン泊装備で北アきっての急登を登りたくないっす。
2013年08月02日 05:23撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 5:23
そして穂高岳。晴れてるっ!
どの山の天気予報を見ても晴れマーク。でもなぁ、はずれまくりだしなぁ。山の天気予報。
雨の中、テン泊装備で北アきっての急登を登りたくないっす。
湿原に映る幻想的な六百山。
2013年08月02日 05:31撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 5:31
湿原に映る幻想的な六百山。
岳沢登山口。
そういや今年の冬にここまで迷いこんで来たっけ。
2013年08月02日 05:34撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 5:34
岳沢登山口。
そういや今年の冬にここまで迷いこんで来たっけ。
急登で知られる重太郎新道ですが、出だしは歩きやすいなだらかな道でした。
2013年08月02日 05:43撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 5:43
急登で知られる重太郎新道ですが、出だしは歩きやすいなだらかな道でした。
しかしなんだか雲行きが。。。
2013年08月02日 06:07撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 6:07
しかしなんだか雲行きが。。。
天然クーラーをすぎた頃、ついに雨が降り出しました。。。またもや山の天気予報大ハズレ…。
しばらくそのまま歩いていましたが、本降りになってきたので仕方なくレインウェアを着ます。
レインウェア着るのもしかして1年ぶり?
2013年08月02日 06:08撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 6:08
天然クーラーをすぎた頃、ついに雨が降り出しました。。。またもや山の天気予報大ハズレ…。
しばらくそのまま歩いていましたが、本降りになってきたので仕方なくレインウェアを着ます。
レインウェア着るのもしかして1年ぶり?
と思ったら雨が上がり虹が。せっかく着たレインウェアを脱ぎます…。読めない天気に翻弄されます。
2013年08月02日 06:32撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 6:32
と思ったら雨が上がり虹が。せっかく着たレインウェアを脱ぎます…。読めない天気に翻弄されます。
ガスっててもこの迫力の景色なんだから、晴れてたらどーなっちゃうんだろココ。
2013年08月02日 06:45撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 6:45
ガスっててもこの迫力の景色なんだから、晴れてたらどーなっちゃうんだろココ。
岳沢小屋が見えて来ました。
2013年08月02日 07:26撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 7:26
岳沢小屋が見えて来ました。
岳沢小屋に到着〜。
2013年08月02日 07:35撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 7:35
岳沢小屋に到着〜。
おぉー、眼下に上高地が!
2013年08月02日 07:43撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 7:43
おぉー、眼下に上高地が!
さあ、いよいよ重太郎新道の始まりです。
眼前には嶮しい吊尾根の光景。
2013年08月02日 07:54撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 7:54
さあ、いよいよ重太郎新道の始まりです。
眼前には嶮しい吊尾根の光景。
岳沢小屋のテン場を通り過ぎ、厳しい登りに挑みます。
2013年08月02日 07:58撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 7:58
岳沢小屋のテン場を通り過ぎ、厳しい登りに挑みます。
朝靄に射し込む太陽の光の美しさに思わず「うわっ、すっげ〜」と声をあげてしまいました。
2013年08月02日 08:16撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 8:16
朝靄に射し込む太陽の光の美しさに思わず「うわっ、すっげ〜」と声をあげてしまいました。
左手には奥穂から西穂へと続く稜線。
2013年08月02日 08:23撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 8:23
左手には奥穂から西穂へと続く稜線。
いよいよ急登が始まります。
狭い岩の隙間に75Lのザックが引っかかり大変でした。
最初から重太郎登るつもりだったら、もっとスリムにしてきたんですが…。
2013年08月02日 08:27撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 8:27
いよいよ急登が始まります。
狭い岩の隙間に75Lのザックが引っかかり大変でした。
最初から重太郎登るつもりだったら、もっとスリムにしてきたんですが…。
長ハシゴの手前でストックをしまいます。
ここからは三点確保が延々と続きます。
結局ストックは翌日ザイテンを降りるまでしまいっぱなしでした。
2013年08月02日 08:33撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 8:33
長ハシゴの手前でストックをしまいます。
ここからは三点確保が延々と続きます。
結局ストックは翌日ザイテンを降りるまでしまいっぱなしでした。
カモシカ立場でひと息いれるもガスで何も見えず。
2013年08月02日 08:54撮影 by  PHOTOfunSTUDIO 7.0 HD, Panasonic
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カモシカ立場でひと息いれるもガスで何も見えず。
再びハシゴにを登り、
2013年08月02日 09:05撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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再びハシゴにを登り、
鎖場に挑みます。
2013年08月02日 09:10撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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鎖場に挑みます。
ガスっていて高度感がないのが幸いしたのか、登っているうちにテンション上がって楽しくなってきました!
こんなに三点確保で登り続けるルートは初めてです。
重太郎新道の印象は、槍の穂先を3〜4時間ずっと登り続けている?感じです。
2013年08月02日 09:11撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 9:11
ガスっていて高度感がないのが幸いしたのか、登っているうちにテンション上がって楽しくなってきました!
こんなに三点確保で登り続けるルートは初めてです。
重太郎新道の印象は、槍の穂先を3〜4時間ずっと登り続けている?感じです。
岳沢パノラマ?に到着〜。
ココ晴れてたらすごい景色だろうなぁ。
2013年08月02日 09:30撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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岳沢パノラマ?に到着〜。
ココ晴れてたらすごい景色だろうなぁ。
凄まじい景色。右上の岩場に立つ人と比べるとスケール感がわかります。
やっぱ北アはすごい。穂高はそんなに思い入れのある山ではなかったのですが、さすが北アの盟主という風格に圧倒されました。
2013年08月02日 09:34撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 9:34
凄まじい景色。右上の岩場に立つ人と比べるとスケール感がわかります。
やっぱ北アはすごい。穂高はそんなに思い入れのある山ではなかったのですが、さすが北アの盟主という風格に圧倒されました。
スゴすぎる。
重なり合ういくつものナイフリッジが前穂に向かってかけ上がっています。
2013年08月02日 09:35撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 9:35
スゴすぎる。
重なり合ういくつものナイフリッジが前穂に向かってかけ上がっています。
明神から前穂に伸びる稜線が見えてきました。
2013年08月02日 09:35撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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明神から前穂に伸びる稜線が見えてきました。
重太郎新道、景色スゴすぎだ!晴れてたらあまりの景色にショック死してるかも。
2013年08月02日 09:36撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 9:36
重太郎新道、景色スゴすぎだ!晴れてたらあまりの景色にショック死してるかも。
両手両足フル稼働で急登を登っていきます。
2013年08月02日 09:37撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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両手両足フル稼働で急登を登っていきます。
所々に高山植物が生えてますが、この山の岩の迫力の前には単なる添え物にすぎません。
2013年08月02日 09:52撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 9:52
所々に高山植物が生えてますが、この山の岩の迫力の前には単なる添え物にすぎません。
雷鳥広場に到着。
「これはピーカンの時にもう一度リベンジしたい!」なんて浮かれていましたが、下山者の方から「たった今、この先で人が滑落しました」というショックな知らせを聞く事に。そしてタイミング悪く雨が本降りに。
2013年08月02日 10:15撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 10:15
雷鳥広場に到着。
「これはピーカンの時にもう一度リベンジしたい!」なんて浮かれていましたが、下山者の方から「たった今、この先で人が滑落しました」というショックな知らせを聞く事に。そしてタイミング悪く雨が本降りに。
そしてその滑落現場。紀美子平の手前の鎖場です。
滑落したのは韓国人グループのうち男性1名。その場に居合わせた方によると、鎖場を下降中に40m程崖下に滑落。ケガはしているものの意識はしっかりしており呼びかけに応じる状態で、既に救助要請し救助隊が向かっているとの事。
現場をみた印象だと即死でもおかしくない場所でした。

