八ヶ岳 北から南へハッピー縦走(テント3泊4日)


- GPS
- 80:00
- 距離
- 53.4km
- 登り
- 4,260m
- 下り
- 4,788m
コースタイム
6月13日(金) 12時間20分
4:30 起床
5:00 移動開始
8:40 東白樺湖
10:25 七合目登山口〜10:32
12:14 将軍平〜12:20
13:07 蓼科山〜13:22
13:55 将軍平〜カッパ装備〜14:06
15:40 大河原ヒュッテ〜16:05
16:38 双子山
17:05 双子池ヒュッテ
17:20 テン場着 水場片道10分
6月14日(土) 10時間45分
4:00 起床
5:29 登山開始
6:00 亀甲池
7:52 北横岳〜7:58
8:18 北横岳ヒュッテ〜8:22
9:05 北八ロープウェイ山頂駅
9:18 縞枯山荘〜9:35
10:17 縞枯山〜10:28
11:10 茶臼山〜昼食〜11:29
12:23 麦草峠〜12:33
13:36 丸山〜昼寝〜13:53
14:07 高見石小屋
15:45 中山
16:15 黒百合ヒュッテ〜テン場
6月15日(日) 10時間30分
3:22 起床
4:45 登山開始
5:53 東天狗岳〜5:58
6:10 西天狗岳〜6:13
6:25 東天狗岳〜6:39
7:06 根石岳
7:18 箕冠山〜7:27
7:55 山びこ荘〜8:00
9:15 硫黄岳〜9:28
9:48 硫黄岳山荘〜10:02
11:05 横岳〜11:25
12:21 赤岳天望荘〜昼食〜12:43
13:25 赤岳〜13:39
15:14 キレット小屋 水場片道5分
6月16日(月) 6時間
5:00 起床
6:41 登山開始
7:59 旭岳〜8:03
8:40 権現岳〜8:43
8:50 権現小屋〜8:55
9:05 ギボシ〜9:12
10:00 青年小屋〜10:08
10:37 網笠山〜10:51
12:42 観音平
ゴール時ザック重量15kg
天候 | 6月13日(金) 概ね曇り、13:30頃から小一時間雨に降られる。後に快晴。 6月14日(土) 概ね曇り、標高が高い所はガスに捕まっている感じ。 6月15日(日) 文句なしのピーカン!縦走のクライマックスでこの天気、あぁありがたや… 6月16日(月) 晴れ時々曇り。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
16:53 自宅発 - 21:29 観音平 221km 到着時は1台も停まっていませんでしたが、下山時は路肩もたくさん。 仮設トイレ設置されています。 徒歩 観音平 - 小淵沢駅 約2時間 JR 小淵沢駅 - 茅野駅 6:46発 410円 アルピコバス 茅野駅 - 東白樺湖 7:45発 1000円 徒歩 東白樺湖 - 蓼科牧場 約1時間半 蓼科牧場ロープウェイ 片道530円 ↓↓以下ルート図では「東白樺湖スタート、小淵沢駅ゴール」になっていますが、 本来の順番とは異なります。 頭部分をお尻にくっつけてあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・観音平〜小淵沢駅 ほぼ全面アスファルトの下り坂、膝にくる… 東白樺湖〜蓼科牧場 全面アスファルトの登り坂、心身にくる… タクシーを使ったほうが良いと思われます。 ・亀甲池〜北横岳、中山峠〜天狗岳、高見石小屋〜中山、 まだまだ残雪ありました。早朝はガチゴチで危険度が高かったです。 雪具不使用。 ・赤岳〜キレット小屋の下りが一番足に厳しいものを感じました。ここは登りたい… テン場情報 ・双子池ヒュッテ 500円 受付と水場が近く、テント指定地が随分と離れています。 補給してから指定地に向かった方が無難です。 トイレは指定地にあります、が…… ・黒百合ヒュッテ 1000円 宿泊者、テン泊者は無料で水をいただけます。受付前のボトルから。 トイレも無料で使用可。水洗でめちゃ綺麗。 ・キレット小屋 現時点で小屋営業をしていなかったので無断使用 水場は随分と下りますが、使えます。 底の浅い沢水なので、ペットボトルや1L容器満タンに入れるのは至難の技。 コップなどですくって入れたほうがくみやすいです。 トイレもあります。チップ制。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
