北アルプス縦走(新穂高温泉ー黒部五郎岳ー薬師岳ー室堂)



- GPS
- 33:57
- 距離
- 55.1km
- 登り
- 5,228m
- 下り
- 3,927m
コースタイム
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:25
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:47
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 9:18
天候 | 8/11 曇り 8/12 雨のち曇り 8/13 晴れのち曇り 8/14 曇り 8/15 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし |
その他周辺情報 | ドコモ電波状況(確認した地点のみ) わさび平小屋(×)、鏡平小屋(○)、黒部五郎小舎(×)、黒部五郎岳(○)、薬師岳山荘(○)、越中沢岳(○)、五色ヶ原山荘(×) |
予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
感想
夏休みは北アルプスを新穂高温泉から室堂まで縦走してきた。
当初予定では上高地から入り南岳と槍ヶ岳経由で黒部五郎、薬師、黒部ダムへと抜けていく予定だった。しかし台風接近のため土曜日と日曜日は山には入らず、台風一過月曜日からのスタートとした。
2014/8/11
新穂高温泉ロープウェー
わさび平小屋
車を走らせ早朝に信濃大町駅近くの駐車場に到着し、車をデポしてJRにて松本まで移動、そこからバスで新穂高温泉へと向かった。バスターミナルは新穂高温泉行きは混んでいるようで、切符売り場は結構な列ができていた。ちょっと早めに来ておいて正解だ。
バスは予定よりも少し遅れて新穂高温泉ロープウェー山麓駅到着。
以前はちょい下のロータリーみたいなところが終点だったが、今はロープウェー山麓駅まで来ていた。
山麓駅の食堂で腹ごしらえをし、のんびり歩いてわさび平小屋へ。
わさび平小屋はお風呂があるのがありがたい。
風呂上がりにビールを頂き今日はお疲れ様でした。
2014/8/12
わさび平小屋
鏡平山荘
双六小屋
三俣蓮華岳
黒部五郎小舎
台風一過で快晴を期待していた火曜日は、見事に打ち砕かれ今回もっとも辛い行程となった。
わさび平小屋を出て直ぐ雨がぽつぽつと降り出し、早々に雨合羽を着込むことになった。
レインウェアはゴアテックスではあるが、もう結構くたびれていて直ぐに下まで濡れてびしょびしょ(涙)。
ここで失敗したのは半袖の上にレインウェアを着てしまったこと。雨に濡れたレインウエアが肌にへばりついてちょー寒かった。
途中、鏡池山荘だったかで、今日明日の宿を電話で予約。これでもう行くしかない。
雨は降り続き、何とか双六小屋にたどり着いた。体は冷え切っており、お昼ごはんに食べたラーメンで何とか体を温めた。
ここから吹きさらしの稜線歩きとなるが、意を決して出発。
体が冷えるので兎に角歩くしかなかった。
三俣蓮華岳に着く頃には雨もやんでいた。山頂で少し休んで、一息つけた。
15時前には黒部五郎小舎に到着、先ずは日本酒で乾杯だ。
2014/8/13
黒部五郎小舎
黒部五郎岳
太郎平小屋
薬師岳山荘
気持ちの良い朝を迎えた。
黒部五郎のカールに着くと、快晴の青空の下とても気持ちがよい。やっぱここは晴れた日に来たいね。
カールからひと登りで黒部五郎岳。
三度目の黒部五郎のピークだったが、晴れたのは今回が初めてだった。北アルプスの山々が望まれ、至福のひとときだった。
赤木岳、北ノ俣岳へと進んでいく。
チングルマの大群落や白いタテヤマリンドウに癒されながらの稜線漫歩だった。
太郎平に着く頃には結構疲れていたが、今日は薬師岳山荘の電話を入れているので行くしかない。
ここで昼食とし最後の登りに備えた。
着実に歩を進め薬師岳山荘到着。ここはまだ新しく綺麗な山荘で、食事も美味しくてお気に入りの山小屋だ。
そして薬師岳山荘オリジナルの日本酒薬師岳が呑みたかったんです!
今日も日本酒呑んで酔っ払ったなあ。
2014/8/14
薬師岳山荘
スゴの小屋
スゴの頭
鳶岳
五色ヶ原山荘
今日はいよいよスゴ乗越を越える日だ。
薬師岳を過ぎるとひとも減る。
北薬師を超え大きく、下るとスゴの小屋だ。
少し小雨がぱらぱら来てちょっと焦るが、その後は雨に降られることはなかった。
少し腹ごしらえをしてから出発。
スゴの頭を超え、越中沢岳で再び腹ごしらえだ。
そして15時過ぎに五色ヶ原山荘に無事到着。
ここはお風呂があるから嬉しい。
山の汗を流した後は、ビールを飲んで寛いだ。
2014/8/15
五色ヶ原山荘
一の越小屋
室堂
気持ちの良い朝、今日は宿泊者も少なかったので、全席朝日に向かっての朝食だった。
ザラ峠を越え、獅子だけ鬼岳と進んでいく。
龍王岳を過ぎた辺りで小雨がぱらぱら。
一の越へと急ぐが雨脚も次第に強くなりカッパを着ることとなった。
雨も強くなってきた頃一の越山荘到着。小屋に入り一息ついた。
当初、ここから東一の越を超え黒部湖へと下っていく予定だったが、雨はやむ気配がなかった。黒部湖へはまだコースタイムで4時間近い行程だ。どうしようかと思案したが、雨の中歩くのも嫌だったので室堂へと下ることとした。
室堂に近づく頃には雨も激しさを増し、豪雨の中室堂に何とかたどり着いた。
温かいそばを食べて一休み。ここからはアルペンルートで扇沢へと向かう。
トロリーバスの先、ロープウェーでタンボ平を下る頃にはさらに雨が激しくなっていた。
あのまま黒部湖の方へと向かっていたら、今頃大変なことになっただろう。。
黒部湖に着く頃には雨も上がり、ハサイダーを飲んで扇沢経由信濃大町へと向かった。
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