第一発見者の男性が「僕らもしばらくしたら進むんで、どうぞ先に行って下さい」と仰ってくれたので、この場にいても何もできない以上、先へ進みます。
2013年08月02日 10:35撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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そしてその滑落現場。紀美子平の手前の鎖場です。
滑落したのは韓国人グループのうち男性1名。その場に居合わせた方によると、鎖場を下降中に40m程崖下に滑落。ケガはしているものの意識はしっかりしており呼びかけに応じる状態で、既に救助要請し救助隊が向かっているとの事。
現場をみた印象だと即死でもおかしくない場所でした。

第一発見者の男性が「僕らもしばらくしたら進むんで、どうぞ先に行って下さい」と仰ってくれたので、この場にいても何もできない以上、先へ進みます。
緊張の鎖場を抜け紀美子平に着きました。
紀美子平ではおのずと韓国人登山者の話題に。
なにしろ先日、中アの事故があったばかりですから。
2013年08月02日 10:49撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 10:49
緊張の鎖場を抜け紀美子平に着きました。
紀美子平ではおのずと韓国人登山者の話題に。
なにしろ先日、中アの事故があったばかりですから。
紀美子平にザックをデポし、前穂をピストンします。
2013年08月02日 10:52撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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紀美子平にザックをデポし、前穂をピストンします。
登り始めると雨が止み晴れ間が!
2013年08月02日 11:02撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 11:02
登り始めると雨が止み晴れ間が!
ありえない角度で片側が切れ落ちる明神岳。
今まで「なんで明神には一般登山道がついてないんだろ」な〜んて思ってましたが、これを見て納得しました。
2013年08月02日 11:03撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 11:03
ありえない角度で片側が切れ落ちる明神岳。
今まで「なんで明神には一般登山道がついてないんだろ」な〜んて思ってましたが、これを見て納得しました。
眼下には上高地が。
あそこから登ってきたのか。
2013年08月02日 11:16撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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眼下には上高地が。
あそこから登ってきたのか。
ひたすら急登を登り、
2013年08月02日 11:19撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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ひたすら急登を登り、
迫力の絶景に圧倒されながら、
2013年08月02日 11:23撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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迫力の絶景に圧倒されながら、
前穂高岳 3090m登頂!
なんとも風格のある山頂標です。
2013年08月02日 11:29撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 11:29
前穂高岳 3090m登頂!
なんとも風格のある山頂標です。
三角点にタッチ!
2013年08月02日 11:29撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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三角点にタッチ!
吊尾根の先の奥穂はガスの中。
2013年08月02日 11:30撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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吊尾根の先の奥穂はガスの中。
ガスの切れ間から本来歩く予定だった常念山脈が。
2013年08月02日 11:40撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 11:40
ガスの切れ間から本来歩く予定だった常念山脈が。
とここで、滑落した韓国人登山者を助けるために吊尾根方面から救助隊の方が登ってきました。
登山道のついてない所から登ってきたのでビックリしました。
山頂にいた第一発見者の男性に状況を聞くと、現場に向かって颯爽と歩いていきました。本当に頭が下がります。
2013年08月02日 11:45撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 11:45
とここで、滑落した韓国人登山者を助けるために吊尾根方面から救助隊の方が登ってきました。
登山道のついてない所から登ってきたのでビックリしました。
山頂にいた第一発見者の男性に状況を聞くと、現場に向かって颯爽と歩いていきました。本当に頭が下がります。
前穂を登頂した後はザックをピックアップし吊尾根を奥穂へと向かいます。
2013年08月02日 12:28撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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前穂を登頂した後はザックをピックアップし吊尾根を奥穂へと向かいます。
晴れては、
2013年08月02日 12:43撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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晴れては、
またガスり。
2013年08月02日 12:44撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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またガスり。
晴れてはまた、
2013年08月02日 12:49撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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晴れてはまた、
ガスり。
ひたすら稜線直下の細いトラバース道を歩きます。
2013年08月02日 12:50撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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ガスり。
ひたすら稜線直下の細いトラバース道を歩きます。
そしてついに絶景が!!
前穂から延びる絶景の北尾根。
2013年08月02日 12:57撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 12:57
そしてついに絶景が!!
前穂から延びる絶景の北尾根。
そしてその奥には常念山脈。
2013年08月02日 12:57撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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そしてその奥には常念山脈。
そした再び吊尾根の稜線直下をトラバースするように進みます。
2013年08月02日 13:06撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 13:06
そした再び吊尾根の稜線直下をトラバースするように進みます。
前穂と明神岳。
2013年08月02日 13:06撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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前穂と明神岳。
そして常念山脈に涸沢キターーー!
蝶ヶ岳から燕岳までぜ〜んぶ見えます!!
2013年08月05日 11:55撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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そして常念山脈に涸沢キターーー!
蝶ヶ岳から燕岳までぜ〜んぶ見えます!!
そんな中、韓国人の救助に向かうヘリが。
ガスの中、なんどもなんどもなんどもトライしていました。
その後、救助成功したようです。
2013年08月02日 13:21撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 13:21
そんな中、韓国人の救助に向かうヘリが。
ガスの中、なんどもなんどもなんどもトライしていました。
その後、救助成功したようです。
吊尾根から見た涸沢カール。
2013年08月02日 13:31撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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吊尾根から見た涸沢カール。
さっきの救助隊の方はどこをどうやって前穂に直登したんでしょうか。
本当に心から尊敬します。
2013年08月05日 11:57撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/5 11:57
さっきの救助隊の方はどこをどうやって前穂に直登したんでしょうか。
本当に心から尊敬します。
岩稜を登る人の大きさと比べるとスケール感の凄まじさがよくわかります。
2013年08月02日 13:44撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 13:44
岩稜を登る人の大きさと比べるとスケール感の凄まじさがよくわかります。
眼下には河童橋周辺の赤い屋根の建物が。
2013年08月02日 13:49撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 13:49
眼下には河童橋周辺の赤い屋根の建物が。
絶景を前に佇む登山者。
なんか、もうスゴすぎて遠近感が麻痺してきます。
こうしてみてみると、ものすごい所にトラバースルートがつけられています。
2013年08月02日 13:55撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 13:55
絶景を前に佇む登山者。
なんか、もうスゴすぎて遠近感が麻痺してきます。
こうしてみてみると、ものすごい所にトラバースルートがつけられています。
青空に向かって鎖場を登ります。
2013年08月02日 14:04撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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青空に向かって鎖場を登ります。
そしてついに奥穂の山頂が!
2013年08月02日 14:23撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 14:23
そしてついに奥穂の山頂が!
3年ぶりの奥穂!しかしあいにくのガス。
狭い山頂に人がワサワサとおり落ち着きません。
2013年08月02日 14:30撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 14:30
3年ぶりの奥穂!しかしあいにくのガス。
狭い山頂に人がワサワサとおり落ち着きません。
ジャンダルムを横目にサッサと下山します。
2013年08月02日 14:36撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 14:36
ジャンダルムを横目にサッサと下山します。
穂高岳山荘に到着〜。
とココで紀美子平の下の滑落現場で出会った後、抜きつ抜かれつつで歩いていた第一発見者のお二人の男性と再会。
お二人は涸沢に今日中に降りるとの事で、途中から飛ばして行かれたのでギリギリ会えて良かったです。
2013年08月02日 15:05撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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穂高岳山荘に到着〜。
とココで紀美子平の下の滑落現場で出会った後、抜きつ抜かれつつで歩いていた第一発見者のお二人の男性と再会。
お二人は涸沢に今日中に降りるとの事で、途中から飛ばして行かれたのでギリギリ会えて良かったです。
お二人を見送った後、テント設営。
設営を終えるとガスが晴れ奥穂とジャンダルムの絶景が。
2013年08月02日 17:16撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 17:16
お二人を見送った後、テント設営。
設営を終えるとガスが晴れ奥穂とジャンダルムの絶景が。
天気が完全に晴れてきたので、前回未踏だった涸沢岳をピストンします。
2013年08月02日 17:31撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 17:31
天気が完全に晴れてきたので、前回未踏だった涸沢岳をピストンします。
そして涸沢岳 3103mに到着〜
2013年08月02日 17:47撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 17:47
そして涸沢岳 3103mに到着〜
涸沢岳からは北穂の南峰と北峰が。
2013年08月02日 17:39撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
8
8/2 17:39
涸沢岳からは北穂の南峰と北峰が。
そして常念山脈も。
2013年08月02日 17:40撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 17:40
そして常念山脈も。
振り返るとガスの中に浮かぶ奥穂とジャンダルム。
2013年08月04日 14:06撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/4 14:06
振り返るとガスの中に浮かぶ奥穂とジャンダルム。
沸き上がる雲も次第に落ち着き雲海が形成されつつあります。
2013年08月02日 17:41撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 17:41
沸き上がる雲も次第に落ち着き雲海が形成されつつあります。
そしてブロッケンも!
前回は裏銀座で見たので2年ぶり?
2013年08月02日 17:42撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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そしてブロッケンも!
前回は裏銀座で見たので2年ぶり?
槍はどこかいな?
2013年08月02日 17:43撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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槍はどこかいな?
おっ!いたっ!!
雲海から穂先の尖端の尖端がわずかに見えてます。
2013年08月02日 17:44撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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おっ!いたっ!!
雲海から穂先の尖端の尖端がわずかに見えてます。
北穂から涸沢岳の間の稜線。いずれは歩きたいけど、大キレットより怖いっていう人もいるしなぁ。まだ自分はスキル不足かなぁ。
2013年08月02日 17:46撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 17:46
北穂から涸沢岳の間の稜線。いずれは歩きたいけど、大キレットより怖いっていう人もいるしなぁ。まだ自分はスキル不足かなぁ。
涸沢岳から下山し、ビールを飲みながらアーベントロートを待ちます。
2013年08月02日 18:27撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 18:27
涸沢岳から下山し、ビールを飲みながらアーベントロートを待ちます。
いよいよショーの始まりです。
2013年08月02日 18:27撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 18:27
いよいよショーの始まりです。
夕焼けに照らされるテント。
2013年08月02日 18:28撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 18:28
夕焼けに照らされるテント。
常念山脈は夕闇に隠れていきます。
2013年08月02日 18:29撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 18:29
常念山脈は夕闇に隠れていきます。
そしてついに、アーベン来たーーー!
2013年08月02日 18:49撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 18:49
そしてついに、アーベン来たーーー!
笠ヶ岳の方に日が沈んでいきます。
2013年08月02日 18:50撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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笠ヶ岳の方に日が沈んでいきます。
ブラーッボゥ!
2013年08月02日 18:53撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 18:53
ブラーッボゥ!
太陽の光が弱まるにつれ、黒褐色へと移り変わるジャンダルム。
2013年08月02日 18:56撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 18:56
太陽の光が弱まるにつれ、黒褐色へと移り変わるジャンダルム。
金色の縁取りを雲海に残し、ショーはこれにて終演。
2013年08月02日 18:58撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/2 18:58
金色の縁取りを雲海に残し、ショーはこれにて終演。
■8/3(土) Day4
最終日の朝は素晴らしい朝焼けで始まりました。
早出する人をテントからカメラだけ出し盗撮(笑)
2013年08月03日 04:23撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 4:23
■8/3(土) Day4
最終日の朝は素晴らしい朝焼けで始まりました。
早出する人をテントからカメラだけ出し盗撮(笑)
そーだよね、やっぱ立ち止まって見ちゃうよね〜。
ザック姿がとても絵になります。
2013年08月03日 04:23撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 4:23
そーだよね、やっぱ立ち止まって見ちゃうよね〜。
ザック姿がとても絵になります。
朝焼けと月のコラボ。
2013年08月03日 04:23撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 4:23
朝焼けと月のコラボ。
空が燃えるように染まります。
2013年08月03日 04:44撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 4:44
空が燃えるように染まります。
常念から朝日が登ります。
2013年08月03日 04:54撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 4:54
常念から朝日が登ります。
モルゲンロートに染まる奥穂。
2013年08月03日 04:57撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 4:57
モルゲンロートに染まる奥穂。
なんちゃってダイヤモンド常念
2013年08月03日 04:58撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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なんちゃってダイヤモンド常念
雲海に浮かぶ八ヶ岳。
2013年08月03日 05:00撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 5:00
雲海に浮かぶ八ヶ岳。
そしてこちらは浅間山。
2013年08月03日 05:00撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 5:00
そしてこちらは浅間山。
御来光のなか奥穂に取り付く登山者。

