雲ノ平へ行きました(^_^)v


- GPS
- 80:00
- 距離
- 44.1km
- 登り
- 3,308m
- 下り
- 3,569m
コースタイム
2日目☆4:30薬師峠キャンプ場-4:55太郎平小屋5:20-7:20薬師沢小屋8:05-10:20アラスカ庭園-11:15祖母岳-11:40雲ノ平山荘12:10-12:25雲ノ平キャンプ場
3日目☆5:00雲ノ平キャンプ場-6:25祖父岳6:40-7:25ワリモ北分岐-7:55ワリモ岳8:05-8:50鷲羽岳9:20-10:10三俣山荘10:30-11:30三俣蓮華岳11:55-13:00双六岳13:10-13:55双六キャンプ場
4日目☆5:45双六キャンプ場-6:50弓折乗越-7:25鏡平山荘7:50-9:45わさび平小屋9:55-10:55新穂高温泉
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り☆午後便、毎日アルペン号にて新穂高温泉→新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆朝露の木道、下りは危険(>_<)!2回転倒・・。 ☆薬師沢からの急登2時間は、ストック無し四つん這いで、ゆ〜っくりがオススメ。 ☆三俣蓮華岳へのさいごの5分はザレ急登。山頂目前でも焦らず。 ☆下山後の新穂高温泉、中崎山荘。11時からとなっているのですが、シーズン中なのか8時より開いているようでした。女子的にはメイク落とし洗顔料、シャンプーとリンス(リンスインシャンプーでない!)、化粧水と乳液も完備で手拭い一本OK!なすんばらしい施設でした。 |
写真
感想
雲ノ平、やっとこさ行きました!
さてさて、折立の登山口もトップシーズンならではの賑わい。
どの方も大きなザックを背負い、この先が如何に深い場所かが伺えます。
愛知大学の悲惨な事故の慰霊塔に手をあわせ出発。
初めの樹林帯と高度稼ぎの坂道を過ぎると、
開けて有峰湖も望める広大な草原。
日差し遮るモノが無いので、暑い暑い(>_<)
昼手前には小屋へ着き、そのままテン場へ。
まだ、テントも少なく茂み横のベストポジションへ設営(喜)
さて、受付&ビールへ出張小屋へ行くと、小屋番の方はハンマーで、前日のビール缶をつぶし作業中です。
受付&ビールは13時半頃からとのこと。
カンつぶし、大変ですね・・と話しつつ、横目に数個の缶詰カンがあったので聞くと、勝手に置いていかれた缶とのこと。
くさい、堅いし、飛び散るし・・とご立腹。
最近の山は変わってきたと・・。
山では何でも旨いのに、どうしても困るゴミが出るような食材。
例えばドリップコーヒーとか。
ま、もちろん持ち帰ればまったく問題無いんだけど・・。
薬師岳ピストンの誘惑に少しかられましたが、今回の行程は長いので、体力温存を考えて、また次回。
「あくまでも目的は雲ノ平よ、私!」と、葛藤したりですが・・(^^;)
午後は、のんびりまったり・・。
ビールと白で早めの食事を済ませ、夕方の散歩へ。
真っ赤な夕日と、満点の星空のデザートを頂き就寝。
2日目も快晴。
暗い中、テントをまとめて出発です。
ところが、木道がマジ滑るっ!(>_<)
2回転倒し、ひざ下裂傷。
近くを歩いていた方が、さっとバンドエイドと膝の痛みに効くペーストを出して下さいました。
おかげで、傷も心もダメージなく、とても助かりました。
お話ししつつ薬師沢までご一緒。
さて、薬師沢からの噂の急登。
相当な覚悟で望みました。
時間がかかっても、鼻呼吸基本にユックリ上るコト…が目標。
ほぼ、手足ヨツバイ。でも、荷物が重いから、逆に良かったです。
途中すれ違いな方が、日本新三大急登に任命しても良いのでは?、と(^^;;
納得です…。
ココを過ぎれば楽園が待っているよ!…とも。
確かに、そのとおり。
左に薬師岳、右に黒部五朗、前は水晶。
木道沿に咲く花々に、広がる草原…。
祖母岳は、道中抜きつ抜かれつした方々を誘い、寄道。
こんな素敵な寄り道ははじめてじゃない?
名峰が360度、どちら向いても在る!
雲の平山荘で、カレーを食べ、お1人一本のダメージも頂き(T_T)
とっときな1本として、テント場へお連れする事に(^^;;
コバイケイソウの当たり年との事。
木道沿に群生し圧巻な美しさの、テント場への道。
豊富な水場から近い、高台の良い場所にテントが張れました。
さあ!とっておきの1本と、パックの焼き鳥。
隣のお父さんな方々とも、盛り上がりました。
そして、昨日同様にホロ酔いで夕方、雲の平山荘まで散歩〜(幸)。
夢のような美しい風景でした。
3日目も快晴(^o^)
昨日の朝露の木道を教訓に、慎重に歩き始めます。
でも、登りなので問題無い感じ。
あっという間に祖父岳山頂は、朝靄の光の中。
感動の風景に、どこを撮影したら良いのか・・。
逆行シルエットで右往左往する男性陣の群れが面白かったです(^^;)
見る先すべてに名峰・・。
そうなりますよね(*^_^*)
ワリモ岳への途中、赤いヘリが近づいて来たので、きっとビールの補給だろう!
