鳳凰三山〜仙丈ケ岳〜間ノ岳〜北岳


- GPS
- 37:22
- 距離
- 49.3km
- 登り
- 5,966m
- 下り
- 5,822m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 6:50
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 8:53
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 8:54
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 7:33
- 山行
- 3:19
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 5:02
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:5.07kg
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|
感想
山行開始数日前
サイコロのような形をしたアイコンの登山専用天気アプリは、何度更新ボタンを押してもCかDの予報しか出さない。 おまけに降水確率まで高いとは。 なんてこった…
------------------------------------------------------------------------
9/10(0日目)
午前10時頃に仙台の自宅を出発。 21時頃に夜叉神峠に到着。 途中のスーパーで買って来た弁当を食べ、発泡酒を飲み、眠りにつく。 深夜に雨が降り出す。 なんてこった。 中止して撤退という選択肢が頭にちらつく。
------------------------------------------------------------------------
9/11(1日目)
朝起きるとまだ1~2ミリ程度の雨が降っていた。 縦走を中止するには十分な材料が揃ったが、この連休を取得するために支払った対価、仙台からここまで来た交通費等もろもろ考えると、簡単には中止できない。 周囲の車の人達が出発していく様子や、広河原行のバスに多くの人が乗っている様子を見て重い腰を上げて出発。 樹林帯のおかげで、雨には直接当たらなかった。夜叉神峠に着くころには雨は上がり、晴れ間が見えだした。幕営地「鳳凰小屋」は稜線から40分ほど下る。 これがダルい。テントは木の下に張ることが出来た。 ビールを飲みたかったが、空き缶は持ち帰りとのことで諦めた(縦走初日から荷物を増やしたくない)。 夜に雨が降ったようだが、快適に眠ることが出来た、というか珍しく朝まで爆睡。
------------------------------------------------------------------------
9/12(2日目)
今日はガスが上がって来るのが早く、10時位には真っ白に。 アサヨも栗沢も眺望ゼロ。 幕営地の「長衛小屋」に着くころには、足のつま先やらかかとの皮がべろべろに剥けて痛い。 公共交通機関でのアクセスが良いせいかノーマルキャンパーが結構いる。 ここをベースキャンプにして仙丈ケ岳に行く人も多そうだ。 ビールは空き缶を捨てれるので350ℓ×3缶を頂く。 夜中、頭が痛くて起きる。 なにこれ? 高山病? ビールの飲みすぎ? (下界では問題ない量だが)。 原因はよくわからないが明日の山行は無理かも、北沢峠からバスで帰ろうかな?と、またもマイナス思考が発動する。 コースタイム0.8くらいで計算していたが、予定よりだいぶ遅れている。 本格的縦走が久々で体力不足なのが原因? 荷物が重いのと重登山靴で速度が出ないのが追い打ちをかけている。
------------------------------------------------------------------------
9/13(3日目)
起床すると頭痛は収まっていた。 行かない理由はいくらでも考え付くのだが、まぁ、行くしかねえよなと出発。 長衛小屋にテント張りっぱなしで仙丈ケ岳へ行くだけの軽装登山者にイラっとしつつも登る。 仙丈ケ岳にリベンジできたのは感無量だった。 しかし、その後の両㑨小屋までがきつかった。 足は痛いし行動時間は長い。 鳳凰小屋同様に稜線から降りなくてはならないのがツライ。 両㑨小屋はアクセスが悪い割に、私以外にテントが4張り。 釣りジャケットを着た人もちらほら。 後で調べると、ヤマトイワナ釣り目的で来る人も多いようだ。
------------------------------------------------------------------------
9/14(4日目)
間ノ岳に向かう途中、農鳥岳方面の景色が最高に良かった。 間ノ岳までは好天に恵まれたが、北岳山頂では真っ白に。 幕営地「北岳肩ノ小屋」は稜線上にあるので遠くからでも視界に入る。 あそこまで行ったら休めると思うとテンションが上がる。 肩ノ小屋は電波良好。 興奮して嫁さんにをかけ、「標高3000mから電話してるんだぞ」的なことを言ってみたが「1へぇ」ぐらいの反応だった。 北岳肩ノ小屋は標高3000mという事もアリ、それ以前の小屋に比べて格段に寒い。 シュラフはモンベル#3、下はダウンパンツ、上はアークテリクスのフリース+アトムLTフーディで寝たが、上半身が寒くて何度も起きた。
------------------------------------------------------------------------
9/15(5日目)
最終日、そのまま下山しようかと思っていたが、早起きして北岳山頂にリベンジ。 天気は最高、日の出の瞬間って理屈抜きでいいものだなと思う。 テン場に戻る途中、山頂にガスが上がってくる。 いそいそとテントを撤収し下山。 10時のバスに間に合うのか怪しい感じだったが(山頂でのんびりしすぎた)、何とか間に合った。 広河原から乗って、夜叉神峠で降りる人はあまりいないようで(実際、私だけだった)、こちらから夜叉神で降りますと申告しないと芦安行きと判断されかねない。 まぁ、そりゃそうか。 甲斐駒岳や農鳥岳にも足を延ばせるルートだが、休みと体力が足りない。 やる気と根性も足りない。
------------------------------------------------------------------------
とはいえ南アルプスをお腹いっぱい堪能できるコースだった。 信憑性の高い優良(有料)天気予報アプリは良い方に外れてくれた。 全日程において午前中は晴れて昼からガス、の繰り返し。 行動中に雨に打たれることはなかった。 某天気アプリは価格に見合った仕事をしない。 当たらない天気予報に翻弄されるくらいなら、最初から見ない方が良いのかねぇ…。
一年ぶりくらいの登山。行きたい山に行くと、行きたい山がどんどん無くなっていく。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する