北アルプス表銀座で燕岳から槍ヶ岳へ

2016年08月31日(水) 〜 2016年09月02日(金)

• GPS: 20:24
• 距離: 40.5km
• 登り: 2,968m
• 下り: 2,927m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:48
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:31

距離 11.9km 登り 1,892m 下り 459m

6:06 中房温泉
6:06 6:09 中房温泉登山口
6:11 中房温泉
6:44 第１ベンチ
7:07 第２ベンチ
7:34 7:38 第３ベンチ
8:01 8:08 富士見ベンチ
8:29 合戦小屋
9:01 合戦山(合戦沢ノ頭)
9:32 9:36 燕山荘
9:43 いるか岩
9:55 めがね岩
10:01 10:05 燕岳
10:13 10:14 めがね岩
10:24 いるか岩
10:34 10:49 燕山荘
11:23 11:24 蛙岩
11:41 11:43 大下りの頭
12:58 小林喜作レリーフ
13:07 13:09 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
13:37 大天荘

2日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:19
• 合計: 6:09

距離 8.6km 登り 1,020m 下り 810m

6:07 大天荘
6:42 大天井ヒュッテ
7:03 ビックリ平
8:05 8:07 赤岩岳
8:42 8:54 ヒュッテ西岳
9:42 9:44 水俣乗越
11:27 11:30 ヒュッテ大槍
12:16 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:24

距離 20.0km 登り 89m 下り 1,663m

5:48 槍ヶ岳山荘
6:23 播隆窟
6:29 坊主岩屋下
7:05 槍沢・天狗原分岐
7:34 槍沢大曲り
8:04 赤沢岩小屋（ババ平）
8:22 8:31 槍沢ロッヂ
8:51 二ノ俣
8:57 8:58 一ノ俣
9:04 9:05 槍見河原
9:35 9:45 横尾 (横尾山荘)
10:21 新村橋(パノラマ分岐)
10:32 10:50 徳澤園
11:26 徳本口(徳本峠分岐)
11:30 明神館
12:00 12:01 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
12:08 河童橋
12:12 上高地バスターミナル

大天井岳、槍ヶ岳はGPSロガーを持たずに登ったため、軌跡登録されていません

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：新宿（23：05）から安曇野穂高（4：27）（さわやか信州号）
　　　穂高駅（5：10）から中房温泉（6：05）（南安タクシー定期バス）
復路：上高地BTから新宿（さわやか信州号）

コース状況／危険箇所等

西岳から槍ヶ岳にかけての東鎌尾根は注意を要する箇所多数あり

その他周辺情報

下山後の入浴：上高地アルペンホテル（上高地BTまで徒歩１０分ほど）
http://www.m-kamikouchi.jp/alpenhotel/
日帰り入浴￥６００。１Fの乾燥室にザックを置き、スリッパに履き替えて施設を利用します。ロビーにセルフのカフェやビールの自販機があり、入浴後に休憩できます。また売店でおみやげの買い物も済ますことができます。

