記録ID: 480564
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
北ア奥部の山旅 折立から雲ノ平・鷲羽岳・三俣蓮華岳・双六岳
2014年07月19日(土) 〜
2014年07月21日(月)
体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 28:28
- 距離
- 44.2km
- 登り
- 3,037m
- 下り
- 3,267m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:06
2日目
- 山行
- 10:14
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 12:04
16:24
宿泊地
3日目
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 9:56
3:19
83分
宿泊地
13:15
天候 | 7/19(土) 一日通して曇り時折雷雨 7/20(日) 朝は雨。日中は晴れ 7/21(月) 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
23時 新宿発小松行きJAMJAMライナー411便乗車 7/19(土) 6時 富山駅下車(5500円) 6時20分 地鉄バス折立行き乗車(3500円) 7/21(月) 13時30分発 濃飛バス新穂高発松本行き直行便(2880円) 16時30分発 あずさ56号新宿行き乗車(あずさ回数券4620円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
いずれも2014.7.19-21現在の状況です。 全コース共通顕著な危険箇所はありません。 またピッケルとアイゼンを必要とするような場所もありません。 ○折立〜太郎平 しばらくは樹林帯を登りですが、じきに視界が開けます。 五光岩ベンチの界隈はニッコウキスゲが咲き始めていました。 ○薬師平キャンプ場 幕営料金1人800円(現地受付) 水場・トイレあり。ビール500ml 800円。 ○太郎平〜薬師沢小屋 しばらく平坦ですが、沢に向かって下って行きます。 沢を横切る所は橋がかかっています。 雨の後などは木道と共に滑りやすいので要注意。 ○薬師沢小屋〜雲ノ平 まず吊り橋を渡ります。 少々揺れるので高い所が苦手な人は横のワイヤーロープを握ると安全です。 高天原の分岐を過ぎると湿地帯へ出るまで、割と大きめな石を乗り越えながらの急登が続きます。 木道が現れてくると斜度も緩み歩きやすくなります。 個人的には結構くたびれました。 アラスカ庭園・奥日本庭園などを過ぎると雲ノ平山荘が現れます。 ○雲ノ平〜祖父岳〜鷲羽〜三俣山荘 鷲羽・水晶方面へ向かう場合、雷岩の分岐を祖父岳方面へ進みます。 祖父岳へは黄色い木製の案内を左手へ進みます。 200m程雪の上を歩くと夏道にすぐ合流出来ます。 左前方に水晶岳を見ながら進むと北ワリモ分岐に着きます。 三俣蓮華小屋方面へは鷲羽岳を越えて行かなくても分岐を右方向に進んで行けます。 水晶方面もここで分岐します。 ワリモ・鷲羽へは直登します。 急登ではありませんが、疲れた足にはこたえるかも知れません。 〇三俣山荘キャンプ場 幕営料金1人800円 水場はキャンプ場にあります。トイレは小屋を利用。ビール500ml 850円 ○三俣山荘〜三俣蓮華岳〜双六岳〜新穂高 テント場からすぐに残雪が現れますが、キックステップで通れます。 アイゼン類は必要ありません。 標高を上げるに従い槍穂高や鷲羽・水晶・黒部五郎などの山々が良く見えてきます。 テン場から約1時間で三俣蓮華岳山頂へ着きます。 丸山〜双六へは少々のアップダウンがあります。 双六岳から槍を真正面に見ながら下ると、途中に春道の分岐案内があります。 ケルンに従って進むとすぐに踏み跡が出てきます。 双六小屋から弓折乗越へはちょっとの登り返しがあります。 途中の花見平は白と黄色のお花が沢山咲いていて見事でした。 鏡平〜わさび平と延々下ります。 林道に出る手前で渡渉がありますが、大きな石があるのでゆっくり進めば問題ありません。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
ガイド地図 1
コンパス 2 ストラップ式
保険証 1
飲料 2 3リットル程度
ティッシュ 1
ファーストエイド 1
タオル 3
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
ストック 1
水筒 1 4-6L
時計 1
非常食 1
アマチュア無線機 1 アイコム
38mmテーピング 1
ハイドレーション 1
ポイズンリムーバー 1
GARMIN GPS 1 eTrex30
帽子 1
サングラス 1 oakley
EPIガスストーブ 1 小
MSRチタンコッヘル 1
MSRアルパインクッカー 1 ?
