夏山第1弾!憧れの槍ヶ岳、無事登頂


- GPS
- 21:12
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 3,094m
- 下り
- 3,076m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 8:11
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 4:57
- 合計
- 11:05
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:50
歩行距離:14.8km 所要時間:8時間11分 累積標高差:1873m
双六小屋〜槍ヶ岳山荘
歩行距離:6.4km 所要時間:6時間44分 累積標高差:1005m
槍ヶ岳往復
歩行距離:0.8km 所要時間:1時間45分 累積標高差:133m
大喰岳往復
歩行距離:1.2km 所要時間:51分 累積標高差:162m
槍ヶ岳山荘〜新穂高温泉
歩行時間:15.3km 所要時間:5時間51分 累積標高差:2443m
合計
歩行距離:38.6km 所要時間:21時間13分 累積標高差:5616m
天候 | 1日目 曇りのち晴れ 2日目 朝のうちは快晴徐々にガスで夜強風 3日目 強風で真っ白け、下山時槍平まで時々雨その後雨が激しくなる。下山後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日の10時半ぐらいに到着した時に暗くて解りにくかったですが、すでに満車に近い状態。早朝到着では停められなかったかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 特に危険な箇所はありません。 小池新道入口付近の雪渓は雪切りしてあるので問題なし。 標高差1500m距離15キロと長丁場なので、荷物が重いと大変。 2日目 前半は歩きやすい道です。 中盤は雪渓がたくさんありますが、アイゼンなしでも問題ありませんでした。 後半は岩場や鎖場が多くなり、落石注意です。 1度コースを間違えて、巻道に行かずにピークに登ってしまい、正規ルートに戻るのに少し苦労しました。 千丈乗越から槍ヶ岳山荘までは急な登りが続くので根性(汗)が必要です。 槍ヶ岳頂上往復は、高度感もあり高所恐怖症にはきついかも。短いですが、鎖、梯子、岩登りが連続します。 3日目 危険な箇所はありません。 槍平小屋から先に沢を横断する箇所があり、大雨のときは増水注意です。 |
その他周辺情報 | ひがくの湯 大人700円 小人500円 髭剃り、湿布、歯ブラシのサービスがあります。 うまい棒の食べ放題のコーナーがあります。息子は11本食べていました。 山の本も色々置いてありました。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
昔から登りたかった槍ヶ岳。長男の方は最近力をつけてきたので、そろそろ登れるのではと計画することに。
コースは色々と悩んだが、槍ヶ岳を見ながら登れるルートということで新穂高温泉から小池新道で双六小屋、西鎌尾根で槍ヶ岳山荘と言うルートにすることにした。
はじめは長い林道歩き。息子は良く寝ているはずだが、眠いと調子がでない。体調でも悪いのかと心配したが、小池新道に入る頃にはすっかり元気になった。
ここから、どんどんと高度を上げていく。
途中、風穴のようなものがたくさんあるのか、ヒンヤリとした冷気が漂っている場所が何箇所もあった。
鏡平からは周りも開けお待ちかねの槍の姿も現れ、テンションはあがるもののザックの重さがきつく、だいぶ肩が痛くなってきた。
双六小屋が見えてからの平坦な道がとても遠く感じた。
それでも、予定よりも1時間ぐらい早く着くことができた。
余力があれば双六岳にも登りたかったが、明日からのことを考えて、昼寝することにした。
2日目は槍ヶ岳山荘のテント場は30張限定と言うことなので、早めの3時半おきで5時には出発。
山荘の前はちょうど日の出の時間帯で、運よく快晴のご来光を拝めた。息子は。