写真

8/31 6:00

新宿からのバスを補高駅前で乗り継ぎ、中房温泉に到着。今日はここから出発です。

8/31 7:13

しばらくは樹林帯の登りです。途中でこのようなものを発見。そういえば燕山荘の前に山男の像がありますね

8/31 7:21

赤い実がきれいです

8/31 7:28

雲がとれ、稜線が見えてきました

8/31 8:28

すいか休憩所。もとい合戦小屋に到着。

8/31 8:31

8/31 9:24

稜線に燕山荘が見えてきました

8/31 9:37

燕山荘に到着の直前を最後に登り切ったところで、一気に幕を開けるようにこのような絶景が目の前に現れる。この瞬間が好きです。

8/31 9:37

今日も槍がよく見えます。

8/31 9:54

ビーチのような登山道を進み、燕岳ピークを目指しました

8/31 9:55

メガネ越しに見る雲

8/31 10:01

一昨年は全く無かったと思いますが、いつの間にか賽銭箱状態になっています

8/31 10:23

イルカと青空

8/31 10:48

これ、これ。ゆるキャラですね。

8/31 10:48

いつ見ても燕岳は美しい

8/31 11:03

本日後半は、槍を眺めながら、表銀座を進みます。昨日までの台風の影響で谷から吹き上げてくる風が強く冷たいですが、天気は最高。

8/31 11:16

燕山荘がずいぶん遠くなりました。

8/31 11:41

槍を眺めながらの天空散歩

8/31 11:43

大天井岳が近づいて来ました。生で見るとその存在感に圧倒されます。実はカッコ良い山だったんですね

8/31 12:56

今回最初の鎖場通過。慎重に！

8/31 13:02

大天井岳への登り返しが非常にキツイ。振り返って景色を眺めながら進みました

8/31 12:51

喜作レリーフを見下ろします

8/31 13:36

本日の宿泊地、大天荘が見えてきました

8/31 13:38

今日は人が少ないようです。小屋前のテント場もまばらでした

8/31 14:03

まだ数人しか到着していないようです

8/31 16:42

大天荘玄関前からの眺め

8/31 16:46

談話室が充実しています

8/31 17:28

本日の夕食。山小屋とは思えない充実ぶり

8/31 17:29

ゼリーのデザートもついています

8/31 18:18

今日歩いてきた路が夕暮れを迎えます

8/31 18:20

この時間が好きです

8/31 18:27

なんと、夕食後はカフェになるようです

8/31 18:29

まだ8月ですが、日が暮れるとストーブが必要になる寒さです。ニュースでは今日の松本の最高気温が30度近くまで上がったというのに。

8/31 18:30

談話室でまったり

8/31 18:39

8/31 18:40

8/31 19:16

カフェタイムになるとランプが灯ります。良い雰囲気です。窓越しに麓の夜景が見えるとあって、演出が効いてますね。

9/1 4:17

翌朝は夜明け前に大天井岳へ登り、日の出を待ちます。大天荘から大天井岳山頂はわずか10分。素晴らしい立地です。

9/1 4:27

浅間山と長野市街の夜景（もう朝ですが）です。遠い方の夜景は上田市街でしょうか。

9/1 4:55

360度の展望。

9/1 5:08

雲が赤く染まりはじめました

9/1 5:16

ご来光です

9/1 5:20

槍も赤く染まります

9/1 5:20

穂も赤く染まります

9/1 5:22

9/1 5:25

小屋に戻り朝食です。山頂からの下りは5分！

9/1 5:34

朝食です。やはり、山小屋とは思えない充実ぶり。オレンジジュースまでついています。ペンションの朝食ですと言っても疑われません。

9/1 6:12

2日目も好天！

9/1 7:12

9/1 7:14

9/1 7:17

9/1 7:20

西岳までは、引き続き気持ちの良い稜線歩きと樹林帯歩きが続きます。

9/1 8:47

9/1 8:47

9/1 8:47

9/1 9:04

西岳ヒュッテを過ぎると、いよいよ本日のメイン。ストックを片付けて臨戦態勢（？）に。

9/1 9:06

最初のハシゴ。高度感はありますが、それほど急ではありません。

9/1 9:10

9/1 9:17

ナナカマドと槍

9/1 9:21

右下は深く切れ落ちています

9/1 9:40

手を使って登るところも

9/1 9:59

9/1 10:00

楽しくなってきました

9/1 10:06

路の両側が深く切れ落ちています。落ちたらまず助からない

9/1 10:13

