八ヶ岳 北南縦走

2012年06月24日(日) 〜 2012年06月28日(木)

• GPS: 99:36
• 距離: 50.9km
• 登り: 4,043m
• 下り: 4,977m

コースタイム

<1日目>
蓼科牧場ゲレンデトップ1240-1455蓼科山-1525蓼科山荘-1635大河原峠-1720双子山-1755双子池

<2日目>
双子池0700-0725亀甲池-0915北横岳-1150三ツ岳-1250縞枯山-1345茶臼岳-1500麦草峠-1545白駒池

<3日目>
白駒池0455-0630にゅう-0755中山峠0835-0945東天狗-1010西天狗-1030東天狗1045-1200本沢温泉

<4日目>
本沢温泉0505-0600夏沢峠-0725硫黄岳-0935横岳-1030地蔵の頭-1130赤岳1200-1330キレット小屋-1525権現小屋1550-1645青年小屋

<5日目>
青年小屋0835-0910編笠山0925-1120観音平-1245延命の湯1500-1615小渕沢駅

天候

1日目：曇り時々雨
2日目：曇り時々晴れ
3日目：晴れ後曇り
4日目：晴れ後曇り
5日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

<東京-蓼科牧場>
立川8:22スーパーあずさ5号（松本行）-10:06茅野10:25諏訪バス-11:10東白樺湖-白樺湖BS12:10スマイル交通-12:19蓼科牧場
※諏訪バス （茅野駅→柏原→白樺湖→霧ヶ峰→新田上→上諏訪駅線）
※たてしなスマイル交通（白樺線）

<小淵沢-東京>
16:35スーパーあずさ

コース状況／危険箇所等

<注意>
三ツ岳下りの岩場は岩の隙間が広いので注意。
横岳付近の岩場は急なところがあるため注意。

<温泉>
小淵沢の道の駅　延命の湯 600円。ビールが飲める食事処は昼を過ぎると夕方まであかないので注意。

ファイル

非公開 5809.xls

計画書
（更新時刻：2012/06/18 14:00）

写真

7/9 10:00

東白樺湖でバスを下車。
ビールはギリギリ我慢した。

7/9 10:00

蓼科牧場（白樺高原スキー場？）のリフト乗り場前で自撮り。

7/9 10:00

蓼科山7合目登山口。さて。

7/9 10:00

さくっと。赤岳方面。これからあれをこえるー。

7/9 10:01

蓼科山の小屋から頂上方面。ここから石がどんどん大きくなる。

7/9 10:02

蓼科山の小屋から双子山へ。ぐじゅぐじゅ。初日から転びたくない。

7/9 10:02

ひろい山頂。結構ガスってて視界わるい。

7/9 10:03

1日目幕営。この池の水は飲めるらしい。小屋でおいしい水を貰う。

7/9 10:04

本日のお宿。この後雨がふった。小屋のおじさんはおばさんと入浴中のためビール買えず。芋焼酎2杯。

7/9 10:04

朝の双子池（雌）

7/9 10:06

亀甲池を経て、北横岳。わりと急登だった。

7/9 10:07

北横岳の尾根を下り樹林帯に入ると、ぽこぽここんな石のピークが。

7/9 10:07

三ツ岳一つ手前の核心っぽい岩場。巨石の間を抜ける。

7/9 10:08

三ツ岳頂上から、北横岳。河原の様に巨石がころがる。

7/9 10:08

三ツ岳南面。くだりの岩場はしんどい・・orz.