深田百名山「八ヶ岳」。
最高峰の赤岳を登り「わ〜い♪八ヶ岳に登ったよ♪」と喜ぶのはあまりにも寂しいと思い、
ではどうすればいいのか思考を続けながら早3年。
結局このエリアは遠いこともあり、蓼科に1回と(なぜか)にゅうに1回しか訪れた事がありませんでした。
コレとコレを登れば!という答えを出せる訳もなく月日だけが流れ、
降って湧いた縦走の機会。
全山は無理にしても、北の蓼科山から南の編笠山まで通して歩いてみよう!という、
言わば文句なく「わ〜い♪八ヶ岳に登ったよ♪」状態を作り出せる事になりました。
なかなか出来ない事なので、可能な限り小屋に頼らずの挑戦にしてみました。
テント泊準備と全日程朝昼晩すべての食料を持ち、重量17kgを背負い登山開始です。
下山後に公共交通機関で移動するのがとても嫌だったため、下山ポイントに車を置き、
最初に電車で移動することにしました。
観音平に停めるか、道の駅に停めるか、だいぶ迷いました。
1、観音平に停めるメリット、デメリット
れっきとした登山者用の駐車場である事、何日停めても問題ないでしょう。
しかし小淵沢駅まで2時間かかるため、始発の6:46に乗るには4:30頃から歩かなくてはなりません。
下山してきたらすぐに車に乗れることが最大の好ポイント。
2、道の駅に停めるメリット、デメリット
そもそも迷惑でしょう。きっと禁止されています。が、可能?
小淵沢駅まで30未満で行けるため、6:00に出れば余裕で間に合います。
下山時に観音平から1時間以上歩かなければなりません。
結局嫌なことは先に終わらせようという考え+安心を選択。観音平から早朝の2時間ウォーク。
しかもちょっと寝坊してしまい、かなりの早歩きで4分前に駅到着というギリギリっぷり。
電車とバスを乗り継ぎ、白樺湖からまた1時間以上の上り坂を経て、ようやく蓼科山の麓に到着。
本来ここから歩くつもりでいたのですが、この時点でバテバテになってしまったためロープウェイを利用。
「軟弱者!」とあまり責めないでくださいねw
6月13日 縦走初日
いよいよ登山開始。
すぐに七合目登山口に着き、荒れた急登をせっせこせっせこ進みますが、
いかんせんもう足も肩もヘロヘロ。こまめな休憩をしながらです。
将軍平に到着し、念のためザックカバーをつけ重荷をデポ。
カッパと水だけ持って山頂まで。軽い体なっても体力はなく超スローペースでしたw
広い山頂は、前回来た時と同じようにガスに包まれていました。
晴れ間を待つ振りをしながら体を休め、時折覗くシャッターチャンスを狙って撮影。
将軍平に戻る途中に雨が降り始めました。
すかさずカッパを着込みますが、デポ品はカバーをしてきたので慌てずに回収。
この頃から、おそらく朝の舗装歩きでやられた両モモの裏あたりがビリビリと痛み始めました。
ちょっと歩いては痛いので立ち止まり、またちょっと歩いては立ち止まり。
「全行程やり遂げることは出来るんだろうか??」と諦めムードが濃厚に立ち込めました。
大河原までの下りをかなりのスローペースで進み、なんとか足も回復。
ここは登山口なので、これから帰る人たちも複数います。
「どこか駅まで乗せていただけないでしょうか?」と、もう言う寸前でした。
しかし、まだ張れる意地を見せ双子山へ向かいました。
本当にダメな時はそうと判断します。まだその時ではありません!
ようやく気持ちの良い青空をみながら双子山を越え、幕営予定地である双子池ヒュッテに到着。
さっさとテントを組み立て、水だけ確保後ゴロリと横になる!誰にも文句は言わせない!
きっと1時間半程そうしていたでしょうか?
