雲海に浮かぶ北岳 白峰三山縦走 テント泊2泊3日

2016年07月16日(土) 〜 2016年07月18日(月)

• GPS: --:--
• 距離: 25.4km
• 登り: 2,662m
• 下り: 3,343m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:30
• 休憩: 1:00
• 合計: 9:30

7:30 広河原インフォメーションセンター
8:00 8:00 白根御池分岐
10:40 10:40 二俣
13:30 13:30 八本歯のコル
14:00 14:00 吊尾根分岐
15:00 16:00 北岳
17:00 北岳肩の小屋

2日目

• 山行: 11:00
• 休憩: 10:30
• 合計: 21:30

5:00 北岳肩の小屋
6:00 15:00 北岳
6:00 7:00 北岳山荘
7:40 7:40 中白根山
8:40 8:40 間ノ岳
9:40 10:10 農鳥小屋
11:00 11:00 西農鳥岳
13:00 13:00 農鳥岳
14:00 13:00 大門沢分岐
16:30 大門沢小屋

3日目

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:00

6:30 大門沢小屋
9:00 9:00 奈良田駐車場
9:30 奈良田バス停

天候

1日目 ガスのち晴れ
2日目 ガスのち暴風雨
3日目 超快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

●1日目
◼奈良田バス停➡広河原
第一駐車場は深夜0:30時点で満車
バスはここが始発なのでここに停めれば座って広河原へ行ける。第二駐車場では長い行列ができており、ほとんどの方が座れない状況。
◼広河原➡大樺沢二俣
広河原は大混雑。トイレは長い行列
登山道で危険な箇所はなし。
◼大樺沢二俣➡八本歯のコル
雪渓を歩く箇所あるがアイゼンは不要。下りの人は注意
◼八本歯のコル➡北岳山頂
岩場がありますが特に危険な箇所はなし
◼北岳山頂➡北岳肩の小屋
岩場がありますが特に危険な箇所はなし
◼北岳肩の小屋
テント場について、西側と東側では天国と地獄です。
西側は暴風のためテント設営も難儀です。夜も風でテントは揺れまくり。
東側はほぼ無風。早い者勝ちなので、東側に張りたい場合は急いで登るしかなし。
●2日目
◼北岳肩の小屋➡北岳山荘
北岳山頂付近は岩場ありますが危険箇所はなし。
◼北岳山荘➡間ノ岳
広い稜線、ガス等で視界不良のさいは目印を探しながら注意して進みましょ。
◼間ノ岳➡農鳥小屋
目印多くて道迷いの心配ないかな？
◼農鳥小屋のおやじ
声が大きくて口は悪いですが、優しくていいおやじさんです。
◼農鳥岳小屋➡農鳥岳
西農鳥手前は急登。風強し
◼農鳥岳➡大門沢小屋
優しくない登山道。滑るし。とにかく歩きにくい。
◼大門沢小屋
テント50張り。強者が多く集う山小屋なので遅く着くとテント場は空いてません。
素泊まりは4000円
●3日目
◼大門沢小屋➡大門沢登山口
後半は歩きやすい樹林帯となります。
木漏れ日と苔が素敵な路です。
◼大門沢登山口➡駐車場
舗装された道。以外と長いです。

その他周辺情報

■奈良田温泉 女帝の湯 550円
浴槽はすべるので注意。
お肌がすべすべになります。

写真

4:30
早い方から順に並びはじめました。始発は5:30です。

広河原は多くの登山者で賑わっておりました！トイレは大渋滞(^^ゞ

天気は良さそう！

7:00
登山スタートです！

地図で確認。
南アルプスは大きい！

つり橋を渡ります。
このときはまだハイキング気分でした。

ガスってますねー

お花

ガスガスの道を進みます。

大樺沢二俣の先、雪渓を登ります。アイゼンは入りません。

おっ！ガスが晴れて青空が！
Σ(゜Д゜)