食器類 1 プラスチック製セット
チタンシェラカップ 1 専用カラビナも
カトラリー 1
保存食.1 1 ロングライフパン
保存食.2 1 フランスパン
シュラフ 1 その時期の物
マット 1 カスケードデザイン
ゴミ袋 1 千葉市用大1.小2
ザックカバー 1 大
時計 1 プロトレック
ウォークマン 1 充電を忘れずに
高山植物の図鑑 1
ピッケル 1 モンテローザ
アイゼン 1 ブラックダイヤモンド改
|
---|---|
共同装備 |
テント 1 イシイゴアorエアライズ3
ストーブ 1 EPI
|
感想
いいちこ氏と共に折立からのロング縦走にチャレンジしました。
初日はある程度の荒天は覚悟していましたが、太郎平に着く寸前で雷が真横で鳴った時はさすがにビビりました(汗)
二日目の鷲羽岳への最後の登りと、最終日新穂高までの長い下りがきつかったけど、槍〜穂高や鷲羽・水晶、更に黒部五郎と名だたる名山を眺めながらの充実した縦走でした。
三日目は快晴。やっぱり山は晴れていた方が気持ちいい。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [3日]
新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平(2日間)。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [4日]
北アルプスの北部、薬師・黒部五郎・三俣蓮華・鷲羽・水晶と雲の平に高天ヶ原温泉、贅沢な一周ルート
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
思った程、天候が崩れなかったようで、良かったです。特に3日目の朝はすがすがしいですね。朝の三俣蓮華、北アルプスの朝って感じですよね。
十数年前、登山を始めたばかりの頃、テント泊で折立から入りました。31枚目の画像の急登、63枚目の双六小屋のテント場は特に良く覚えています。重い荷物を背負って急登に苦しめられました、双六小屋のテント場はいい雰囲気でしたが、翌日の西鎌尾根〜槍はガスで展望もなく、苦労したのを思い出します。
また、鷲羽、水晶に登れたらなぁと思います。
tk95さん
折立から上高地まで縦走したんだっけ?
学生時代とはいえ体力ありますね〜
私は最終日の小池新道でクタクタになってしまいました(>_<)
三俣蓮華岳からの景色は素晴らしかった〜
快晴だったのもあるけど、本当に北アルプスの雄大さを感じました。
双六のキャンプ場いいね〜
帰り道一緒に歩いた人は二泊連泊したそうで、なるほど そんな優雅な時間の過ごし方もあったのか!と思いました。
同じ日程で小池新道から槍目指してましたが…雷雨にビビッて稜線手前で撤退しました…
翌日見上げた空が青くて…
更に翌日、諦めきれなくて真裏から槍を眺めてました
レコ拝見すると進めば良かったかな…なんて思っちゃいますね
雲ノ平から鷲羽…あの周辺、まさにアルプスのど真ん中…て感じで素晴らしいですね
いいなぁ…
またお会いできる日を楽しみにしております
utaotoさん ご無沙汰しております。
う〜ん、初日のには参りましたね
私も急ぎ足で小屋へ向かっている途中に間近でが来たときはホントに生きた心地がしなかったです
確かに三日目は快晴でしたが、無理は禁物ですし、撤退や退避・沈殿は私達も視野に入れて行動していました。
>またお会いできる日を楽しみにしております
ですね
私も楽しみです
きっとまたどこかの山でお会い出来るでしょう
雨からのスタートでしたが『黒部の山賊』の世界を存分に楽しめたのではないでしょうか(笑)
自分もそのエリアまだ攻めてないので今度行きたいです(日帰りだと行けるとこ限られますけどね(笑))
帰りにワタクシが中央道の渋滞にハマってる間に何やら楽しい戻りの車内のようですね ・・・これまたうらやましい限り!!!
お疲れ様でしたーー
drunkyさん 今日も飲んでいますか
今回の山行の計画はいいちこ氏が立ててくれたのですが、ちょうどdrunkyさんと千葉で飲んだ時に話題になった“黒部の山賊”に出てくるエリアを通るのもあり二つ返事でOKしました
だったりだったりいろいろありましたが、やはり山は雄大です。立ち並ぶ峰々を見ていると、自分のショボさをひしひしと感じてしまいました
渋滞 お疲れ様でした
あずさ号は快適に進んで行き、drunkyさんが小仏渋滞にはまっている辺りで追い越したかと思います
今回みたいに周回が面倒なコースの時は電車(バス)が最高です
何と言っても反省会 出来ますしね
こんにちは、ニョロさん、いいちこさん
この天気予報で決行するとはさすがに根性が違うな〜、でもちょっと心配だな〜などと思いつつ登山メモをフォローしておりました。
なるべくなら全行程ピーカンが理想でしょうけど、3日目の天気が素晴らしく、全部OKな感じで山行を締められて良かったですね。限りある休みを有効に使うためには微妙な天気でも山に向かうって根性が大事だな〜と勉強になりました。
鷲羽、三俣蓮華、双六と聞くと何年か前に裏銀座の縦走を企てたものの、膝痛で全ピークを巻き倒した記憶が甦ります
結構な奥地で人もそれほど多くなくて良いコースですよね。いつか行きたいな〜。
ところで毎回ニョロさんに「哀愁を感じる」と書かれるいいちこさんの背中…。
そんなに哀愁たっぷりだったかな〜、私も拝ませてもらったことはありますが
musatさん ご無沙汰です!