なんとかまだ残った気力で夕飯を作り、きちんと寝袋に入って寝ました。
6月14日 縦走2日目
寝たのも早いもので、当然朝もアラームより早く目が覚めました。
体は動く?なんとか大丈夫そうです。
朝御飯を食べ、荷物を整理し亀甲池に向かって歩き始めます。
昨日はなかった残雪エリアがあちこちに見受けられます。
そして昨日よりももっともっと濃い緑の中を歩いている気がしました。
池から北横岳までの登りが、この日の行程をもっとも大きく左右する箇所になりました。
コースタイムでは80分のところ、まったく進めずに120分程もかかってしまう事態に。
疲れと荷物に加え、後半の残雪がネックでした。
北横岳、ヒュッテ、ロープウェイ駅、縞枯山荘、縞枯山、茶臼山と通過し、
麦草峠にようやく到着。
動かない両足と悲鳴をあげる両肩。
そして途中の登山者に言われた事「麦草の駐車場が満杯も満杯、ずーっと路肩下まで車だったよ」。
この日は土曜日、黒百合ヒュッテまでたどり着いたところで、テン場が埋まっていたりしたらどうなるの?
頭の中がそれだけでいっぱいになってしまいます。
手前の高見石小屋でやめとく…?
麦草峠にて「どこか駅まで乗せていただけないでしょうか?」をやってしまう?
しかし時間的にはなんとかなる、満杯だったら最悪、指定地外にでもテント張ってしまえばいい!
なんなら小屋の素泊まりでもいいか!という考えに至り、丸山への登りを始めました。
高見石小屋を覗いた限り、この時間でテントは1張り。
「大丈夫かな?」という希望の光が見えました♪
中山を下ってくる方たちに確認するも「たくさんあったけど満杯は絶対にならないと思います」との事♪
それだけで足も肩も回復するもんなんですね〜、随分余裕を持って歩くことが出来ました。
中山の展望台から、ようやく見ることが出来た蓼科山に感激しラストスパート。
到着したテン場を見て、まるっきりの杞憂だったということがわかりほっと一息(*^_^*)
小屋の方に確認したところ「どんなに満杯でもなんとか場所を作ります!」と力強いお言葉。
そんな一言で登山者たちは安心して山を歩くことが出来ます、ありがとうございます!
水もトイレも自由に使える黒百合ヒュッテでは、お隣のテントの方々と楽しい楽しい山談義。
過ぎる時間を忘れ、素敵なひとときを過ごすことが出来ました。
しかしこの日の夜は寒い!!
前日はTシャツ+ロンT+アウターだけでまったく問題なく眠れたのですが、
この日は靴下を重ね履き、フリースとネックウォーマーを着用。
お湯を沸かしペットボトルに入れて即席湯たんぽまで使用しました。
それもそのはず、朝起きたらフライシートがガチガチに凍っていました。
6月15日 縦走3日目
隣のテントが朝早くに出発するとのことなので、自分もあわせて早めに行動開始。
今日は名峰がいくつも連なる、縦走でのクライマックスを迎えます!
中山峠を過ぎると、今までの雰囲気とはガラリとかわった印象を受けます。
森や苔といった緑ベースから、岩系の褐色ベースに。
ゴツゴツとした足場をいくつもいくつも乗り越え、まずは東天狗岳へ登頂。
そこからすぐ西側にある西天狗岳へは、見たままの印象通りサクッと辿り着くことでしょう。
また東に戻り、ひと休憩ののちに根石岳、箕冠岳、いよいよ夏沢峠と歩みを進めます。
眼前に堂々と立ちはだかる爆裂火口、硫黄岳!この急な斜面を登っていくのか!?
山びこ荘のオヤジさん曰く「うまく作られた登山道だから、案外簡単に登れるよ♪」
確かにジグザグに切られた道のりは、遠目から見たそれとは違い、思ったよりは歩きやすいです。
しかし長く辛いことには変わりありませんが…(^_^;)
コースタイムを大幅に越えて硫黄岳に到着。
ザックを降ろしての大休憩。
赤中阿弥陀のスペシャルトリオを眺めながらのひと時はカクベツ!