さて、御来光も見れた事だしテントを撤収しよう。
2013年08月03日 05:00撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 5:00
御来光のなか奥穂に取り付く登山者。

さて、御来光も見れた事だしテントを撤収しよう。
奥穂のハシゴ渋滞を横目に涸沢に下山します。
2013年08月03日 06:07撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 6:07
奥穂のハシゴ渋滞を横目に涸沢に下山します。
涸沢から多くの登山者が登ってくるので、落石を起こさないように慎重に下山。
ザイテンでは落石による死亡事故も起こっていますし。
2013年08月03日 06:20撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 6:20
涸沢から多くの登山者が登ってくるので、落石を起こさないように慎重に下山。
ザイテンでは落石による死亡事故も起こっていますし。
左手には涸沢岳と、
2013年08月03日 06:26撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 6:26
左手には涸沢岳と、
GWに登った北穂。
2013年08月03日 06:26撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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GWに登った北穂。
そして前穂から連なる北尾根。
2013年08月03日 06:33撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 6:33
そして前穂から連なる北尾根。
多くの登山者が登ってきます。
2013年08月03日 06:58撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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多くの登山者が登ってきます。
無事ザイテンを降りたあとは、
2013年08月03日 07:05撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 7:05
無事ザイテンを降りたあとは、
これから登る登山者を見送りながら下ります。
2013年08月03日 07:13撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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これから登る登山者を見送りながら下ります。
奥穂と涸沢岳。
2013年08月03日 07:25撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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奥穂と涸沢岳。
前穂と奥穂をつなぐ吊尾根。
2013年08月03日 07:28撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 7:28
前穂と奥穂をつなぐ吊尾根。
ヒュッテに直で下るつもりだったのに、涸沢小屋に来てしまった。

テン場は半分雪の下。
2013年08月03日 07:43撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 7:43
ヒュッテに直で下るつもりだったのに、涸沢小屋に来てしまった。

