【夜行日帰り】八ヶ岳全山縦走(一部未達)
- GPS
- 15:05
- 距離
- 38.6km
- 登り
- 3,964m
- 下り
- 3,802m
コースタイム
- 山行
- 13:18
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 15:05
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ゴール 蓼科山登山口(バスで茅野駅まで) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備されています。ザレ場は落石・転倒注意 |
その他周辺情報 | モン蓼科(茅野駅向かいの駅ビル) ソースカツ丼1210円 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
|
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感想
前週にぎっくり腰をやり、痛みや違和感を抱えながらのロング。
仕事終わりに終電・タクシーにて登山口の観音平へ。体調に不安が残ってはいたけど、動きながらほぐすイメージでスタート。
【観音平〜編笠山】
なだらかな林道歩き。危険個所なし。岩に膝をぶつけてすりむく。
【編笠山〜権現岳】(権現岳登頂せず)
網笠山山頂から北に行ってしまい少しロスト。青年小屋手前の岩地も暗闇だとわかりにくい。ギボシ周辺に右手が切れてる箇所あり。権現岳は暗闇の中で無理に登頂せず。次回に持ち越し。
【権現岳〜赤岳】
権現岳分岐直下のゲンジー梯子は20mの下り。暗くて見えないことで恐怖心はなし。
南壁のハシゴ、鎖場の通過は高所恐怖症の自分にはなかなか堪えた。
【赤岳〜横岳〜硫黄岳】
赤岳で日の出を迎える。1日の始まりを感じるとともに無事到達できるのか期待と不安が入り混じる中、蓼科山へ向けてスタート。
横岳周辺はハシゴや鎖場があるものの、赤岳南壁に比べると優しい。それでも高山特有の乾燥した空気、高山病による頭痛など、体調への影響も見られた。
【硫黄岳〜夏沢峠〜根石岳〜東天狗岳】
硫黄岳からは夏沢峠に向けて急傾斜のガレ場があり、神経と体力を使う。
夏沢峠の山小屋2軒は営業しておらず、トイレも使用できず。
夏沢峠から箕冠山までは樹林帯を登っていく。箕冠山から一度下ると樹林が切れ、根石岳と天狗岳への展望が開けた開放的な稜線歩き。
【東天狗岳〜黒百合平〜中山峠〜中山〜高見石小屋〜丸山〜麦草ヒュッテ】
東天狗岳から先の分岐を岩だらけの黒百合平方面にとってしまう。急傾斜のガレ場で落石を起こしてしまい、危うく事故になるところだった。ご心配をおかけした旨お詫びして慎重に通過。
天狗の奥庭で飛び跳ねていたが、1回着地点を誤り、ひざをすりむく。
黒百合ヒュッテは改装中でヘリが忙しなく資材を運んでいた。
中山峠から予定ルートに復帰。中山展望台で蓼科山方面を拝む。
高見石小屋までの下りはほどほどに長く、石だらけで急な箇所もあり、非常に歩きにくかった。
高見石小屋で水分を補給し、小休止。
丸山に向けて再出発するも最初の分岐を間違え、賽の河原方面に進んでしまう。
すぐに気づいて丸山の登りへ。急登ながらも高低差もそこまでなく、ほどなく山頂。
丸山から麦草ヒュッテへの下りは、石がごろつき、木の根の張出しなどもあり、道が若干荒れ気味に感じた。
麦草ヒュッテでコーラを購入し、休憩がてら予定を確認。
【麦草ヒュッテ〜茶臼山〜縞枯山〜ロープウェイ山頂駅〜北横岳〜蓼科山】
残りが6時間のため、雨池山・三ッ岳、大岳・双子山を諦めショートカットする。
茶臼山、縞枯山ともに急登だが、気合を入れて進む。
雨池峠でロープウェイ山頂駅へ行き、トイレを借り、売店で飲み物と大福を補給。
坪庭を抜けて、北横岳への登りへ。九十九折の急登ながら、足元は優しく歩きやすい。最後の階段を上って、北横岳南峰に到着。
振り返ると、赤岳が遥か遠くになっていた。蓼科山も近づいたが、行程を考えると安心はできない。
北横岳北峰より亀甲池へ標高差450mの下り。集中して下るも、一度岩でスリップ。
亀甲池は静かな落ち着いた雰囲気。こういうところはゆっくり過ごすのが正解だけど、写真だけ撮って、先を急いだ。
亀甲池〜天祥寺原〜蓼科山分岐まで穏やかな笹原を下る。
蓼科山分岐から将軍平まで標高差400m程度。樹林帯をスタートし、急傾斜の谷筋の岩地をひたすら詰めていく。将軍平の蓼科山荘で水分補給。蓼科山頂までさらに傾斜のきつい大岩の斜面をよじ登っていく。山頂は大岩がどこまでも続く景色が広がっている。
山頂に到着後、行きつく島もなく下山開始。急傾斜のガレ場、ザレ場が続き、最後まで集中が必要。むしろ傾斜が緩くなった笹原に入ってから見えない根につまずいた。
笹原の急傾斜を過ぎると、ルートが太陽に照らされ神秘的な雰囲気に。まもなく蓼科山登山口のバス停に到着し、無事に行程を終えられた。
【おわりに】
道中多くの方々とご挨拶させていただきました。ありがとうございました。
また、険しい箇所でも登山道が整備がされており、無事に進むことができました。
関係者の皆様に御礼申し上げます。
自身の体調がすぐれなかったとはいえ、好条件下で全山達成とならなかったことは
心残りですが、改めて再訪する機会をいただいたと思っています。
もう少し体力をつけて余裕をもって臨めるようにし、今回行けなかった山々含めて楽しみたいと思います。
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