硫黄岳山荘でペットボトルに水を充填し、横岳へ取り掛かります。
ここもかなりの岩場コースで、鎖のオンパレード。
ハイシーズンの渋滞は予測が出来ない為、余裕を持った行動をお勧めします。
横岳から赤岳天望荘までの区間も、今までと同じ、或いはそれ以上の岩場鎖場が続きます。
天望荘に辿り着いた時はもうヘロヘロ。ベンチを借りてしっかりと昼食休憩。
這いつくばって登るような急斜面を短時間で登り上げるこのコース、
よくもまあ整備してくれたもんです!先人たちに感謝。
そして頂上山荘もこんなところに…と感心するほどの立地。いつか泊まってみたい♪
八ヶ岳の最高峰に登頂。
縦走3日目にしてとうとう素晴らしい展望です!
天狗岳に登った時からずっと続いてくれているのですが、
北は白馬岳〜剱、槍穂、乗鞍御岳、中央、南アルプス〜富士山まで、
もちろん東側の展望、金峰山や両神山までぐるり360度の大パノラマ!
メインの日に、この天候を与えてくれてありがとう!!
この時間に赤岳にいるという事は、今のところ青年小屋を目指すことが出来るのです。
しかしこの先に待ち構えるキレットにて、その夢ももろく敗れ去ることに。
北側に下る9割の登山者が、行者小屋や中岳方面へ分岐していきます。
誰もいないキレット方面へ向かう孤独感。道があっているのか分かりにくい不安感。
足を踏み外したら即終了を予感させる、急激でざらついた足場を下りに下ります。
この時、遥か遠くに一人の登山者の姿を発見!
距離は30分以上離れていますが、孤独感が一気に減少しました。
予定を遥かに上回る時間と、足へのダメージ。
青年小屋へ届くかどうかがとても微妙になってきます。
届かない場合はすぐそこのキレット小屋へ向かうことになるのですが、
いかんせん「水場があるかどうか怪しい」という情報を掴んでいます。
もしもなかったらどうしよう。
それでも慌てて下るわけにはいかず、大幅タイムオーバーでようやくキレットを終了。
キレット小屋へ向かいます。
水場は…ある!!少ない水量ですが、時間をかければ摂取出来るので安心な水場と言えるでしょう。
小屋自体はまだ営業期間ではないので、テン場を勝手に利用させていただきました。
絶景の目の前で、完全貸切、そして時間的に余裕があるのでしっかりと乾かしたり整理したり。
テントでこんなにぐっすり寝たのは初めて!というほど快眠出来ました。
6月16日 縦走最終日
この日も快晴です!
入念な整理と準備をし、最終日のスタート。
いきなり旭岳への急登でバテバテ、昨日あのまま進んでいたらどうなっていたことやら。
良い判断が出来たということでしょう。
いくつかの小ピークを過ぎ、巻く気になれば巻ける旭岳ピークをしっかりと踏み、
とうとう出現したロングはしごにご対面!
完全に息を整え、グローブを装備し、登る!!
30段で力尽き、ハシゴ半ばで休憩です(^_^;)
これ、渋滞するときはどんだけ繋がるんだろうか…!?
登りきるとすぐに権現岳。
小屋との分岐にザックを降ろし、数分で往復。
権現小屋でオヤジさんと会話し、お隣のギボシへ登頂。
その直後にある少々の鎖場を越えると、あと残りは全て危険度の低いエリアとなります。
標高をドンドンと下げ、ついに最後の小屋、青年小屋へ。
そしてその目の前にそびえる編笠山。
見たままの通り、特に傾斜もきつくなく、最後の登りは気持ちの良いモノでした♪
ご夫婦に祝福していただき、バンザイ!!!の撮影をお願いしました。
コースタイムにして2時間20分、実際の記録は約2時間弱。
なんの問題もない快適下山道を歩き、観音平に駐車した自分の車が視界に入りました。
無事に怪我もなく、北から南に歩ききれた達成感。
この次に八ヶ岳に来る時は、今回歩けなかったエリアを純粋に楽しみに訪れたいです♪
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山行記録はここまでなのですが、個人的に思い出の整理を以下に羅列しておきます。
今回の山行計画時のコース予定は、実際に歩いた行程とは大分違うカタチでした。
その時の疲れ具合や時間の押し具合巻き具合で、都度コース修正を繰り返し。
道を間違えて、それに気がついて間違いポイントに引き返した場合、それは「ロスタイム」です。
例えば山頂などで、別の登山者と山談義に花が咲く。
本当はもう出発しなくてはいけないのに、楽しくて続けてしまう。
そんなことよくありますよね?