テン場は半分雪の下。
GWのテン泊を思い出します。
ゴロ石だらけの涸沢のテン場では、案外雪の上の方が快適かもしれません。
2013年08月03日 07:49撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 7:49
GWのテン泊を思い出します。
ゴロ石だらけの涸沢のテン場では、案外雪の上の方が快適かもしれません。
生ビールとおでんの誘惑にかられるも下山します。
2013年08月03日 07:49撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 7:49
生ビールとおでんの誘惑にかられるも下山します。
涸沢の下山路には残雪がかなりある状況。
2013年08月03日 08:24撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 8:24
涸沢の下山路には残雪がかなりある状況。
歩き慣れない方は軽アイゼンがあった方が安心です。
2013年08月03日 08:28撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 8:28
歩き慣れない方は軽アイゼンがあった方が安心です。
横尾本谷を過ぎ、
2013年08月03日 08:56撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 8:56
横尾本谷を過ぎ、
本谷橋に到着。雪に覆い尽くされていたGWとは全く違う光景です。
2013年08月03日 09:22撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 9:22
本谷橋に到着。雪に覆い尽くされていたGWとは全く違う光景です。
屏風岩を横目に歩きます。
2013年08月03日 09:43撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 9:43
屏風岩を横目に歩きます。
横尾大橋から見た前穂はガスの中。
2013年08月03日 10:28撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 10:28
横尾大橋から見た前穂はガスの中。
そして横尾に到着。
2013年08月03日 10:29撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 10:29
そして横尾に到着。
ラーメンを頼みます。
生ビールがあれば間違いなく頼んでました。
2013年08月03日 10:39撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 10:39
ラーメンを頼みます。
生ビールがあれば間違いなく頼んでました。
横尾のテン場。上高地で泊まってないのはココだけなので、いずれはテント張りたいなぁ。
2013年08月03日 10:49撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 10:49
横尾のテン場。上高地で泊まってないのはココだけなので、いずれはテント張りたいなぁ。
上高地から入山しこの景色が見えると、「奥まで来たなぁ」といつも思います。
2013年08月03日 11:00撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 11:00
上高地から入山しこの景色が見えると、「奥まで来たなぁ」といつも思います。
横尾からの道のりは何気にこたえますが、上高地の森はやはり美しい。
2013年08月03日 11:17撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 11:17
横尾からの道のりは何気にこたえますが、上高地の森はやはり美しい。
徳澤に到着〜。
2013年08月03日 11:36撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 11:36
徳澤に到着〜。
そしてまたもや毎度おなじみのソフトクリーム。
2013年08月03日 11:40撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 11:40
そしてまたもや毎度おなじみのソフトクリーム。
予約したバスまでにかなり時間があるので、徳澤でゴロゴロ。
2013年08月03日 11:55撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 11:55
予約したバスまでにかなり時間があるので、徳澤でゴロゴロ。
そして一昨日降りて来た白沢出合に到着。
なんだか変なループが完成しちゃったなぁ。
2013年08月03日 12:42撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 12:42
そして一昨日降りて来た白沢出合に到着。
なんだか変なループが完成しちゃったなぁ。
そして再び小梨平。1回の縦走で2度もくる事になるとは…。
日帰り入浴で汗を流します。
2013年08月03日 13:31撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 13:31
そして再び小梨平。1回の縦走で2度もくる事になるとは…。
日帰り入浴で汗を流します。
河童橋の目の前の河童食堂。
上高地で食べるべきものNo.2を待つことしばし。
2013年08月03日 14:38撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 14:38
河童橋の目の前の河童食堂。
上高地で食べるべきものNo.2を待つことしばし。
山賊定食〜。
松本地方のB級グルメの山賊焼です。
うま〜!
2013年08月03日 14:44撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 14:44
山賊定食〜。
松本地方のB級グルメの山賊焼です。
うま〜!
なんだか天気に翻弄され変なルートを歩いてしまった4日間でしたが、重太郎新道はサイコーでした。
どっピーカンな日にまた登りたいです!
2013年08月03日 15:22撮影 by  DMC-GX1, Panasonic
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8/3 15:22
なんだか天気に翻弄され変なルートを歩いてしまった4日間でしたが、重太郎新道はサイコーでした。
どっピーカンな日にまた登りたいです!

感想

=テン泊装備で北ア屈指の急登、重太郎新道に挑む=

いよいよ夏山シーズンの始まり。北アルプス夏山縦走として7/30〜8/3まで休みをとっていましたが今夏の北アは天候不順。
元々は立山から入り五色〜薬師〜雲ノ平〜そして読売新道と歩く予定でしたが、日本海側はまだ梅雨明け前で北ア北部は不安定な天候。最終的に北ア南部の徳本峠から常念山脈を北上する形になりました。


=天候に翻弄されルート変更=

しかし徳本峠に入った翌朝。暴風と雷雨で目が覚めました。どう考えても稜線歩きは危険な状況です。あれやこれやと悩んだあげく常念山脈北上は取りやめ、天候の回復を待ち上高地に一旦下山。行き先を練ることにしました。

徳本峠を越えて上高地に入る道はかつてウェストンも歩いたクラシックルート。いずれはこのルートで上高地入りしたいと思っていたのでそれはそれで結果オーライ。到着した上高地でプランを練り直し、最終的に上高地周辺でまだ歩いていない重太郎新道〜前穂〜吊尾根〜奥穂のルートを歩く事に決定。2日目は小梨平でキャンプをする事にしました。


=テンション↑↑!急登の重太郎新道=

3日目。そんな急遽決めた重太郎新道。北アルプスでも屈指の急登として知られています。
「テン泊装備で登りきれるかなぁ」と不安はありましたが、岳沢小屋を過ぎ急登が始まり、両手両足フル稼働しながら三点確保で登っていくうちにテンション↑↑。
元々、三点確保で登るような斜面はあまり好みではなかったのですが、「やばいっ!これは楽しい!!」と意識革命!!
ガスの切れ間から見える穂高の険しい岩稜帯の凄まじい景色に圧倒されながら登ります。

しかしそんな楽しい気分が打ち砕かれる事態が。それは…


=韓国人登山者の滑落事故に遭遇=

急登を黙々と登っていくと、下山してくる登山者の方が、「たった今、この先で滑落事故が起こりました。」と。周囲に一気に緊迫した空気が走ります。
今にも降り出しそうな空模様の中、滑落現場を歩かねばならないという最悪の事態。一歩一歩慎重に進んでいくと人だかりが。

滑落現場です。しかも雨が本降りになる最悪なタイミングでの到着。

滑落したのは韓国人グループの男性1人。岩場の鎖場を下降中、足を踏み外し崖下に40m程滑落したとの事。
幸いにも意識はあり身体もある程度は動かせるらしく命に別状はなさそうとの事で本当に安堵しましたが、現場には誰も近づけない状況です。
第一発見者の方が「救助隊も向かってきてるので、先に行ってて下さい。僕らももう少ししたら行くんで」と仰って下さったので、先に進む事に。ここにいても何も出来ない以上、進むしかありません。

雨が降りしきるなか一歩一歩確保しながら鎖場を登ります。眼下には滑落した男性の姿。その男性の奥様と思われる方の泣き声が響く中登るのは精神的にキツかったです…。しかしとりあえず自分の事だけに集中しなんとか滑落現場を通過。紀美子平に到着しほっと安堵しました。

中アの遭難死に引き続き、またもや韓国人登山者の事故。そのため紀美子平ではおのずと皆さん韓国人登山者の話題に。

滑落したグループの雨具はビニールカッパ。装備不全ではないのか。
登山がさかんなお国柄とはいえ標高2000m未満の低山しかない韓国。日本の山に慣れていないであろう彼らに3000m級の山が連なる北アルプスを歩くスキルがほんとうに身についているのか。
日本の山のルールやマナーを遵守しようという姿勢があまり見られないのではないか。
そんな話題が飛び交いました。

もちろん韓国人登山者というくくりでひとまとめには出来ません。しかしそういった疑念が、今回の山行ですれ違った多くの韓国人登山者の姿を見ているうちに、深く心に刻まれてしまったのも残念ながら事実でした。


=達成感の中、前穂登頂!=

残念な一件で気持ちがざわついていましたが、紀美子平にザックをデポし前穂へ向かいます。

登るにつれ青空が顔を出し、もやついていた気分も晴れていきます。
空身での登りはやはり楽チン。「軽いっていいわー。やっぱ軽量化かぁ?」な〜んて思いましたが、冬山テン泊で20kgオーバーを背負うようになりその流れで夏山装備も昨年より増量した結果、昨年と比べて体力upを実感できたので、「年齢を重ねてからも山歩きを続けるなら、背負えるうちはトレーニングの意味もこめて軽量化には過度にこだわらない方がいいのかもなぁ」とも思いました。