というのも、私はまだ日の出まで5分ぐらいはあると思い、トイレに行っている間に太陽が出てきてしまった(汗)
良い天気に息子のテンションもあがり、早く、早くといつもの逆の展開に。
西鎌尾根はアップダウンを繰り返しながら槍に向かって進んで行く。途中雪渓歩きもあるが、凍っていないので特にアイゼンは必要なかった。
千丈沢乗越の少し手前で、巻道を行くのが正解だったが、間違えてピークにあがってしまい、正規ルートへ下るのに落石に気を使った。
予定よりも1時間以上早く槍ヶ岳山荘のテント場についてので、まだ2,3張ぐらいしか張られていなかった。
ここのテント場は、槍ヶ岳の肩にあるので、土地がないのか完全に区画がされていて、2人用テントギリギリの大きさだった。
テント設営し昼食の焼きそばを食べて、槍に登ってみることにした。
さすがの岩登り好きの息子もこの高度感と垂直の梯子には、だいぶビビッている様子だった。
頂上からの景色は西側と南側はガスっているもののぐるり360度の大展望であった。
再びテントに戻りだらだらとしていたが、息子が退屈そうにしていたので、向かいにある大喰岳にでも行ってみるか、と冗談半分で言ってみたが、「いいよ」との返事。
せっかくやる気になっているので、言ってみることにした。しんどいかと思ったが、空身だったので、意外に楽に登る事ができた。しかも、大喰岳から見る槍ヶ岳もいい感じだった。来てみてよかったっと息子に感謝。
夜になると風が強まりテントをバサバサと揺らすようになった。念の為テントを固定している紐を再確認しておいた。
夜中も風の方はおさまる気配はなく、テントを揺らし続けた。テントの方は全く問題なかったが、バサバサ揺らされることによりテントに着いた結露が上から降ってくる。
ダウンのシュラフは濡れると保温性が下がるので、濡れたらタオルで拭くを繰り返した。今回はそれほど寒くなかったので問題はなかったが、寒かったら命にかかわる問題だ。こういうときは防水タイプのシュラフかシュラフカバーが欲しいところだ。
朝になっても一向に風は収まらず、しかも回りはガス〜って感じ。午前中から雨の予報ということで、朝ごはんを食べて急いで撤収準備に。
テント以外全てテントないでパッキングし、すばやく飛ばされないように撤収作業をおこなった。まだ、雨が降っていなかっただけマシだったかも。
テントの札を山荘に返し、標高差2000mの下山に取り掛かる。下りの得意な息子は調子よくどんどんと高度を下げていく。2時間ほどで槍平小屋に到着。
ここからは緩やかになるが、距離的には今までの2倍以上ある。
この辺から雨脚が強くなったが、合羽をずっと着ていたので、特に問題はなかった。
前の速い若者3人組のペースに息子は負けじとついてついて行っていた。
下りは、瞬時に次の足の置き場を考えたりと瞬時の状況判断が必要だが、なかなかの集中力で上手に下っていた。ほんと成長したものだ。
林道に出てからも長く、最後はだいぶお疲れの様子だったが、なんとか無事6時間弱で下ることができた。悪条件からすれば上出来だろう。
お疲れさまでした。
憧れの槍ヶ岳、親子登山で・・・素晴らしいですね。
あの先っぽは、私達家族にも憧れです。数年先の夢です。
これから、夏山の第2弾、3弾楽しみにしています。
我が家も色々と山計画・・・いつもcarcanさんのレコを見ながら、
夢計画をたてさせて頂いています。
こんにちは、nemuminさん。
コメントありがとうございます。晴れた槍にことができて本当に幸せです。
nemuminさんの娘さんなら槍ヶ岳もそう遠い日ではないと思います。
そういえば、槍ヶ岳の頂上で4歳の男の子が登ってきたのにはびっくりしました。
今週末は第2弾で久しぶりに家族4人で薬師岳に登りに行く予定です。
nemuminnさんも色々登られていて、いつも感心しながら見させてもらっています。
それでは、また。
お兄ちゃん やりましたね
楽しみです
こんばんは、olddreamerさん
応援ありがとうございます。
荷物の差はあるにしても、スピードで負けそうでした
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