この縦走をするにあたって、決めた事。
「4日間、出来る限り多くの登山者とふれあう。」
本来進むべき時間を、そこで立ち止まるという事は、
当然行けるべき箇所へ行けなくなることも生じるでしょう。
「テン場へ辿り着けなくなる」という事態だけは絶対に避けますが、
それ以外の「行けなくなってしまった箇所」は固執せずに、またの機会を待てばいいんです。
立ち止まる事を「ロスタイム」と呼ぶには、相手にあまりにも失礼。
しかしながら消費する時間は確実に発生。
その時間を「ハッピータイム」と名付けることにしました。
上の写真の数字と連動で、多くの人にありがとうを伝えます。
ハッピー 1
蓼科の山頂で、一緒に晴れ間を待ちましたね♪
この時は本当に疲れていて、縦走をやめようかずっと迷っていました。
その気持ちをワイワイと盛り立ててくれたおかげで、先に進むことが出来ました。
ありがとう!
ハッピー 2
将軍平へ下山時、雨の降り出した頃に追い抜いた5人組の方達。群馬は太田市からのお仲間だそう。
モモの裏側が痛くて痛くて歩き続けることが困難に感じていた時に、前を歩いてくれましたね。
先に行ってくださいと、道を譲っていただいたけれど、理由を言って最後尾をずっと歩きました。
大河原峠についた頃、スローペースが良かったらしく足も回復♪
リーダーの男性はたくさんの山の事を教えてくれました。
女性の方たちには飴玉、おせんべい、冷えたあんずを頂きました。美味しかったです。
ここでもうやめようと思っていた気持ちを切り替え、頑張って双子山へ向かう事が出来ました!
ありがとう!
ハッピー 3
福井県から遠征中のI夫妻。
思えば七合目登山口で挨拶を交わしましたね。
将軍平への途中で休憩していたら追い抜いていき、蓼科の山頂直下でもすれ違いました。
ここまでは普通の流れですが、この後なぜか双子山の山頂直下でも再会。
これだけ遭遇しては何かの縁だと思い、腰を据えてお話を。
前日までの瑞牆山や入笠山、そして明日はどうしようか等など。楽しかったです♪
更に翌日、北横岳で待ち構えてくれた時はびっくり&感激でした!
ありがとう!
ハッピー 写真なし
中岳への登り、黒百合ヒュッテ方面から下山してきた松本市からの3人組。
どの登山口から登ってきたのかの話で、出身地を語られてもww大いに笑いましたねww
通過時現在のテント場の様子を教えていただき、
別れ際に三人揃って「空いてることを祈ってます!!」と言ってくれて嬉しかったです!
ありがとう!
ハッピー 4
写真右、A君
茶臼山直下辺りで、後ろからさっそうと飛ばしてきて捕まる。
黒百合ヒュッテの混み具合が心配なんだと相談すると「先に行って場所を取っておくよ!」と!
今まで足も肩もダメで、折れまくっていた心が、その一言でどれだけ立ち直れたか!!
実際に取っておくとかはどうでもよく、その気持ちが本当に嬉しかったです。
もちろんテン場に到着してからもずっと山トークを楽しめました。
帰ってきてから三瓶山の記事を読み返しました。なんか一気に身近な山に感じるようになったよ!
あ、そうそう。読んでわかるだろうけど、ガンバコースはダメダメでした(^_^;)
ありがとう!