なんてお気軽に思ったら、周回し始め捜索している様子です。
間近に寄った機体には「とやま」の文字。
黒部源流へ向かう道でホバリング。
隊員さんが降下し、その後救助されていました。
ホント、早業・・でした。
その後にサプライズ!
鷲羽岳へ登り。
前回行った北穂高で、涸沢まで道中で一緒だった方とバッタリ遭遇!
お互い、お盆は雲ノ平へ行く予定としか話さず、
ただ行程は逆だから、もしかしたらすれ違うかもね〜!
って会話した記憶が。
まさか、本当にすれ違うとは(驚)!
握手で、この後の互いの健闘を誓いました。
鷲羽岳山頂からはもう麻痺し始めた感の、大パノラマ!
角度がまた違うので、写真もまた撮りまくりです・・。
も、オタクと化してます(^^;)
下山は大嫌いなザレ道で、慎重に下りました。
でも、三俣方向から登る方が大変そうかな・・。
三俣蓮華岳への最後の5分はかなり急な感じ。
途中の、40度感覚なザレは避け、ガッツリ足上げな石の方でピークへ。
山頂は広く、穏やかです。
「富山、長野、岐阜〜!」3方向しっかり撮影(^o^)
そして丁度、お昼。
シャリバテもあり、チャッちゃら、ラんラんら〜ん!♪
(ドラえもん風ww)
「ま〜す〜寿司ぃ〜!!」
行きにサービスエリアで購入した小っちゃい鱒寿司を、
とっておきに保持していたのを食します!
3日目で、まさかの生鮨(^^)
常温で3日間、OK(さすがに保冷バックには入れていましたが)。
先人の知恵・・素晴らしいです(^_^)v
天候が崩れそうな予報もあったので、先を急ぎます。
(富山側と松本側で違ったんです・・)
が、他は晴れてるのに、行く先の双六岳方面だけガス(-_-)
到着時にガスが抜けることを祈りつつ歩きましたが、ちょっとムリでした。
でも双六岳でいちばん見たかったのは、広い稜線のポッコリ草と一本道。
調度、光が差し、かえって幻想的な美しさでした!(^o^)
双六小屋では、念願の生ビールとおでん!
食料残りがチキンラーメンのみだったので、予備に小屋でインスタントを購入しようとしたら販売なし。
7時まで営業しているから、食堂で食べましょうってことなのかな・・(^^;)
追加で食する気にもなれず、小瓶のワインのみ購入。
残りのつまみお菓子とコップを持って、ふらふらとまた夕方散歩・・。
池の畔や、樅沢の下の方でゴロン・・。
も、十分に幸せな、ラストナイトでした。
最終日、やはり暗いうちに撤収をしましたが、朝日を見に散歩へ。
行きのバス隣だった、まったく同じ行程のお嬢さんがそうするらしく、真似。
彼女とは、テント場と散歩時間に一緒になる感じ。
足がとっても早いので、道中は一緒にるとはありませんでしたが、
いつも安心感を頂きました。
祖父岳から、鷲場岳まではご一緒してくれ、頼もしかった・・。
鏡池まではシルエットの槍ヶ岳を横に、快適な道。
昔ながらの、ふわふわかき氷が疲れた体に行き渡り、至福。
わさび平の生トマトも、野獣のようにかぶりつきました(^^;)
しかし、何より4日ぶりのお風呂です!
3回、洗いましたよ・・ww
同じ行程のTさんとお疲れ会。
帰りのバス時間が同じだったのですが、よく見たらどうやら別バス。
ちょっと残念でしたが、またいつかどこかの山で会えたらいいな。
たくさんの方との一期一会させて貰った4日間。
まったり、のんびりな山時間の魅力を、改めて感じた山旅。
なんか、出かける前に聞いた曲。
道々、口ずさみ・・ww
コメント
この記録に関連する登山ルート


miouさん、お疲れ様でした。ここ最近、miouさん消息不明だなぁなんて思ってたら、雲ノ平に行ってたんですね。
僕は去年、折立〜黒部五郎経由で同じルートを歩きましたよ。なので写真を見てたら、「やっぱ北アはいい。サイコー。異論は認めん
それにしても、噂には聞いてましたが薬師沢からの登り、相当ハードそうっすね。
実は来週、雲ノ平にt2と出かける予定なんですけど、新穂高からの往復にするか折立から入るか迷ってまして、「鳳凰三山で音をあげた奴には薬師沢からの登りは厳しいかなぁ」な〜んて思ってたので、やっぱ山小屋も多い新穂高からの往復の方が安全かもですね
それにしても救護ヘリをビール運搬ヘリと思うなんて、さすがですよ。でも
とりあえず、天気にも恵まれ怪我も大したことなくすんだようで、ほんと良かったです。おつかれした!!