高度上昇とともにテンション↑↑でついに前穂に到着!あいにくのガスで絶景ドーン!とはいきませんでしたが、急登を登りきった達成感で感動してジーンとしていると、、、


=凛々しい山岳警備隊の登場!=

登山道のついていない吊尾根の稜線上からいきなり現れたのでビックリです。涸沢から前穂に直登してきたのでしょうか。これから韓国人滑落者の救助に向かうようです。
山頂にいた第一発見者の男性から現場の様子を聴取し、颯爽と歩いていく姿は文句なくカッコいい!
と同時に本当にありがたい存在だと思いました。
登山をやっている以上、防ぎきれない事故はどうしてもあるとは思いますが、自らのスキルを越えた無謀な行動で救助隊の皆さんの手を煩わせるようなみっともない事だけは絶対するまいと今回思いました。


=絶景の吊尾根=

そんな大感動の前穂山頂をあとにし、いざ吊尾根に向かいます。
「急登は終わったから少し楽になるかなぁ」なんて思ったのですがトンデモナイ。稜線直下の細いトラバース道を三点確保で昇り降り。
しかしガスの切れ間から見える景色は超絶。明神から前穂へ連なる凄まじい稜線美。迫力の北尾根。眼下にミニチュアのように見える上高地、そして涸沢。美しい屏風のように連なる常念山脈。「来てヨカッたよー」と叫びたくなりました。

そんな素晴らしい吊尾根を歩き、いよいよ奥穂に到着。奥穂は2回目の登頂です。
奥穂の山頂はサスガの賑わい。吊尾根から、小屋方面から、ジャンダルムから、狭い山頂に登山者が集結。ワサワサと落ち着かないのでガスで展望もきかないため早々にあとにし穂高岳山荘に到着。

テントを設営するとガスが取れて晴れてきたので涸沢岳をピストン。片道15分の3000m峰ピストンです。涸沢岳の山頂からの大展望を静かに楽しんでいると、北穂方面から複数グループの韓国人登山者が。
時刻は既に18時。この後も続々と韓国人グループが到着し、小屋に19時着というグループも。という事は逆算すると北穂小屋を出たのはおそらく15時16時過ぎです。その時点で小屋入りしてなければいけない時刻です。
この日穂高岳山荘に泊まった韓国人登山者は100名もいたそうです。ほんの一握りの登山者というレベルではもはやありません。いつか重大な事故にならなければいいのですが…。


=アーベン&モルゲン=

涸沢岳のピストンを終え、テン場でビールを飲みながらアーベントロートを待ちます。
そして18:30、いよいよショーの始まりです。

太陽が傾くにつれ周囲がオレンジ色に染まっていきます。
赤く染まる奥穂。笠ヶ岳の奥に沈む夕日。金色に輝く雲海。あちこちであがる歓声。
山に登っていて本当に良かったと思える瞬間です。夕日を見るなら山が一番!異論は認めんっ!!(笑)

いろんな事があった今日一日は、雲海に沈む太陽とともに静かに更けて行きました。

翌朝。昨夕のアーベンの記憶も残る中、今度はモルゲンショーの開幕です。
プルシアンブルーの空に浮かぶ月。そして燃えるような空と雲海の境界。
凛とした空気の中を早出する登山者。しびれます…。
かたや僕は「う〜、寒い。」とテントからカメラだけだして、ものすごい横着な日の出撮影。というか盗撮?「おまわりさん、コイツです!」(笑)

やっぱ山はイイ!この瞬間に包まれていると、日頃積もり積もったものもっぜ〜んぶ溶けていきます。
「たぶん、一生歩き続けるんだろうなぁ。山。」
そんな事を感じた瞬間でした。


=絶景の中を下山=

サイコーのモルゲンを体感しテントを撤収し下山。ザイテンを下ります。
涸沢からは続々と登ってくる登山者。ザイテンでは落石による死亡事故も昨年起こっていますので、加害者にならないよう、被害者にならないよう慎重に下ります。

周囲にはこれぞ北アルプスという絶景。登ってくる人の通過待ちを何度も強いられましたが、人が集まるには理由がある。
「仕方がないよなぁ、この景色じゃ…。」

そしてなんとか無事にザイテンを下山。ここから上高地まではハイキングです。
とはいえ今年はかなりの残雪。針ノ木雪渓、オプタテシケ山と滑落づいているのでココは慎重に歩きます。
残雪を無事に通過し、本谷橋、横尾、徳澤と通過し、一昨日徳本峠から降りてきた白沢出合に到着。
「なんだかへんなループが完成しちゃたなぁ。でもいろんな事があったけど、やっぱ北アルプスはサイコー!」
そんな事を思いながら、今回の山行は無事終了となりました。


=まとめ=

天気に翻弄され、急遽ルート変更し歩く事になった重太郎新道〜前穂〜吊尾根。このルートものすごく気に入りました!ジャングルジムを延々と登るような楽しさという感じでしょうか。両手両足を使って登る斜面なので、当然傾斜は半端ないですが。ぜひどっピーカンな日にリベンジしたいと思います。

しかしそれと同時に、やはり思い出すのは滑落事故のあの現場。無事に救出されてほんと良かったです。
重太郎新道で起きている年数回の滑落事故は、ほとんどが下りで起きているようです。今回の滑落事故も下り。自分への戒めという点においても、今回の件は経験になりました。

そしてやはり韓国人登山者の問題も。

興味深いレポートをネットで見つけました。僕も加入している山岳保険のjROのレポートです。http://www.sangakujro.com/topics/20120621.html

このレポートを読んで、今回すれ違った韓国人登山者の言動が納得できる面がありました。一言でいえば"韓国人気質"でしょうか。しかし日本の山を歩く以上、日本の山のルールを当然守るのはあたりまえな事です。自分たちの勝手な行動が他の人を巻き込む事もあるのですから。
北アルプスの山小屋関係者の方々も、急増する韓国人登山者に対応するため、韓国語のパンフレット作成やハングル講座を受講したりなど努力をされているようです。しかし現実はまだまだ追いついていない印象です。

韓国人登山者の意識改革。受け入れる日本側の体制の整備。今後それらが進んでお互いが気持ちよく山歩きを楽しめる日がくればいいなと今回思いました。

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コメント

ナイスな盗撮♪(笑)
zawadaさん、こんにちは〜(*^_^*)

先週、ドコのヤマ行ったかなぁ〜と思ってましたが、天候などなどいろいろあったようで・・
徳本峠から前穂&奥穂を歩いてきたのですネ

でもやはり、重太郎新道の登りはキツソウだなぁ〜と思いましたが今回のzawadaさん
このキツイ登りを両手両足をフルに使って登る楽しさを覚えてしまったようで
テンション上がっちゃったみたいですネ (笑)
当初の行先とは違うヤマに変更になっちゃったので
ちょっと無駄に大きな荷物で登る事にはなってしまったみたいですが
それでも楽しみながら登って行く事が出来てヨカッタヨカッタ (笑)
キツイなぁ〜と思いながらも、きっとニヤニヤしながら登っていたんじゃないでしょ〜か?
zawadaさん
私、1ヶ月近くヤマに行けなくて少々ひねくれモードではありますが
まぁ〜まぁ〜これぐらいはネ

でも、楽しいばかりじゃない事もあったりで・・
ヤマでは自己責任だとは言われていても
何かあればどんな状況であっても助けてくれる救助隊の方☆
そういう方々がいるからこそ、私たちはヤマを楽しんで行けるんだなぁ
という事を忘れてはいけないですね 私も大きな事は言えませんが・・
先日のケガも自力で歩ける程度のケガで済んだから良かったものの
一歩間違えれば救助要請しないといけない事になっていたかもしれません(>_<)
zawadaさんもおっしゃっていたように、ヤマを続けて行く以上は
気を付けていても防ぎきれない事もあったりするかもしれませんが
自分自身で出来る最低限の事をやった上で、いろんな事に気を付けて行きながら
楽しいヤマ、安全なヤマを続けて行けたら良いなぁと・・
このzawadaさんのレコを読んで思いました

そうそう今回のzawadaさんの前穂&奥穂のヤマ
スッキリ〜とは行かなくても、それがまたイイ〜感じの
迫力ある穂高のヤマって感じで良かったです
アーベンロート&モルゲンロートもとっても綺麗でしたネ あ〜イイなぁ〜
それと!あの盗撮写真☆イイ〜感じでした zawadaさんじゃないけど (笑)

そろそろ私もヤマ楽しめるかなぁ〜
ここ最近の不安定なお天気がちょっと心配だけど・・・

とってもステキなレコ☆ありがとうございました では、また〜♪(*^_^*)
2013/8/7 14:16
ナイス盗撮でしょ?
kchanさん、こんにちは!!