写真左、Tさん
黒百合テン場に到着した時に、A君とお話していたので、流れで混ぜてもらい仲良くなりました。
山へのスタンス、色々な意見があるんだなと楽しく話せましたね。
なぜか年の差を感じない親近感を抱いてしまい、失礼な発言をしてしまっていたらすみませんでした♪
翌朝の意欲、なんだかとっても嬉しくなり、根石から帰ってくる間に絶対西天狗を往復してやる!と無事成功。
山頂でまた会えて嬉しかったです。
ありがとう!
ハッピー 5
横岳直下の不安定コースを、単独だと怖いのでご一緒させていただいた3人組(お父さん撮影者)。
そのコースを安心して歩けた事も大きいですが、結局つかず離れずに赤岳まで一緒だったので心強かったですよ♪
なにしろ天望荘にて、隣で昼食休憩を取ることが出来てとても楽しかったです。
とつぜんカリカリに焼かれたパンを頂き、んもう、あの香ばしさは忘れられません♪
縦走中の超絶質素な食事では絶対に出てこない焼きたてベーコンも、赤岳登頂成功の隠れ要素だったかも♪
ありがとう!
ハッピー 6
硫黄岳の登り、中間を過ぎた辺りで後ろから抜いていった軽井沢の方。
家が山に近いので、朝おきて天気を見てから登山出来るだなんて羨ましいじゃないですか〜〜!!
横岳の休憩していると、もう赤岳から帰ってきて快足さに驚かされます。
二度も足を止めてたくさんの話を聞かせてくれましたね。
ありがとう!
ハッピー 7
赤岳からの下り、キレット部分をようやく下りきった時に休憩されていた上田市からの方。
自分がほうほうのていで終えたキレットをこれから登ると言う!
しかしここは10回以上登ったこともあるし、登りはきつくないんだよ、と。それなら安心です(^^)
青年小屋、キレット小屋の相談をすると、今から青年まで行くのはきついとの事。
そしてキレット小屋の水場は、この時期なら絶対にあるよ!と教えてくれました♪
なかったら、(キレット小屋を指差し)あそこに見える雪を溶かせばいいじゃんとアドバイス。
なるほどなるほど!その考えはありませんでした♪
この発言のおかげで、無理をせずにキレット小屋でのんびり休憩することが出来ました。
ありがとう!
ハッピー 8
権現ロングはしごを終え、ぜーはーぜーはー休憩している時に、遠くに見えた愛知の方。
「権現岳はそこですか〜?」と聞くと、ここではないがもうすぐ!頑張って!と返してくれました。
そこまで歩き、今まで歩いてきたルートを話しながらの山座同定。
左から順に…覚えてますか(*^_^*)??
その後、ある出来事によって行くのが遅れた温泉でばったり遭遇。
のんびりとヤマトーク温泉トーク楽しかったです♪ヤマレコやってみてくださいね!
あ、結局高速で帰ってしまいましたよ〜
ありがとう!
ハッピー 9
権現岳の小屋番さん、小屋で挨拶した後に大物を歩荷して青年小屋へ!
すごいスピードで追いつかれ、その重い荷物を担いだままたくさんお話してくれましたね。
多い時で40kgも担いで歩き回るらしいその脚力、脱帽です!
ありがとう!
ハッピー 10
青年小屋にたどり着いたとき、ベンチで休憩していた単独女性。
全くおんなじザックを持っていたので話しかけました。
すると、なんとこれから4日間かけて蓼科山まで歩くのだそう!
これから歩くであろう道のりを誰よりも知る者として、精一杯の応援を送りました♪
たくさんの縦走の話も聞かせてくれましたね。
ありがとう!
隣で聞いていて、快くシャッターを押してくださった青い鳥のおじさんも、
ありがとう!
ハッピー 11
とうとう最後の山頂を踏んだ時、そこで一緒に喜んでくれたご夫婦。
初めての2000m越えの山はいかがでしたか(*^_^*)?
話を聞くと家もそんなに離れていないので、またいつかどこかで会えるかもしれませんね♪
ありがとう!