7/9 10:09

縞枯山から蓼科方面の展望。よくみえる。

7/9 10:11

麦草峠を越え、白駒池へ。

7/9 10:11

2日目は白駒池のキャンプ場で幕営。ウッドデッキは腐っているのが多く、地面へ。ビール1杯目。焼酎3杯目。

7/9 10:12

カモが泳いでいる。水場の水はここの水を引いている。

7/9 10:12

3日目、初めての日差し。晴天の予感。木漏れ日が美しい。

7/9 10:12

本気の白駒池。とても美しい。

7/9 10:13

やっぱり天気が良いとテンションがあがるー。

7/9 10:14

にゅうから、雲海の中の白駒池を見下ろす。

6/26 6:33

にゅうからの雲海。誰もいないのでうおーって叫んで見る。

7/9 10:17

にゅうから硫黄岳。わくわくすっぞ。

7/9 10:17

東天狗、西天狗。

7/9 10:15

にゅう、かっこいいー。

7/9 10:18

天狗様。

7/9 10:19

晴天だった空に下からどんどん雲が湧き上がる。稲子岳だっけか。2度爆音とともに崖が崩落していた。

7/9 10:19

東天狗直下。

7/9 10:20

東天狗から西天狗。

7/9 10:20

西天狗山頂から南は展望ゼロ。

7/9 10:20

北八ヶ岳最高峰。こちらもまっしろ。

7/9 10:20

白砂新道へくだる。

7/9 10:21

白砂新道の上部でみかけた知らない黄色い花。突然あらわれた。

7/9 10:21

今日は温泉つき宿です。洗濯もしました。焼酎5杯目。持込の酒が尽きた・・。

7/9 10:22

大ショック。混浴ならず。うぇーん。シクシクシク。内風呂へ入って生ビールをギュンギュン飲んでやりました。ビール2杯目。

7/9 10:21

すばらしい朝日。今日も晴れるか。

7/9 10:22

これが噂の高所露天風呂か。登山道から丸見えやないかい。。しかし爆裂火口を目の前にめちゃ良いロケーション。入りたい。手だけ浸かる。ぬるい・・。

7/9 10:23

爆裂

6/27 7:20

硫黄岳山頂したから天狗岳を振り返る。蓼科山も見える見える。

7/9 10:24

硫黄岳山頂までは大きな石が少なく歩幅を強制させることがないのでとても歩きやすかった。

7/9 10:25

横岳、赤岳。阿弥陀岳は行かないので写してあげない。気温があがるにつれ雲がでてきた。

7/9 10:26

硫黄岳山荘から、硫黄岳。

7/9 10:28

小同心？大同心？　高度感のある尾根歩き。

7/9 10:28

いいながめだー。

7/9 10:31

富士山みえた！

7/9 10:31

遠くにはアルプスも見える。

7/9 10:32

蟹のなんとか這い。ここからビビッて簡易ハーネスを付けたら・・。横岳頂上で赤岳から着たおねーさんに「すごーい、どこ登ってきたんですかぁ？」って。「・・いや、あの　怖かったasdfjkl;..」

7/9 10:34

硫黄岳を振り返る。怖かったところは写らない。

7/9 10:35

お花畑っぽいところ。

7/9 10:37

キレット側もいいけど、こっち側の赤岳もかっこいー。

7/9 10:38

富士山と赤岳。

7/9 10:39

地蔵から赤岳

7/9 10:39

赤岳展望荘から赤岳

7/9 10:39

山頂！しかし時すでに遅し。まっしろ。

6/27 13:02

北面のルンゼで、ロープ出している白いヘルメット集団に遭遇。「どこの大学？」って聞いたら、「あ、長野県警っす」って。そーすか、公務員も大変ですね。先輩を担いで救助訓練していました。

6/27 15:10

ここまで来たらもう、キレットは終わり。

7/9 10:42

権現小屋からギボシ経由で青年小屋へ。下り＆トラバース＆岩場の3大嫌物。

7/9 10:42

この辺でちょっと泣きが入った。もう下りイヤ。

7/9 10:42

晴れたらいい景色だと思う。

7/9 10:43

わりと堂々とした山様。

7/9 10:43

編笠山麓の青年小屋がみえてきた。

7/9 10:44

めっちゃ冷たい穢れなき乙女の水。
汚れたおっさんが頭を洗う。

7/9 10:44

もう明日は下るだけだ。今日はのむどー。

7/9 10:44

4日目のお宿。既にビール1本消費。
合計ビール4杯、ワンカップ1合、芋焼酎5杯。
酔っぱらいだけど一番うまくテントが張れた。

7/9 10:45

編笠山の青年小屋からののぼりは、最初10分くらいなだらかな岩場。

6/28 8:48

振り返るとはるか向こうに蓼科山が見える。

7/9 10:46

予報に反して最終日も好天。編笠山、南アルプスと八ヶ岳が同時に見れる良い展望。

6/28 9:20

振り返ると八ヶ岳の山々。

7/9 10:49

観音平までは明るい草原と巨石が楽しめた。

7/9 10:50

観音平から小淵沢へ。武田信玄も好きだったという石庭。

7/9 10:51

まっすぐな杉の間のまっすぐな道を下る。前には甲斐駒がちらり、後ろを振り返ると権現岳。さようなら八ヶ岳。

7/9 10:51

駅までも、温泉までも待てずに、ぷしゅっと。

撮影機器：

iPhone 4 Apple

感想

uchi

<諸々学んだこと>
・連日長期行動の場合、登りより下りの方がつらい。
・下り足筋は一度疲れるとなかなか回復しない。
・フライは濡れると伸びるのでパツパツに張らないと本体とくっつき結露しやすい。
・一人なら、ちょっとした岩場でも簡易ハーネスあった方が安心。
・洗濯は12時間以上時間があっても晴れじゃないと乾かない。

<感想>
全部味わいたくて一人で北から南へ約55Kmを登って下って歩きました。

山にはいると、天気や景色に一喜一憂し、あっという間に時間は過ぎてゆき、
最終日に編笠山を登っている途中、ふと振り返ると越えてきた八ヶ岳の山々がくっきりと見えた。

不意に
「あー、これから先はもう登る山がないのかー、今日で終わりか―」と思うと、
なんだかさみしくなってちょっと泣いてしまった。

といってもまだ、八ヶ岳は2回目。しかも夏だけ。また行こう。