「ちょっとそこで立ち止まって朝焼け眺めてみようか」ってな感じで、盗撮 とは思えないナイスショットでした

重太郎新道、めちゃくちゃ楽しかったです。
僕は今までどちらかというと「遠くへ!遠くへ!」という感覚で、そういったルートを好んで歩いてきたんですが、今回は「上へ!上へ!」という感じで、それがホントに楽しかったです。
それもこれもあのシチュエーションだったからだと思いますが。ガスの切れ間からでもわかる圧倒的な景色。もう一度登りたいです。

>でも、楽しいばかりじゃない事もあったりで・・

そうですね。今回は残念な事も色々とありました。最悪な事態にはならなかったですが。think

登山は今の自分を越えていくという挑戦的な面もありますけど、それはあくまでも目標に対して一歩一歩積み重ねてきた経験に基づいて挑んで成功してこそ素晴らしいのであって、積み重ねがないまま挑むのは単なる無謀だと思うんです。それで成功してもたまたまうまくいっただけというか…。そういった事をやり続けていったら、いつか救助隊の方々に迷惑をかける事態になる。そんな事を今回考えさせられました。

>自分自身で出来る最低限の事をやった上で、いろんな事に気を付けて行きながら楽しいヤマ、安全なヤマを続けて行けたら良いなぁと・・

ほんとkchanさんの仰る通りですね。viva!楽しい山歩き

>そろそろ私もヤマ楽しめるかなぁ〜

待ってました!膝は順調に快復しているようですねhappy01
kchanさんの復活とともに、太平洋高気圧も復活って感じですね。どっピーカンの青空の下のkchanさんと相方さんの山歩き、楽しみにしてます〜
2013/8/7 15:24
やはり岩魚ありのレコでしたね
こんにちは、zawadaさん。

元々上高地とお聞きしてましたが、それに加えて上の
ルート図に嘉門次小屋が入っているのを見て「岩魚あり」
のレコだと確信しました。やはり召し上がってましたねsmile

たびたびzawadaさんのレコで拝見して妄想は膨らみ、
現在「山行中に食べてみたいものランキング」で1位です。
もちろん黄金色の飲み物とセットでお願いしたいところですね
上高地は未踏の地なので訪問するチャンスがあればこの岩魚絶対外せません。

しかし重太郎新道はかなり大変そうですね。槍の穂先を3〜4時間とか?
そうと聞いてしまっては私は一生避けて通ることになりそうですなcoldsweats01

全体的には天気にも恵まれたようで良い山行になりましたねhappy01
2013/8/7 15:29
やば、見抜かれてる…
こんにちは!muscatさんhappy01

そうです。岩魚fishdeliciousありのレコです。それがなにか問題でも?smile
(くっそ〜、muscatさんに見抜かれつつある…bearing

2日目、明神に降りてきた時、
「う〜ん、橋渡っちゃう?ほんとに渡っちゃう?このまま岳沢いくべきじゃないの?」
『ほら、岳沢に行くにしても計画立ててからじゃないとさ』 
「う〜ん。。。」
『嘉門次小屋満席だったら、そのまま岳沢小屋行くからさ』
な〜んて自問自答しながらの岩魚タイムでしたよ。

そっかぁmuscatさん上高地未踏でしたっけ? じゃあ計画段階からしっかりと嘉門次小屋は入れといて下さいね
30分かけて囲炉裏で焼いた岩魚は、頭から尻尾の先までガブリといけちゃいますんで、ぜひ黄金色の液体と一緒に堪能して下さい〜

重太郎新道、キツイですけどものすごい楽しいですヨ!下りは危ないので登りでぜひ頑張ってみて下さい!
2013/8/7 16:39
ズバリ、いずれはいい想い出になるでしょう!!
zawadaさん、こんにちは〜

いつまでもしつこいおっさんで〜す

直前までコースを決めらてなかったので、さてさて何処へ と思っておりましたが、二転三転で大変でしたね。
おまけに滑落現場ですか

重太郎新道、昨秋登って涸沢で1泊しましたよ〜
あ、もちろん、軽装小屋泊りですよ〜

色々あって大変でしたが、きっと時が経てば全ていい想い出ですね

お疲れ様でした〜
2013/8/7 17:06
しつこいの大歓迎です〜
コメントありがとうございます!FRESCHEZZAさん!!

30日は二日酔いのグダグダ頭でFRESCHEZZAさんのレコにコメントした後で、実家に飛びました〜。

滑落事故遭遇とほんと大変だったと言いますか、やはりショックでした。でもこれも経験のひとつですよね。

>時がたてば全ていい想い出…

ありがとうございます!
ズバリ!元気になったでしょうgood
2013/8/7 18:37
ZAWADAさん はじめまして!
8/3に重太郎〜吊尾根〜奥穂〜涸沢〜上高地と周回した者です

紀美子平直下の滑落事故に遭遇されていたんですね
しかも韓国の方だったとは...

僕が通った時は、斜め梯子のところで遭対協の方が注意喚起を行っていました。8/2の事故があっての対策だと思います。

当日も韓国の方大勢いらっしゃいましたが、確かに少しマナーは無いかなと個人的には思いました。

それにしても、テン泊装備で重太郎はキツそうですね〜
2013/8/7 21:17
北ア
zawadaさんこんにちは。

>「たぶん、一生歩き続けるんだろうなぁ。山。」

もう、ホントこれです。これに尽きます。


地元のzawadaさんにそう思わせる北ア、ちょっと見直しました。
人の多さに敬遠してましたが、ちょっと北アも試してみようかしら?と思いました
2013/8/7 21:24
コメントありがとうございます!
mitz1124さん、はじめまして!!

ひぇ〜、 mitz1124さん日帰りで周回しちゃってるんですね。
スゴすぎです 健脚うらやましいです。

3日はそういう状況だったんですね。重太郎新道はコースタイム的には一番早く奥穂から下山できるルートですから、下山で使う人が多いみたいですね。おそらく滑落したグループもそんな考えだったのではないかと思います。

今回はほんと不幸中の幸いだったと思います。あそこで滑落して命に別状がなかったんですから。

韓国人登山者のマナー問題については、とにかく日本の山登りのルールを知ってもらうにつきるのかなぁと思います。
日本の山を気に入って登りたいと思って来てくれている訳なので、そこは必ず通じると思うんですよね。

いつか北アルプスを通じて、交流が深まればいいなぁと思います。
2013/8/7 22:41
人が集まるには理由がある
ebi0813さん、お久しぶりです!!

もし山登りの素晴らしさに気付かず人生を終えてたら、人生の何割か損をしてたんじゃないかと思うくらいです。欲を言えば、あと10年早く気付きたかったです。

北アの人の多さ、僕も正直ウンザリする事はあります。
でもやっぱ北アルプスじゃなきゃ味わえないスペシャルな景色があるんですよね。
僕の場合、基本平日休みなんで、たま〜にそんな景色をひとりじめできちゃったりする事があり、「もう一生平日休みでお願いしますっ!」ってな感じです。

北アの中でもマイナーな山域を狙えば静かな山歩きができると思うので、ぜひebi0813さんも北アへ!!