高度感のある三連梯子。前の方が歩いている前方が実は何気に怖い。

9/1 10:16

反対から見るとこのような感じです

9/1 10:21

槍が近くなりました

9/1 11:29

槍ヶ岳まで残り約1時間。ヒュッテ大槍でランチします

9/1 11:18

窓から見る槍。Windowsの壁紙みたいですな！

9/1 11:20

山の定番！カレーライス。、と書いてありましたので、注文。美味しいです。

9/1 11:34

9/1 11:45

9/1 11:57

ゴツゴツの岩の上を進みます、岩稜歩きらしくなってきました。

9/1 12:01

実は左下は切れ落ちていて、結構スリリングです。

9/1 12:01

9/1 12:07

直下から見上げる槍。覆いかぶさって来そう。

9/1 12:07

本日の宿泊地。槍ヶ岳山荘が近づいてきました

9/1 12:14

皆さん、登っています。早く登りたい。

9/1 12:17

到着！

9/1 12:57

やりの穂先にとりつきます。

9/1 12:57

上の方に見える梯子までよじ登ります

9/1 13:05

だいぶ登ってきました

9/1 13:09

頂上です。ガスが上がってきましたが、まだ視界は十分。

9/1 13:12

360度大パノラマ

9/1 13:13

これが三角点？

9/1 13:13

9/1 13:14

9/1 13:19

下りも慎重に。一番上の梯子はほぼ垂直です

9/1 13:39

無事降りてきました。多くの方が山荘前のテラスでビールタイム。

9/1 13:39

9/1 17:00

夕食です。2日連続のハンバーグですが、今日はデミグラスソース版。美味しい

9/1 18:19

午後はガスがかかったり晴れたりの繰り返しでしたが、日没間際にガスが晴れ、見事なアーベンロートの槍ヶ岳！

9/1 18:19

9/1 18:20

日が沈みます

9/2 4:34

夜明け前。すでに多くの方がヘッドライトをつけて穂先に登り始めていました

9/2 4:58

朝食は4時50分スタートでした。日の出までにまだ30分近くありましたので、ゆっくりと、たっぷりと。

9/2 5:10

雲海の彼方に富士山も見えました

9/2 5:20

朝陽に赤く染まる山荘

9/2 5:20

いい色です

9/2 5:21

みなさんも

9/2 5:56

下山途中の登山道から。迫力ありますね

9/2 6:03

「気」が出ているようです。

9/2 6:16

花の最盛期はさぞかし綺麗なことでしょう

9/2 6:24

播隆上人は槍ヶ岳を開いたお坊さんだそうです。特徴ある山ですので信仰の対象にふさわしいのでしょう。その後、徳沢のあたりで播隆上人追慕登山の一行とすれ違いました。

9/2 6:24

9/2 7:01

9/2 7:39

9/2 7:50

9/2 7:58

9/2 8:18

やりの穂先にいる人も確認できました

9/2 8:51

9/2 8:51

9/2 8:51

9/2 9:34

登山口に到着。ここからはハイキングコースですが、まだ先は長い！

9/2 9:35

9/2 9:36

9/2 10:34

ソフトですね

9/2 10:50

徳沢といえば

9/2 10:56

穂高もよく見えます

9/2 12:07

かっぱ橋到着。平日ですが賑わっています。

9/2 12:07

9/2 13:09

入浴後、バスの時間まで休憩

9/2 14:01

こちらは、日帰り入浴をやっています

9/2 14:07

9/2 14:09

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ スリーピングシーツ

感想

persimmon201

念願の北アルプス表銀座縦走での槍ヶ岳でした。台風通過後に晴天が見込まれる予報であったことから、前日にバスを予約して出発決定。期待通り全行程に渡り晴天に恵まれ、最高の山行となりました。燕岳の稜線に出たところから槍ヶ岳まで終始絶景に囲まれながらの路で、表銀座と呼ばれる理由が実感できました。また、大天井岳では大天井ヒュッテに泊まるか、大天荘に泊まるか迷いましたが、天気が良ければ麓の夜景が臨めることと、翌朝360度展望の大天井岳頂上でご来光を見た後に小屋で朝食と取る計画が作れることから大天荘泊としました。小屋直前の登りはキツイですが、良かったと思います。また今回のルートはかなり長距離になること、本格的な岩稜歩きは初めてであったことから体力的にも不安がありましたが、ペース配分に注意したことにより難なく歩き切ることができました。来年はいよいよ穂高かな？