記録ID: 511563
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
初めての北ア登山 槍穂縦走
2014年09月13日(土) 〜
2014年09月15日(月)
HHH
- GPS
- 56:00
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 2,907m
- 下り
- 2,903m
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1日目
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 11:25
11:00
11:30
25分
水場
16:40
2日目
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 11:15
| 天候 | 晴れ、時々曇り、霧 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
槍沢：一部雪渓歩くが足跡がっちりのため問題なし。 槍〜南岳山荘：14日朝は霜/岩に結氷 大切戸：危険度自体はまずまずだがとにかく長い！そして登り返しが苦しい。 北穂〜涸沢岳：大切戸と遜色ない危険度。大切戸ほど長くない分楽なのかもしれないが、最低コルへの高低差は大差なく、負けず劣らず。槍山荘〜穂高山荘を一気に行くとここらでへばる。 穂高岳山荘〜奥穂：朝から激渋滞。 奥穂〜ジャン ピストン：道自体の難易度はピカイチ。サブバックに水500ml一本で果敢にアタック。皆が言うように本当にきついのは馬の背、最低コルからジャンへの登り帰し。（道がわかりにくい）。帰り道の最低コルから奥穂側の浮石だらけの急登が苦しい。ジャンの取り付きにくればジャンピークまではそこまで苦しくない。 吊尾根：最低コル〜紀美子平への前穂トラバースが意外に苦しい。ちょっとバランスを崩し、体一つ分滑落。ここで右足首若干捻挫気味。居合わせた人に引き上げていただき感謝に耐えない。 重太郎新道：トラブル・怪我・ショック・疲れなどから恐ろしくつらかった。新生岳沢小屋までが遠く、一杯人に抜かれたけど必至だった。紀美子平から3時間もかかる人はあまりいないだろう。 岳沢〜上高地：よっぽどここでやめて次の日休みを足そうか悩んだ。しかし、岳沢〜上高地：想定より道はよくない。ちょっとした登り返しがいちいちつらい。こんな状態だったがどうにか2時間位で上高地に辿りつけ、沢渡行きタクシーが残っていてどうにか帰れました…。 脱出時間のリミット設定がつらすぎる…。 |
写真
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大天井か？なわけないですね。こんなに低いはずないですし。
西岳あたりからの尾根がきているのかな？
西岳あたりからの尾根がきているのかな？
槍沢ロッジ先のテン場 清々しい！
奥は槍穂稜線の大喰〜中岳あたりかな？
奥は槍穂稜線の大喰〜中岳あたりかな？
東鎌と…綺麗なとんがり形状は大天井、燕、どっちだ？
当時は常念と思ったが位置的にそれはないかと思う。
当時は常念と思ったが位置的にそれはないかと思う。
槍穂先から槍穂稜線。右端のテン場は南岳と思われるので、その先は大キレットと北穂、涸沢、奥穂（これは見えていない可能性大）
槍穂先 決して広くない上、プレートを持っての写真撮影待ち。
雲が多い時間である意味良かったと思う。
雲が多い時間である意味良かったと思う。
槍穂先から下を見る。雲の下に輝く硫黄尾根が見えるので、その奥は鷲羽などの界隈と思う。
槍山荘からの第一歩 飛騨乗越 峠の定義はよくわからないが最も高い分水界はここだと思う。
このあたり お散歩のように気持ちよい。
勿論そんな楽なはずはないのだが。
勿論そんな楽なはずはないのだが。
穂高岳山荘。
ここ空いていたらとっても最高な気がしますが、この立地はただただ感謝。
ここ空いていたらとっても最高な気がしますが、この立地はただただ感謝。
眼下に梓川源流と上高地、左に霞沢、右に西穂への稜線を経て焼岳、乗鞍、御嶽へ。
いつか西穂〜奥穂を辿れる日は訪れるのか？
いつか西穂〜奥穂を辿れる日は訪れるのか？
ジャンより南へ
西穂、焼岳、乗鞍、御嶽。結構西穂〜奥穂稜線を突き抜ける人がいます。
西穂、焼岳、乗鞍、御嶽。結構西穂〜奥穂稜線を突き抜ける人がいます。
ジャンより北へ
槍、涸沢岳、穂高岳山荘など。奥に常念山系と後立山連峰
槍、涸沢岳、穂高岳山荘など。奥に常念山系と後立山連峰
ジャンより立山方面 手前は水晶〜野口五郎の裏銀座稜線。奥は立山かなぁ・・・。
吊尾根 トラバース路 こういうとこが地味に危ない
体一個滑落した地点。居合わせた方。ありがとうございます。
体一個滑落した地点。居合わせた方。ありがとうございます。
撮影機器：
感想
今回の山行は、感動・驚き・試練など盛り沢山だった。
感動としては、各方面、各山々の絶景。
驚きとしては、こんな遠方まで来て会社の人間に出会ってしまうこと。
試練としては、各登り下りと、若干とはいえ滑落した事実。
毎日、救助ヘリが飛びまわり、残念ながら亡くなった方が日々出た中、そこに至らずに自力で下山した。このため、当初予定していた前穂ピストンは断念したが、前穂に行ったら下山便を逃したことを思うと、結果的にこれは英断だったと思う。
また山人がこぞって集うの理解することが少しはできたかと思う。
しかし、下山できないかもしれないという強迫観念がつらかった。
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