以上、北アのまわし者でした 
2013/8/7 22:45
お疲れ様です。
こんにちは、zawadaさん。
渋いコースですね。
随分前に、TVの登山番組で、徳本峠ごえやってたのを見ましたが・・・しかし、人が入らなくなると、雰囲気が変わりますね。写真でもなんか鬱蒼としているというか・・季節のせいか?

山岳警備隊の方の献身的な対応は本当に感謝感謝ですね。仕事だから!とは一言で言い切れないプロ意識と、優しさを感じます。我々のようなアマ(甘!?)が、山に入れるのは、山小屋の方々、山岳警備隊の方々などのおかげなんでしょうね。
本当にありがたいことです。

ボチボチ好天が続くかな・・・
あー山に行きたい・・・が、諸事情あり・・・ヤマレコ見て我慢してる最中ですが、そろそろ限界かもしれません(笑)
2013/8/8 0:52
北アの明と暗を一度に体験した感じです
こんばんは! BlueSky_54さん!

結果として、ものすごい変なコース取りになってしまいました。
島々谷はほんと静かでした。当日は島々谷に足を踏み入れたのは僕も含めてたった4人でした。
そして北アの他の森とは明らかに雰囲気違います。なんと言いますか、神隠しとか起きそうな森です。
邪気は感じないんですけど、森に身体が溶かされるような気分になります。間違ってもナイトハイクはしたくないですねぇ。

>山岳警備隊の方々の優しさ…

仰る事すごくわかります。山岳警備隊の方々は僕ら以上に山に魅入られた方々だと思うんですよね。それゆえ単なる仕事の範疇を超え、遭難者を全力で助けようとしてくれるんだと思います。山好きが山好きを助ける感じでしょうか。
だからこそ僕らも警備隊の方々に対して100%の信頼を持つことができるし、安心して山に登れるんだと思います。
僕はほんとアマ中のアマなので、せめて警備隊の方々を失望させるような山の歩き方だけはしたくないなぁという感じです。

北アルプスにもやっと夏が戻ってきた感じですよね。「夏季休暇が1ヶ月くらいあればいいのに」なんて思っちゃいます。
BlueSky_54さんの始動、心待ちにしてますヨ!!
2013/8/8 1:39
重太郎新道バーチャル体験
お疲れ様でした。
本当にzawadaさんのレコって実際に行ったような気分にさせてくれますね。
重太郎新道は昨年雨がこわくて降りるのをあきらめたので、今年は登りでリベンジしようと密かに思ってところなのです。こんな感じなんだーって凄く参考になりました。
私も奥穂小屋に韓国人の団体さんが大勢いてびっくりした記憶があります

今回は天気予報まったくあてになりませんでしたね。
どう行動しようか揺れ動くzawadaさんの気持ちがリアルに伝わってきましたよ。
私達も時同じくして雲ノ平周辺をウロウロしてましたので…でも結果として絶景に出会えてお互い良かったですね
2013/8/9 0:03
ほんと天気に翻弄されました
mattyanさん、こんばんは!

重太郎新道は体力的にはきつくても絶対登りで使うべき道だと思います。特に雨の時は。なのでmattyanさんの判断はさすがだと思います。
重太郎新道ですれ違ったソロの青年に「ずっとこんな感じの下りが続くんですか?」と焦燥しきった顔で聞かれましたので、やはり雨の下りは相当きつそうです。
重太郎新道では今年すでに数件滑落が起きているようですし。

どうも韓国人登山者は槍穂に集中している感じですね。
ヘタしたら日本人より多いんじゃないかというシチュエーションも結構ありましたから。coldsweats01

今回はほんとに天気予報はダメダメでしたね。僕は有料のも含めて複数の山の天気予報をチェックしてるんですけど、特に8/2なんかは晴れ予報だったのに実際は雨でしかたらねぇ。mattyanさんも高天原には行けずだったんですね。あそこらへんは雨の時は黒部川の増水とか怖そうですもんね。

でも天候と相談しつつ臨機応変に行き先を変更しつつ歩けるのは、小屋も多く登山道も各方面についている北アの良いところですよね。
2013/8/9 1:52
重太郎新道、そしてアーベン・モルゲン最高ですねshine
zawadaさん こんばんは〜happy01

いゃ〜さすがのzawadaさん!
この天候不順 の中、現地でのルート変更により重太郎新道とは…
そして、アーベン・モルゲンもゲットでお見事ですhappy02

実は重太郎新道は私も想い出のルートで、
昨年の7/31に上高地からの奥穂日帰りに挑戦し
何とか達成した時の想い出のルートなんです

そんでもって、その大きな達成感で、このヤマレコに登録し、
初投稿 したのがこの上高地〜重太郎新道〜奥穂ピストンレコなんです
(私の第一作目にまだあります…だけど、当時の投稿内容
 今眺めると、非常にショボイ内容で恥ずかしいですネ

ちなみに、その記念すべき日は、
朝から夕方までドピーカン でしたよん
まさに一日中大絶景のオンパレードでしたhappy02


それと、滑落 ・・・私も人の事は言えませんが
去年私がここを登っている時も、登りは私の知る限り僅か数名程度、
それに対して、下る方は韓国の方々で100〜200人規模で
すれ違ったのを思い出しました

私はピストンだったので当然下りも使いましたが、
やはりあのルート・・・特に下りは気を付けなければいけませんね


そして最後に穂高岳山荘テン場での
アーベン&モルゲンshine・・・最高っすね
まさに大絶景!happy02
綺麗なお写真 見入っちゃいましたよ shine
(私ごとですが、8/5〜8/7の間にここをテン泊装備で訪れる予定でしたが、
 大雨で中止しました・・・

綺麗なお写真&想い出のルートをじっくり見させて頂き、
ありがとうございましたhappy01
2013/8/9 2:31
重太郎新道はお気に入りになりました
lifter175さん、こんにちは!!happy01

ほんと天候不順ですよね。ようやく天気も安定してTHE夏山!!っていう感じになってきましたけど、今頃おそーーいgawk
lifterさんの日記拝見しましたよ。槍穂縦走、残念でしたね。weep でも易ルートだったらともかく、北アの最難関ルートとですから中止は大正解だと思います。

lifterさんも1年前に登ってるんですね、重太郎。先ほどレコ拝見しましたけど、いいなぁどっピーカンの重太郎。今回の僕も天気予報ではその予定だったんですが…。
1年前の7/31はほんといい天気でしたよね。僕は1年前の7/31〜8/3は立山〜五色をほっつき歩いてました。最高の天気で雲ひとつなく激猛暑で、道中会う人と「もう少しガスってくれると涼しくていいですよね〜」なんて話すくらいでしたから。そんな贅沢な事言ってそのバチが今回当たったかなぁcrying

昨年も韓国の方、そんなにいたんですね。今年は円安だからかなんて思ってました。どうも槍穂縦走が定番のツアールートみたいですよ。予備日ゼロみたいなんでホント怖いですね。

今回はほんと色々ありましたけど、とりあえず見るべきものは見れた感じでしたので、大大満足です〜
2013/8/9 11:46
ニアミス?!
こんにちは!
次回は、重太郎新道で前穂奥穂高!と、
歩きたくて脳裏で練り練りしていたので、メチャ参考になりました!!
ありがとうございます〜
相変わらずの絶景写真。
最近、トイカメラっぽいショットもありますね〜
とっても、かわいらしくて綺麗!

