救急法講習会

昨日は日本赤十字長野県支部主催による救急法の講習会に参加してきました。参加者は28名ほどで結構若い方が多かったです。昨日は約半日の講習で9時から昼を挟んで14時まででした。最初1時間ほど座学を聴いてから救急法の実習です。最初に人形を使っての心肺蘇生法とAEDを用いた除細動の実習、午後に30分ほどで気道異物除去の実習でした。

大昔にも救急法の講習を受けたことがありますが、最近の実習用人形は測定器が付いていて、胸骨圧迫がきちんとできているか、人工呼吸がきちんとできているかがインジケーターで表示されます。昔はただの人形でしたし、AEDもありませんでした。またキューマスクというものがあって人工呼吸の際、直接口に触れずに行えますが、普段持ち歩くこともないので、現場に遭遇しても使えなさそうです。

今回の講習には実技の試験とペーパーテストがありました。実技は4人1組で行われ、実質的に全員合格の試験でした。ペーパーテストは全10問で80点以上で合格ですが、事前にポイント伝授もありましたので、簡単でした。多分合格しているでしょう。

合格を前提として今週末の土日に救急員養成講習があります。三角巾などを使っての実習があるとのことです。救急法は一度講習を受けたくらいでは現場での実践は困難です。そのために上田市のこの会場には、練習用人形等が常設されていて、毎月15日（土日の場合は月曜日）の午後7時から9時迄無料での練習会が開かれているとのことで、参加を呼びかけられました。

この救急法講習会の参加費は基礎講習が1500円、救急員養成講習が1700円でほぼ教材費の実費です。講師の方々は多分ボランティアでやられているのだと思います。