槍ヶ岳〜大キレット〜北穂高岳(上高地から周回。槍沢を登り、屏風のコル経由で下る。槍ヶ岳山荘と北穂高小屋泊)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 2,487m
- 下り
- 2,485m
コースタイム
04:50 さわんど駐車場(2台目に乗車)
05:30 上高地バスターミナル
07:50 横尾(20分休憩)
09:30 槍平ロッジ(40分休憩)
09:05 岳沢小屋(30分昼食)
11:10 大曲(水俣乗越・東鎌尾根方向との分岐点)
12:00 天狗原分岐点
13:40 殺生ヒュッテ(20分休憩)
14:35 槍ヶ岳山荘(着)
15:10 槍ヶ岳山荘(発)
15:40 槍ヶ岳(10分休憩)
16:10 槍ヶ岳山荘(着)
【14日】
07:00 槍ヶ岳山荘
07:15 飛騨乗越(槍平・親穂高との分岐点)
07:30 大食岳
08:10 中岳
09:05 天狗原分岐点(5分休憩)
09:35 南岳
09:45 南岳小屋(25分昼食)
11:25 長谷川ピーク
12:00 A沢コル
13:20 北穂高小屋
【15日】
06:15 北穂高小屋
06:25 奥穂高への縦走路との分岐点
08:15 涸沢小屋(10分休憩)
08:30 涸沢ヒュッテ(35分休憩)
10:00 屏風のコル
12:00 新村橋
12:15 徳沢
13:40 河童橋(30分休憩)
以下、記録無し
天候 | 【13日】晴 朝は0〜4℃ それ以降は10℃前後 殆ど風は無し 【14日】晴 4℃〜12℃ 殆ど風は無し 風の当たらない日向は暑い 【15日】曇のち雨 6℃〜12℃ 風は3〜4m/s 10時から雨が降り始め時間雨量1〜2mm程度 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道41号から国道158号を走り東へ。平湯トンネルと抜けると安房峠道路の平湯IC や平湯温泉街に着きます。 平湯温泉街を抜ける国道158号から有料の安房峠道路を越えると市営さわんど駐車場が 有りますので看板を頼りに探してください。 地図を見ると判りますが何箇所も駐車場があります。 さわんどには12日の夜10時位に着きましたが空いている駐車場が多かったと思います。 始発のバスに確実に乗りたい方は、さわんどバスターミナルで乗車してください。 コンビには高山IC付近にあるのが最後です。 平湯温泉街周辺には有りませんので注意して下さい。 アルピコ交通│さわんど駐車場〜上高地シャトルバス http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/shinshimashima 10月13日(日)あかんだな駐車場の始発便は4:40 10月15日(火)上高地の最終便は17:00 沢渡・平湯乗換えマップ| 上高地公式ウェブサイト http://www.kamikochi.or.jp/access/transfer/ 駐車場は約850台 500円/日(24時間出入可、車庫前の駐車料金は先払い) NEXCO 中日本 安房峠道路におけるETC割引 http://www.c-nexco.co.jp/navi/etc_guide/pdf/etc_abotoge.pdf 平日日中は3割引で550円 それ以外は5割引で400円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況/危険箇所等】 上高地バスターミナルに登山ポストの有。下山届は見当たらなかった。 奥穂高岳で驚きの熊との遭遇 [山行記録] - ヤマレコ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-224066.html 穂高周辺では熊が度々、目撃されています。 くわしくは検索してください。 山岳へルメット着用奨励山域の指定について 長野県山岳遭難防止対策協会 http://www.togakuren.com/%E3%81%B8%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E7%9D%80%E7%94%A8%E5%A5%A8%E5%8A%B1%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf 今回登山したルートの大半はヘルメット着用奨励山域です。 落石の恐れがある場所が多いため音にも気を配ってください。 また自分が石を落とさない事も心がけてください。 ハシゴや鎖場、急な斜面では登山者同士が間隔を開け、貰い事故を起こさない様にしましょう。 お互い辛い思いをしますから。 あと大きな浮石も有るので注意して下さい。 調子に乗っているとヒヤッとする目に私は遭いました。 上高地から槍ヶ岳山荘までの道は問題なし。 整備されているので、登山道の通り進んでください。 ただし大曲の下で登山道が崩れ補修を行っています。 仮設の登山道は沢を渡りますので降雨には注意して下さい。 槍ヶ岳山荘から槍ヶ岳山頂まではハシゴ、鎖場あり。 滑落もありえますが基本の三点支持を確実にやれば問題ありません。 岩場に不慣れな方は行かないで下さい。 槍ヶ岳山荘から南岳小屋までの道は問題なし。 ただしガレ場が多い。 大キレットは滑落の危険大。三点支持の技術が必須。 長谷川ピークより北側は、ハシゴに鎖場があるもののそれほど難しく有りません。 長谷川ピーク付近は、ナイフリッジになっている岩の上を歩かなければなりません。 鎖を掴んでいても怖い場所が多いです。 (私が実際に鎖を握ったのは、槍ヶ岳山頂直下の下りでホールドが見つかった1箇所だけ。 でも、こんなのは只の自己満足です。失敗して事故になったら最悪。) A沢コルから北穂高山荘の間は、かなり急です。 ゆっくり確実に進んでください。 北穂高から涸沢カールへの下りも中々急です。 鎖場、ハシゴもあります。 パノラマコースは涸沢ヒュッテから屏風のコルの間は道は細く固定ロープが設置されている場所が多数あります。 また細かいアップダウンが続きますので地図で見たより疲れます。 屏風のコルから下部も急な道が続きます。 砂、ガレ場、大きな岩場の上を歩き続けるので、これも予想以上に疲れます。 滑って石に体をぶつけたら痛いだけでは済みませんので注意して下さい。 【夏場の公衆トイレ設置箇所】 上高地ビジターセンター内、小梨平キャンプ場、 徳沢キャンプ場、横尾キャンプ場、ババ平キャンプ場 【山荘利用メモ】 槍沢ロッヂ TEL 090-3135-0003 公式サイト http://www.yarigatake.co.jp/yarisawa/ 収容人員150人 5人以下は予約不要 10時から14時30分まで食事が出来ます。 無料の水場は玄関の向かいに有ります。 槍ヶ岳山荘 TEL 090-2641-1911 公式サイト http://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/ 収容人員650人 5人以下は予約不要 寝具は敷布団と掛け布団、枕のみで毛布無し。防寒着を着て寝てください。 一泊二食9,000円 消灯は20時30分。 夕食は複数回に分けられますので指定の時間に食堂へ。 朝食は5時から先着順。 売店は日中開いている様です。 水1L当たり200円。水場は入口脇。宿泊者は無料。テント泊は有料。 屋外各階トイレ有。1Fトイレは男女別(他は調べていません) トイレットペーパー設置。使用した紙は専用ゴミ箱へ。 靴は各寝室入口横の下駄箱へ。玄関に外用スリッパ有。上履き用スリッパ無。 乾燥室あり。 南岳小屋 TEL 090-4524-9448 今年の営業は10月14日の泊りまで 公式サイト http://www.yarigatake.co.jp/minamidake/ 収容人員80人 少人数でも予約推奨 10時30分から14時まで食事が出来ます。 水場は売店横。1L当たり200円 北穂高山荘 TEL 090-2641-1911 公式サイト http://homepage3.nifty.com/kitaho/ 事前の予約推奨(5人以上の場合は特に) 一泊二食9,000円 夕食は17時。朝食は5時。 11時から13時まで食事が出来ます。 水1L当たり200円。水は売店か受付で容器を渡す。宿泊者は無料。 屋外トイレ有。男女共同。トイレットペーパー設置。使用した紙は専用ゴミ箱へ。 靴は受付横の下駄箱へ。玄関に外用スリッパ有。上履き用スリッパ無。 涸沢ヒュッテ TEL 090-2641-1911 公式サイト http://www.karasawa-hyutte.com/ 収容人員180人 売店は日中開いている様なので何時でも食事が取れます。 水は無料。売店裏に水場あり。 トイレ有り。男女共同。トイレットペーパー設置。使用した紙は専用ゴミ箱へ。 |
写真
感想
また北アルプスに来てしまいました。しかも初めての連泊。
事前の天気予報とおり土曜の天気の崩れと台風接近の間を縫っての
登山となりました。予想が当たってくれて良かったです。
土曜の雪で、私の予想より気温が低く体温調整が難しかったです。
槍ヶ岳山荘は断熱が、あまり無い様で屋内でも寒かった。
何度か体調を崩しかけたものの、風邪薬、インナーシーツと防寒着で
何とか耐え切りました。
次に槍ヶ岳に行く時は評判の良いヒュッテ大槍(要予約)に宿泊したいと思います。
今回の登山計画を考えたときに、本当は逆順(上高地→北穂高→槍ヶ岳)を考えて
いましたが三連休で、どの山小屋も混むだろう。
それに大キレットで渋滞に合いたくない。
なら連休中は槍ヶ岳の大きな小屋に泊まる方が、まだマシだろう。
槍が混んでいたら14日の平日に登れば良いだけ。
ということで、この順番に変更しましたが正解だったようです。
13日の宿泊は涸沢ヒュッテも北穂高山荘も1枚の布団に複数で寝なければ
ならない状態だったそうです。
今回の目標は槍ヶ岳と大キレットを通る事が達成で着てよかったです。
大キレットを通るのが無理だと思ったら南岳小屋→槍平→新穂高という
エスケープルートも考えていましたが使わずに済みました。
研磨屋と野あそび。:シンプルと小細工。
http://rikuren.naturum.ne.jp/e1458664.html
アルコールバーナーの風防は、こちらを参考にさせて頂きました。
ウコンの力で作ったオーソドックスなサイドバーナー式アルコールストーブは頑丈。
燃料アルコールは健栄製薬の100ml消毒用エタノール容器に入れています。
この容器が偶然、ウコンの力で作ったサイドバーナーがスッポリ被せれるのに気づいた。
ライターや蝋燭、自作の風防も全部モンベルのチタンクッカー#1に、
ちょうど入るし3シーズンの非常用熱源として良い組み合わせが出来た気がする。
【メモ】
持って行った水分 2.0L
途中で補給した水 横尾まで0.8L(缶ジュース) 槍沢ロッジ0.5L 槍ヶ岳山荘2.0L 北穂高山荘2.5L 涸沢ヒュッテ0.5L
出発時のバックパック総重量は7kg弱(各所で買い食いするので荷物は軽い)
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