ところで!
zawadaさんの下山された日、わたくし登っておりまして・・、もしかしてすれ違って挨拶していたかもしれません〜
時間、かぶってる様ですし
最近、お顔をレコで拝見していたので、知っていたら目を皿にビシビシとチェックしたのに〜

今回、私も天候や状況を見て、自分の力で行けるのかどうかの判断など、考えたりしました。
気持ちの置き所で、臨機応変に行く道を選べる。
自由さがある、と嬉しくも思いました。

次回、重太郎新道から行くなら、テント装備は考えよ〜
2013/8/9 15:04
超ニアミスでっせ!
miouさん、こんにちは!!happy01

miouさんとmuniさんのレコにもコメントしましたが、超ニアミスです超!!横尾でがっつり休憩時間かぶってます。
僕は10:30〜10:50まで横尾で休憩してたので、僕が涸沢から横尾におりてきた時にはすでにmiouさんは横尾で休憩中って感じでしょうか。
僕は横尾に着いてトイレによってブーツの泥汚れを洗って横尾山荘でラーメン食ってって感じです。ってか20分でよくこれだけの事してんなぁ。どんだけ早食いなんだっつう感じです…coldsweats01
横尾は人であふれてましたから、miouさんらしき人はさすがにわからなかったです。

トイカメラっぽい写真はジオラマモードで撮影してます。mattyanさんがレコで使ってるのをマネしちゃいました。島々谷の山ノ神の写真とか、涸沢を見下ろした写真とか、自分でもお気に入りです〜。

>気持ちの置き所で、臨機応変に行く道を選べる。自由さがある…

これ、僕も今回感じましたよ。徳本峠でt2mountに「行き先変更〜」ってメールをしたら、『縦横無尽だな』って返信が来て、「あ、そっか。予定通り下山できれば、どこに歩いていってもいいんだ」って思いました。っていきなりジャンダルムに行こうとは思いませんけど…

重太郎新道、緊張する場面にも遭遇してしまいましたが、楽しかったですヨ〜。miouさんも絶対気に入ると思います
2013/8/9 15:39
zawadaさん、はじめまして。
ある特定の何人かのユーザーさんの山行記録のコメント欄で
いつも前後されておりいつかはご挨拶をと思っておりました

一番最初は私がユーザー登録したかしないかごろの
神津島天上山のレコでした。
すっかり行く気になって計画だけは立てたのですが
今も大事にPCにしまわれたままになっています

重太郎新道ですが、2011年の10月上旬に登りで使いました。
やはりその時も韓国の方がたくさんいらっしゃいました。
そして数日前には雨の吊尾根で滑落死亡事故があったそうです。
重太郎新道と紀美子平、今田家のことを想いながらの山行でした。
今度、9月にそのときとほとんど同じルートで行こうと思ってます

レコから刺激を受けさせていただきました
2013/8/9 23:35
コメント頂けて光栄です!!
はじめまして、navecatさん!!
といってもはじめましてという気がしませんねcoldsweats01

僕もnavecatさんにはいつかご挨拶をと思っていたのですが、若輩者の僕がいきなり大ベテランのnavecatさんにいきなりコメントするのも気がひけまして
でもnavecatさんの方からコメント頂けてものすごくうれしいのと同時に、なんだか恐縮です。
でもやっぱうれしいですーsmile

オマケに神津島のレコも参考にして頂けたようで書いた甲斐がありました。miouさんとコメントやりとりさせて頂くようになったのも神津島がキッカケなんですよ。

登山道を切り拓いた先人に想いをはせながら歩くのってとてもいいですよね。多くの関係者の方々の多大かつ継続的な努力の上に僕らの山歩きが成り立っていると思うと、ただただ感謝しかありません。

navecatさんの9月の山行、楽しみにしてます!
2013/8/10 0:11
縦横無尽
t2さんとおんなじ感想ですヨ。
そもそも私は、そういう移動の仕方が好きなんです。
(曇り女としては晴れ間を探して移動するしかないのでw)
なので、今回のzawadaさんの旅程は、私にとってはホントに理想的。
小梨平で虫干しなんて、遊牧民みたいで、すっごく羨ましいです。

>韓国
美徳とされることが違うということは、とても難しい問題なのだと思います。
日本人が韓国に行って、その美徳にあわせることが困難なように。
その多様性が世界を作っているともいえますが、少なくとも山のような極限状況では、自分で自分の身を守るだけの知識は持たないとダメですよね。
私もがんばろっとー
2013/8/10 1:20
なるほど、美徳かぁ
muniさん、こんばんは!
ひとまず初テン泊、おめでとうございました

遊牧民かぁ。今の日本において自らの足のみでノマド的な旅ができるのって山旅くらいかもしれないですね。confident

とはいえ小梨平での虫干しでは、「この服くっさ〜」とか言って消臭スプレーをしたり、「こら蚊、刺しやがったなー」とか言って蚊取り線香ガンガンたいたりしてたんで、ずいぶんと根性なしのノマドでしたが…。

美徳ですか。なんかその言葉でモヤモヤがストンと落ちた気がします。確かに美徳とされる事は、個人、民族、国籍、宗教で全然違いますもんね。それに美徳=生き方という面もありますし。
そうなるとなかなか容易には曲げられないところですね。
ただ山の場合は命と直結しちゃうのが困りもんですよね。

僕も大雪山での自らの滑落と、今回滑落現場に遭遇した事で、「山=事故=死=自分」がイコールで結ばれてる事がようやく実感できるようになりました。なので今はそれはとても大きな収穫だったんだと思ってます。
2013/8/10 1:58
北アルプスのブランド
zawadaさん こんばんは。 まったくもってカメレスメンゴ
遅くなってすんませんです。旬はとっくに過ぎていますが・・・
PC環境が悪く本日やっと復帰
自分のレコもいつになることやら・・・ですが

そんなことより、重太郎新道〜紀美子平〜前穂〜吊尾根と75Lザックを背負って上へ上へと
そりゃ力も入りますね 大変お疲れ様でした。
変なルートじゃなく、その状況に臨機応変対応した
すんばらすぃルートです
これだけ即興に対応できることに驚きです。さすが地元ですかね

今回も詳細克明に記された内容の濃いレコで zawadaさん人気も急上昇だす

そして今回の滑落から受けたショックは貴重な教訓として肝に銘じていかなければなりませんね。
自分の限界を超えた無謀な行動はイコール山岳救助隊のお世話になってしまうこと・・・
自分をしっかり見つめ技量を判定できるスキルを身につけなくてはいけないんだと思います。
自分を知らないから怖いものなしになってしまう。そんなに甘くはないってことを冷静に理解できれば事故も無くなる方向に向かうのかな?と思いますが・・・
安全に、より安全に・・・それが山岳救助のお世話にならないことにつながっていくんだと思います。

これからも素晴らしいアーベン・モルゲンを見続けていくために、お互い精進して頑張って行きましょう

あと、天気予報はあくまでも予報だ!と私の死んだオヤジが言っていました。山を登っているといきなりの雷雨とか  自然なんて最新式の機械でもわからない!要するに「あてにするな」と言っていたオヤジをよく思い出します。確かに予報ですからね

今回も感動のレコありがとうございました。堪能しました。
2013/8/13 22:22
東北遠征でしたか?
beeさん、おはようございます!

山メモアプリのUPで東北に行ってるご様子だったので、「beeさんはまだ東北かなぁ?」なんて思ってました。
この暑さじゃ もおかしくなりますよね。

今回の現地でのルート変更は、日頃の脳内妄想登山が役にたちました!
上高地から1泊2日でいける所として、前穂奥穂、西穂焼岳などなど前持って脳内でプランニングしてたので、viva!妄想〜ってな感じです。

ほんと今回はいい経験になりました。自分のスキルと現地の状況を照らし合わせて「果たして自分に可能なのか?」を冷静に判断する重要性が身に染みました。

bebさんのオヤジさん、サスがです。「仰る通りでございます〜ハハーbearing」ってな感じです。

それにしても、なんか言い回しがbeeさんのオヤジさんって感じでイイですね〜smile
2013/8/14 9:10
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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