山頂まであと1:40！Σ（￣□￣;）
そんなに！？

木の階段が出てきます。
一気に高度をあげていきます。

この階段も、疲れます。
頑張って登ります。

北岳バットレス
カッコいい！

八本歯のコルに到着！

稜線

北岳！

雲海に浮かぶ富士山
感動！

富士山アップ！

13:45
今回は北岳山頂を経由して
北岳肩の小屋にむかい、今夜はそこでテントを張ります。

北岳山頂へ向かいます！

山頂まであと20分！

さすがにこの辺は岩場も荒いです。
慎重にいきます。

あと少し

14:55
山頂登頂！おつかれさまっす！

雲海！

幻想的な

雲の上に立っている感じ

No.2から見えるNo.1
たまりません！

仙丈ヶ岳も雲の上

すごく気持ちいい

雲の上の北岳！

最高！

16:00
肩の小屋へ向かいます

ラピュタの世界観
雲の上のテント場

肩の小屋に到着！

西も

東も雲の上

お疲れ乾杯！

もうスグ日も暮れます

幻想的な景色

感動！

うわぁ

富士山

夕日

荒れた雲

この景色が見たくて

ここまで上がって来ました！

明日も晴れますように！！

■2日目
暴風の朝！風と闘いながら何とかテント撤収！
5:00
朝食も食べず出発します。

6:00
北岳山頂到着
昨日と打って変わってガスで何も見えません

三角点には白根岳とかかれてます。間ノ岳の手前に中白根山があって、その北側にあるから北岳だとか。No.2なのになんて安易な(-。-;

ガスの北岳をあとに先に進みます

ガスの稜線を行きます

お？

奇跡だ！ガスが晴れてきた！

山々が目の前に！

3000m級の稜線も！

今日も良い1日になりそうだ！
（≧∇≦）

富士山おはよー♪
(=゜ω゜)ノ

北岳山荘の向こうに富士山が！
よし、富士山を、見ながらここで朝ごはんを食べよう！

今回はケニア
しっかりとした苦味があるけど
後味が甘いのが特徴。
と、ガスが上がってきて眺望なしに。さっさと朝食を済ませ出発します。

8:30
中白根山に到着
ガスで眺望は無し

間ノ岳へ向かいます。
ガスで10m先も見えません。

9:40
とくに急登もなく、
北岳山荘から1時間40分で
NO3
間ノ岳に到着！

三角点には『相ノ岳』と。

雨風強くなってきました

何も見えないし
寒いので先を急ぎます

クマ？(-_-)
クマっ？Σ（゜д゜lll）！？

農鳥小屋に到着ー
ここで休憩したいけど
よくない噂も聞いてるし…
大丈夫かな？

荒々しい農鳥小屋の親父の声が外にまで聞こえます！噂は本当！？

いやいや、大きな声の親父さん。誤解されることも多いのか？
すごく優しくてよか男でした。
カップ麺食べて暖まります。

西農鳥の手前は風が強いから気をつけてな！
と親父さん。
また逢いにきます！

先に進みます。

西農鳥へは急登。
雨風強くなりました！
暴風雨！

12:05
西農鳥岳到着
眺望なし
さっさと先へ進みます

12:45
農鳥岳到着
眺望なし
さっさと先へ進みます

あとは大門沢小屋まで下りのみ
早く小屋で休みたい！

しかし、下りで楽勝と思っていた我々をこの山は苦しめるのです。

ずーっと滑りやすい登山道が、
続きます。
めちゃめちゃ疲れます。

へんな梯子や橋が登場します。
歩きにくいったらありゃあしません。

16:50
大門沢小屋到着。テント場はいっぱいでテント張れませんでした。

しょうがなく素泊まりします。
素泊まり4000円
とりあえず今日も無事でなにより。乾杯！

■3日目
大門沢小屋の朝です。富士山見えません。早く温泉に入りたい！
6:30
出発します。

歩きにくい道
歩きにくい橋

なかなか歩きにくい道は続きます。

今日は快晴！
木漏れ日が、気持ちいい

吊り橋登場

けっこう揺れます。
楽しい。

川沿いを進みます。

水がキレイ

昨日がこの天気であったなら…
だか、これも登山。

登山口到着

ここから舗装された道に、なります。

奈良田駐車場まで4.3キロ
けっこうあります。

発電所バス亭
バスは30分前に出てました。残念。

駐車場まで30分。
今回の山旅も無事終了。

奈良田駐車場すぐ近く
秘湯 奈良田温泉 女帝の湯
つるつる美人になります！
お客様は登山帰りの人しかいません。

帰り道、隠れた名店 南部路にて
鳥釜めしセットをいただきました。
超美味し！

感想

kou2

憧れの、北岳でのテント泊

雲海に沈む夕日は神々しく

一生の思い出となりました。

2日目は暴風雨の中での3,000m級の稜線歩き

晴れていれば…

と言ってみても自然には逆らえません。

とはいえ、たとえどんな状況であっても

仲間と共に苦楽を分かち合うことがとても楽しい。

今回同行した仲間達に感謝

山で知り合った新な出会いに感謝


まだまだ体力不足で、とてもきつい白峰三山縦走でしたが、達成感と満足感で満たされました。

山に感謝。