雲ノ平、2年前にほとんど同じルートを歩きました。
違うのは鷲羽岳を回避して黒部源流を回りました。
本当は薬師沢から大東新道を高天原
台風15号の直撃を喰らい大東新道は断念、激流と化した
雲ノ平への急坂をずぶ濡れで上り、雲ノ平山荘は結局
二連泊、高天原温泉はぬるくて入れないだろうということで
新穂高方面に降りました。雲ノ平山荘ではやることもなかったので
停滞している方たちとずーーーっと飲んでいました
それとは真逆の好天の四日間、羨ましいですね
来年あたり竹村新道を使って雲ノ平、高天原あたりに
いければなと考えています
刺激的なレコ、ありがとうございました
zawadaさん。
なんか、4日間を思い出しては咀嚼し直してました。
他の皆さんの記録や、自分の山行記録も書こうと思ったりしましたが、まだ、1人だけの記憶に遊んでいたく…(^ ^)
zawadaさんのレコで見た景色でした!
なんか、ありがとうございました
しかし、来週は夏休み最後のスタンドバイミーですか!
良いですね〜。こっそりザックに忍んでしまおうかなぁ
薬師峠の登りは、ホントにゆーっくり上がれば問題ないですよ
やはり、縦走でしょ
でも、ホンモノなとっておき
来週のお2人の、メチャたのしそうな山行き、楽しみにしてます
お気をつけて
私も8月初めに同じようなコースを歩いて来ました。
皆さんのレコ読んだり
何百枚と撮った写真整理したり
同じように思い出咀嚼中の毎日です。
miouさんのレコはまったり感もあって心地よく
そうそう、そうだったよね。
と楽しく思い出しながら読ませていただきました。
西穂高レコもとっても良かったです。
これからも楽しい山旅を
navecatさんこんにちは!
竹村新道?と調べてみたら、湯俣温泉の道ですのね〜!
てことは高天原温泉と併せての超秘湯
良いですね!!
今回は天候にも恵まれ、素晴らしい旅でした。
ちょっと、惚けてしまい、復帰しづらいくらい・・
雨の雲ノ平も、しっとりしてステキそうですが、やはり晴れてほしいですものね〜・・。
次回の竹村新道プラン、是非実現して温泉三昧を期待します
こんにちは!
mattyanさんの雲ノ平レコ、拝見しました!
あの辺りってどこに立っても、素晴らしい山々や絶景が溢れるほどあって、私のキャパではいっぱいいっぱい
北アルプスの中心で、なにか叫んじゃう?感じな高揚感ですが・・
逆にでっかすぎて、収まりきらなくて
っていうか、それしか出来ないわ・・自分って思いました。
この先、何年後でも、いつでも行きたい、そんな場所が出来てとても幸せな旅でした。
嬉しいコメを、ありがとうございました!
おいしい景色とおいしそうな食事とお酒のオンパレード
それにしても疲れ知らずの絶景三昧な山行ですね
お疲れ様でした
こんにちは!
こちらへのコメントありがとうございます!
miouさんも無事、縦走を終えたようで何よりです!
鷲羽岳も行かれたんですねぇ。
私は体力的にパスしちゃったので羨ましい!
雲ノ平の夕暮れ、素敵でしたね。
でも、蚊も多かったですが。(笑)
またどこかでお会い出来ることを楽しみしてます!
やはり、景色とお酒と食事は三位一体!
とーぜんです
とはいえ、最近中国茶などにもハマっておりまして、
山頂で美味しいお茶なんかも、この先の秋山では楽しもうと思ってるんです〜
もちろん、お酒は必須ですが・・
鷲羽岳は、行けたら・・な考えでいたので、登れて良かったです!
水晶岳、薬師岳、黒部五郎岳もいつか行けたら良いです
しかし、雲ノ平の蚊・・ほんと、多かった。
水場近くだから?と思ったら、皆さん大変だってんですね〜
ハッカ水を持っていたので、幸い被害なしでしたが
coral reefさんも、ザックの修理が無事に終わり、次の山を楽しんで下さい!
いつもステキなレコをありがとう〜〜
すごく美しい写真たちに心を奪われました。
次回は私もついていって、実物を見たいよ〜
一人でテント背負ってあっちの山こっちの山に行き
いろんなところで新たな友人を作って帰るmiouさん。
やっぱりかっこいいっす
再会もいいお話でした。
ところで、言ってた馬用の湿布薬ってこれかなぁ?
ネオパスタノーゲン
http://review.rakuten.co.jp/item/1/219648_10000197/1.1/
ネオテトラって言われたと思って探したら熱帯魚が引きあたったw
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%88%E3%83%A9
さすがmuniさん〜
たぶん、99%この薬よ
色も同じです!
しかし、教えてくれた方・・ネオしか一緒じゃない・・。
でも、うれしい。
早速、購入してみるよぅ
あ、ネオテトラはかわいい・・
ありがとうございました!
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