ハッピー 12
駐車場に着き、もう全てが終わったと思った矢先の出来事。
観音平から車を走らせると、道路を歩く一人の男性が。
間違いなく小淵沢駅へ向かっているのでしょう。
自分も同じ事をやって、辛いことがわかっているので、迷わず「乗ってく?」と。
大喜びで乗り込んできました。
入る予定の温泉を過ぎますが、そんな些細な事は気にせず目的地まで送り届けました。
実は彼、赤岳からキレットを下っている時にずっと先に見えていた登山者だったんです。
ザックの色ですぐにわかりました。
前を歩いてくれていたおかげで本当に孤独感が消えたんだよ!とお礼を告げると、
「俺はめっちゃ孤独でした」だろうね〜と大爆笑ww
どんな登山コースだったのかをきくと、なんと硫黄岳山荘のスタッフさん!
初めての小屋勤め、初めての休暇で実家の静岡に帰るところだったのです。
おそらく小屋のオヤジさん辺りに「道中これでも食ってけ」と渡されたのであろう貴重なチョコレート。
こんな物しかないのですがと差し出してきた気持ちは素直に受け取りました♪
これ、いつか俺に恩返しするのではなく、別の何か困っている人に手を差し伸べてください!
ありがとう!
ハッピー 13
温泉につき、これにて本当の本当に最後だと思った矢先、
ふと見た顔の男性と目が合い、お互いに「あっ」っと。
先ほど編笠山の下山中に一度追い抜き、一度追い抜かされたご夫婦の旦那さんでした。
追い抜く際に、書くのもはばかられるような些細な声かけをしたところ、
おかげで疲れていた奥さんが立ち直ってがんばれたんです!と、思いもよらぬ話に。
その後もあっついサウナの中で富士山の話をしたり、音楽の話をしたり、とても楽しかったです♪
聞きましたか?「大神」ですよ(*^_^*)
最後にロビーで奥さんもご一緒に写真を撮らせていただきました♪
ありがとう!
ここに書ききれていないものも、倍以上あるかと思います。
たくさんの人に支えられて達成出来た山行であることは間違いありません。
携わってくださった多くの方々、本当にありがとうございました♪
そして長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!
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レコ更新後追記
ハッピー 14
生き別れの姉か妹が発見されるw
というのは冗談ですが、
まだお会いしたことがないヤマレコユーザーのmizutamariさんが、30分違いで赤岳頂上に!
今までになんと複数回、同じ日に同じ山にいた事があるという謎のシンクロ行動w
きっといつか会えますね♪ハッピー♪
コメント
この記録に関連する登山ルート

nosterさん、こんばんはー!
ちょっとーー!!!
同じ日に赤岳にいましたよー!!
しかもめちゃくちゃニアミスじゃないですかー!
12時〜13時まで赤岳頂上山荘の前で数名とお茶会してましたよーっ。。。
その頃、nosterさん展望荘にいたんですねー!!!
すっごいすっごい惜しかった。。。
面白過ぎる。。。
それにしても、、、八ヶ岳縦走すごい!!!
頑張りましたね!!
ハッピー
あとでまたゆっくり写真と感想拝見したいと思います。
いやーーーーっ。。。。
ほんと惜しいわ。。。
おいっ!!って突っ込みを入れたくなるwww
「記録を発表する」って後に「フォロー情報」見た途端驚愕です!
面白すぎるね!
俺ら同じ事を何回やるつもりでしょうか!
あと30分早めには…きっと行けたでしょう。
そんでみんなの会話は聞こえてくるだろうし、ザックは知ってるし。
今回は声をかけられたと思います。
くぅ、惜しい!
無事予定のコースで行けたんですな!
ご苦労さまでした〜!
テン場で別れてからあのあとすぐに御来光をみて感動!
その後も北も南もはっきり見れて更に感動でした。
ボクの方も蓼科以外は予定通り行けましたよ!
蓼科へは時間の関係で将軍平から横岳にルート変更でしたが。。
では、約束通りまた山で〜!
何て楽しそうで大変そうな縦走!!
憧れの八ヶ岳縦走を、またもや身近な人が!って感じですw
しかし、4日間全てがゲッソリしそうな行動時間
でも、nosterレコはいつも本当に楽しさに溢れていて、行きたいな〜!にさせてくれます
自分もこんなレコが書ける様になりたい!と思っちゃいます 実現の努力はしませんが。。
その内、のんびりと色んな話しを聞かせて下さいな
長ーい縦走お疲れ様でした!
