槍ヶ岳、奥穂高岳縦走
- GPS
- 55:15
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,826m
- 下り
- 2,824m
コースタイム
10/13 6:00槍ヶ岳山荘→7:06中岳山頂→8:14南岳山頂→8:22南岳山荘→9:34長谷川ピーク→10:54北穂高小屋→11:19北穂高岳山頂→13:02涸沢岳山頂→13:17穂高岳山荘
10/14 6:40穂高岳山荘→7:20奥穂高岳山頂→9:17前穂高岳山頂→11:15岳沢ヒュッテ→13:10河童橋→13:15上高地バスターミナル
天候 | 10/12 晴れのち曇りのち雨のち霙 10/13 晴れ 10/14 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
紅葉、大キレット、テン泊を楽しみたくて3連休を利用して槍、穂高へ行ってきました。初日は上高地バスターミナルから槍ヶ岳山頂を目指しました。槍沢小屋辺りまではまだ紅葉が残っていましたが今年は例年より早く紅葉は進んでいる様です。朝は晴れていたのですが、槍ヶ岳山荘に着くころには雨が降り出し、やがて霙になって風も大変強かったのでテン泊は諦め、山荘に素泊まりしました。数張りテン泊している方も居ましたが私と同じように素泊まりした人達も大勢いました。小屋に荷物を置いて山頂へ登りましたが、あまりの悪天候で他に登っている人も無く山頂は貸切。証拠写真を取って早々に引き揚げました。2日目は前夜に雪となってうっすら数センチ積雪していました。大キレットは諦めた方が良いかもしれなかったのですが、とりあえず南岳小屋までは行けるだろうと槍ヶ岳山荘から出発。天気は良く晴れていて北アルプスの山々の眺望は最高でした。南岳小屋の方から来る人に話を聞いたら小屋の人は大キレットはやめておいた方が良いと話していたそうです。南岳小屋に着いたころには雪も解け始めていて、大キレットに向かっている足跡も沢山あったので大キレットに向かってみました。Hピークと書いてある岩にたどり着き、ここが有名な長谷川ピークの様です。その先の稜線はナイフリッジでこの辺りが一番恐怖感を感じました。A沢コルを抜け何処が飛騨泣きと呼ばれる部分かよく分からなかったのですが、南岳側からだと北穂に向かって登るので、逆に下る方が高度感を感じ怖いのではないかと思いました。北岳小屋は3000m級の頂上付近にあるのに生ビールが飲め、カレーライスも大盛りで大変満足できました。涸沢岳を抜け穂高岳小屋には13時ころに着きましたが、テン場はほとんど一杯でした。風はやや強かったですがチョット狭めの場所に無理やりテントを張り、本日は念願のテント泊となりました。3日目も好天に恵まれました。穂高岳山荘を出発して1時間ほどで奥穂高岳山頂に到着。360度の大展望を満喫できました。ジャンダルムを真近に見て下山は西穂高に挑戦しようと向かってみましたが、稜線のピークの狭い岩場の道が続き、ビビりと二日間の疲れと、テン泊荷物を背負っていたので心が折れて引返し、吊尾根を下りました。前穂高岳からは2峰3峰にクライミングしている人達が2組いて、懸垂下降する所を見学させてもらいました。(都岳連の教室で懸垂下降を練習しましたが、さすがに自分ではその目の前の様な所「2峰、3峰」では絶対できないと思いました。)岳沢ヒュッテは2010年に出来た時に訪れた時より、大分盛っている様子でした。残念ながら生ビールは終了していました。上高地バスターミナルはお昼頃なのに既にアカンダナ駐車場、沢渡駐車場方面は大行列していました。今回の山行きは北アルプス3000m級の山々をテン泊縦走出来て「山屋」に慣れた様な気がしました。槍、穂高はまだまだ色々なルートがあるのでまたいつかチャレンジしたいです。
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