う〜ん、天気ですね
あまりに悪天候だった場合は、富山県を徘徊して一日中 なんてことも実は思っていました
しかしバスの中で念入りに天気予報をチェックしたところ、多少のは仕方ないにしてもそれほど崩れる様子ではなかったので決行した次第なんです
まぁココまでバスで行ってしまうとなかなか敗退しづらいのも事実ではあります けどね
>ところで毎回ニョロさんに「哀愁を感じる」と書かれるいいちこさんの背中…。
ははは
毎回いいちこ氏をネタに使っていますが、要は彼の男としての器量の大きさを伝えたいのです
氏の懐の広さを見ると、毎回自分はまだまだだな なんていつも思ってしまうのです
nyoroさん、iichikoさん今晩はです。
このコース室堂からの歩きも含めて行ってみたいっすね。
天候は2日間は雨模様でしたが、ラストが素晴らしい!! テント泊で行く所がまたオツですね。
そして緩いアップダウンのある尾根歩きとお花畑、リーダーからは一度上げれば楽しい歩きが待っているとは聞いていましたが、なんと素晴らしい光景でしょうか。
さて今回三俣蓮華で交信出来て実は大変感激しています。多分自宅から三俣蓮華の交信は初めてでした。アイコムのホイップですよね。しかも狙ってズバリ的中、電源を入れて頂くなどタイミングも合いました。
という事で機会が有ればを楽しみにしています。
有難うございました。
キンタさん 今回もお世話になりました
1日目はあきらめていましたが、2日目が上がりだすとものスゴく気分が高揚して行きました
冬の山も良いですがやはり夏山は最高です
仰る通り一度2500m位まで上がってしまえば、あとは思ったほどはきつくないかも知れませんね。尾根歩きとお花畑 、暑い千葉に帰りたくなくなってしまった
無線交信!ありがとうございました。
三俣蓮華岳山頂直下でスイッチを入れた時に、ちょうど2mメインでのコールが聞こえたのですぐに応答しました。なかなか繋がりませんでしたが、せめてもとアンテナを信州中野方面へ向けてみたんです
今回は予備電池の都合(アイコムは予備バッテリーが単三電池×4)でVX-8Gは持って行けませんでした
APRSを使えなかったのは残念でしたが、無事に交信出来て良かったです
初日はそちらのほうから雷が聞こえてきて、もしかして…とは思ってました。雷は生きた心地がしないですね
天気はすぐれなかった2日目でしたが、秘境 雲ノ平歩きはいかがでしたか?
s3214さん 雲ノ平や新穂高の情報などいろいろありがとうございました
また怪我の方が大したことなくて何よりです。
薬師沢から雲ノ平への登り返しがきつかったですが、ホントここは秘境ですね。
行程に余裕があればのんびりと過ごしてみたかった
すれ違う人もたった数人程度でしたし、久々に静かな山を楽しめた気もします
2日目頑張って双六まで!と思っていたのですが、とても無理でした
今回は期限切れではないせんじ肉を持っていたので、食べてもらいたかったなぁ
いやぁ〜やっぱり行かれてたんですね
私は、雷様のお怒りが怖くて八ヶ岳行残念しましたよ
それにしても気持ちよさそうですね 悪天候の後の青空
羨ましいっす!!
鏡平のワンショットも最高にイイ
ただ缶ビール850円!!色んな意味で最高に贅沢ですよねェ
お二人ともお疲れ様でした
ryuu88さん 暑い日が続きますね
は本当に恐怖でした
多分自分は大丈夫だろう!と勝手な解釈をしていましたが、これは反省しなければなりません
八ヶ岳もだいぶ人がいたようで、松本発のあずさ56号の車内は空席もあったのですが、茅野駅で乗車率100%を越えてしまいました。
鏡平も良いところでした
今回のコースは二泊だと少々慌ただしいので、もう一泊途中で入れるとゆっくり出来たのかも。
850円
仕方ないですね
あんな山奥で が飲めるだけ感謝なのかな
それにしても高いのには変わりありませんが(^_^;
三股でお向かいでバテていた者です。2回目のテン泊でしたが西穂奥穂縦走の為に10時間の行動に耐えられるようにと裏銀座縦走路を歩いてました。チョーバテで水晶岳も鷲羽岳もパスして12時間かけて三股に到着していた次第です。お二人の月曜日の出発時に、本日の行動予定を発表してから出発していたお姿が格好良かったです。またいずれかでお会いしましたら声をかけさせていただます。
ちなみに私も新穂高におりましたが、途中でピッケルを突きながら山小屋装備風で登ってくる人にすれ違いました。その人は結構な長さのザイルもリュックに取り付けてました。思わずお二人と同じ山小屋に状況聞いたのかなーと考えました。
choogabaさん 裏銀座山行お疲れさまでした
先行していたドマドームの男性と一緒だったエアライズの方ですよね?
覚えていますよ〜
大分お疲れの様子でしたので、かなりキツイ山行だったんだなぁとは察していました
同じコースを歩いても体調やペースに寄って疲れ方も変わってくるのかと思います。私もいつもバテないようにどうにか行動していますので、きつさは十二分にもわかります
ピッケルとアイゼンは全くのお守り&ウエイトトレーニングになってしまいました
まぁこれも経験です
また山でお会い出来る日を楽しみにしています
奥穂-西穂もアップダウンが多くキツイコースです
水場が全くありませんので、必要量は必ずご持参ください。
厳しい分達成感はひとしおですよ
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