記録ID: 7023517
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
穂高岳
2024年07月12日(金) 〜
2024年07月14日(日)
長野県
岐阜県
すろうにん😶🌫️
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 19:36
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 2,580m
- 下り
- 2,582m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 2:25
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 2:32
距離 4.7km
登り 696m
下り 35m
14:45
2日目
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:52
距離 4.8km
登り 1,333m
下り 519m
3日目
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 10:01
距離 22.0km
登り 552m
下り 2,028m
14:19
| 天候 | 1日目 雨のち曇り 2日目 晴れ 3日目 曇りのち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
○ 上高地から岳沢小屋 上高地から最初は岳沢の登山口まで遊歩道を歩いていき、岳沢から登山道に入ります。 最初は緩やかな登りが続きますが、岳沢風穴を過ぎた辺りからだんだん登りがキツくなってきます。 沢の脇に出てさらに登っていくと岳沢小屋です。 ここまでは危険箇所も本格的にキツい登りもありません。 ○岳沢小屋から紀美子平 ここからは難所で有名な重太郎新道を上がっていきます。 最初は狭めな登山道のややきつめな登りを上がっていくだけですが、だんだん岩場が増えてきて三点確保が必要な場所が増えてきます。 キツい登りをこなして尾根に上がりきるとカモシカの立場です。 ここから森林限界を越えて足元はガレ場になり、ところどころ三点確保で登る感じになります。 まだまだ紀美子平まで急登を挟んでかなり登っていきます。 最後の紀美子平のすぐ下に一枚岩を登る場所がありますが、ここは急ではないですが表面が磨かれていて滑りやすいので注意です。 ○紀美子平から前穂高岳 僅かな区間ですがほぼ全てが岩場です。 鎖とかはつけられていないですが、大きめな段差を登り下りしなければならない箇所も多く短いながら油断できない区間でした。 ○紀美子平から奥穂高岳 ここからは吊り尾根という区間です。 基本的に大きなアップダウンはありませんがほとんど岩場で足元はあまりよくなく、ところどころ三点確保を使って登り下りしていく感じです。 自分は紀美子平に上がるまででだいぶバテてしまい、吊り尾根の区間は酸素の薄さにだいぶ苦しみながらかろうじて歩ききった感じでした。 ○奥穂高岳から穂高岳山荘 奥穂高岳から穂高岳山荘方面ははじめはそこまでキツい下りはないですが、終始ガレ場で足元が悪くて疲労もあって何度も転びかけました。 下りていくと穂高岳山荘が見えてきますが、穂高岳山荘のすぐ上のところは足場が狭く、鎖場になっていてやや危険です。 小屋が見えても気をぬかないように要注意です。 ○穂高岳山荘から涸沢岳 続いて穂高岳山荘のすぐそばのもう1つのピーク、涸沢岳に登っていきます。 こちら側もテント場を越えるとすぐにガレ場になります。 その後は緩やかにガレ場を登ってやや痩せた場所に上がると涸沢岳の山頂です。 ○涸沢岳から北穂高岳 ここからはずっと危険地帯です。 初っぱなから危険です。 まずは涸沢岳山頂からボルトの足場をたどって岩稜を下りていきます。いきなりこれかよ…ってレベルの道です。 下りきるとしばらくはガレ場と三点確保で下りる道が続きますが、最初の下りほどヤバい道はないです。 そのまま進んでトラバースが出てくるとかなり狭い所が出てきます。 ハシゴがおかしな位置についてる場所が見えたら核心部です。岩の壁をボルトの足場をたどって進みハシゴに乗り移って下りていきます。ハシゴを下り終わると核心部はおしまいです。 しばらく鎖場が続く岩場を下りきると最低コルで今度は登り返しになります。 最低コルからはトラバースが中心の岩場を登っていきます。足場はそこまで狭くはないですが、岩が滑りやすいです。 しばらく緩やかに登っていくと壁が見えてきますが鎖の少ない壁を登ります。これが足の置き場が限られててなかなか難しい。登りきると北穂南稜と合流して少し登ると北穂高岳山頂です。 ○北穂高岳から涸沢 涸沢に向けて北穂南稜を下りていきます。 最初は広めのガレ場の緩やかな尾根を下りていきます。しばらくは特に危険箇所もありません。 少し行くとトラバースが出始めると上の鎖場です。足場が悪く、角度もややキツいので鎖を遠慮なく使います。 上の鎖場を越えるとまたしばらくは特に難所もなく、サクサク進めます。 しばらく進むと北穂南稜が終わりになり、稜線から外れます。ここが下の鎖場です。 ここは1枚岩を掘られたステップや鎖を使って下りていきますが、ステップの位置と鎖の位置が微妙ひ噛み合ってないので注意です。 下の鎖場を越えれば涸沢までは普通の道を下りていくだけです。 ○涸沢から上高地 この後はほとんど緩やかな道が続きます。涸沢から横尾まではところどころ涸れた沢を横切る度に落石危険地帯なので停滞厳禁です。 涸沢から横尾までも長いですが、横尾から先はさらに長いです。徳沢で飲食して気を紛らすと楽しめます。 明神で天気がよければ池を眺めるのもいいです。 |
| その他周辺情報 | 上高地の少し先にある小梨平に入浴施設あり 上高地からシャトルバスが発着するさわんど駐車場にも日帰り入浴できる施設があります |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
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感想
2泊3日で前穂高岳から北穂高岳へ縦走してきました。
どうも出発前に既に夏バテ気味でどれだけ水分を補給しても道中ずっと苦しく、特に2日目は高度もあって少し歩いただけで息苦しい状態が続いて辛かったです。
2日目は天気がよくて上に上がってからはずっと景色もよくてそれが救いでなんとか歩けました。
3日目は出発時点では雨が止んでたものの、前夜の雨で岩場が濡れていて緊張させられ、進んでいくと小雨が降りだして涸沢に下りる少し手前で本格的に雨が降ってきて最後は雨が強い中歩くことになったのが辛かったです。
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