幸せな写真が溢れるレコですね、こういうの好きです!
最後の山頂のnosterさんの満足そうな顔
ハッピー14も、きっといつか山で実現できますよね
そして濃厚な山歩き、羨ましい!
また素敵なレコ楽しみにしてます!
お疲れさまでした(*^_^*)
なんとか予定の日程でゴールにはたどり着けたよ♪
A君のコース取りもなかなか変わっていて、ナイスセンスでした!
将軍平まで行きながら、蓼科へ行けなかったのは勿体無いとは思うけど仕方ない。
しかし別れた日の天候は本当に素晴らしかったね!
北横からの絶景も見たかった〜
また次の機会に晴れてくれることを祈ります♪
約束通り、そのうちご一緒してください(^O^)
確かに、楽しくて大変だったというのがピッタリ当てはまった山行でした(^_^;)
今思い返すと楽しいことばっかりだったんですけどね、その時はホントにグッタリw
「行きたいな」と思ってもらえるだなんて、一生懸命レコった甲斐があります!
自分の中では、単なる備忘録ではなく、毎回ひとつの作品を仕上げているつもりなので。
なんだかんだ言って、sadacoさんとはあの日しか会ってないので、
近々のんびり山歩き(not G・A・C・H・I)でもしながら色々話したいです!
どうしても一人歩きだと、写真が単調になってしまうからね。
せっかくの濃厚な縦走なので、レコも華やかにしたくて、思いっきり楽しんできました♪
本当はお花や鳥の写真ももっと撮りたかったんだけど、そんな余裕もありませんでした(^_^;)
編笠山の山頂に辿り着く少し前から、傍から見たら変態と思われるんじゃないかというほど
ニヤニヤしていたかと思われますww
ハッピー14も、ここまで来たら約束とかしないで遭遇成功させたいw
無事縦走おめでとうございます。
後から写真を見るとゴレンジャーですね。
ちなみに僕はアカレンジャーですけど、
若い力を頂き楽しい登山が出来ました。
またどこかのテン場で。
登録して遊びに来てくれてありがとうございます(^O^)
Tさんがいてくれたおかげで、2〜3日目は随分楽しくなりましたよ♪
帰ってきてから写真を見てたら、お見事ゴレンジャーに気がつきましたw
当日は全然そんなの気がつかなかったのに!
A君のカメラで撮った写真は、うまいこと信号機の並びになってると思いますw
またいつか、ベース型のテン泊でのんびり話ししたいですね♪
八ヶ岳縦走おめでとうございます^ ^
観音平から小淵沢駅まで乗せて頂きましたFです^ ^
本当に本当にありがたかったです!ありがとうございました☆
また是非遊びに来て下さい♪
p.s これを気にヤマレコ始めちゃいました。重ねて感謝します^ ^
おお!嬉しい再会だね!
少しでも力になれて、こちらも気持ちがよかったです♪
赤岳からキレット小屋までの心細さ大半減のお礼だと思ってくださいな(^O^)
また硫黄岳山荘に遊びに行く機会があったら、先に連絡します!
ちなみに降ろした場所から駅はすぐだったかな?
ハイシーズン、頑張って乗り越えてね!!
大縦走完歩おめでとうございます。nosterさんの我慢強さとタフネスには脱帽です。天文学数字の再々会、またどこかの山でお会いしましょう。
わーい♪お二人と再会出来て嬉しいです♪
そして大変失礼しました…(^_^;)
今、脳裏ではキチンと「福井」なのですが、なんで石川って書いてしまったのか…
(訂正済)
タフネスさはちと足りなく、我慢強さだけでなんとか乗り越えたへっぽこ縦走でした。
が、多くの方々に支えられ、勇気と感動に満ちあふれた素敵な縦走でもありました。
あれだけ何回も遭遇できたんです!
またきっとどこかでお会いできることでしょう(*^_^*)
また、今度は関東にでも来ることがありましたら、事前にメッセージでもいただければ嬉しいです♪
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