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翌日は早い行動を取って朝3時にヘッドランプを点けて出発。途中5合目でS爺はリタイヤして戻る。二人で頂上に向かう。6合目展望台では海と朝日も拝めたが、そこから上は強風、霧、霧雨で何も見えない。7合目付近で下りてくる男性と会う。きっと8合目避難小屋に泊ったのだろう。
8合目避難小屋過ぎてしばらく行くと、上から髪の長い女の子(10代後半?)が一人で合羽も着ないで濡れて下りてきた。上下クリーム色のジャージーで小さいザックに折りたたみでない傘を杖代わりに使っていた。無謀な登山装備の割にはえらく早い時間に下りてくるなと思った。
9合目から上は崩壊が進んでいてかなり歩きづらい。頂上に着いても視界はなく強風霧雨なのですぐに下山。キャンプ場からでは今日の頂上一番乗り。10年振り2度目の登頂。9合目付近まで下りたところで次に登って来る人に会った。8合目避難小屋には10人ほどが休んでいたが途中であった女の子はいなかった。
天気も悪いので休まずどんどん下る。下に来ると霧は取れてきたが風は強いまま。続々と人が登ってくる。7合目付近で登ってくる若い女性5人パーティーに会って、気になっていたジャージの女の子に会ったかどうか聞いてみたが、会っていないとのこと。他に道はないしどこに行ってしまったのだろうか。
港までのタクシーで運転手さんにこの話をしたら、「時期が時期ですからね」との返事。時、折しも迎え盆の前日。山で遭難した人の霊が迎え盆に間に合うように山を下りて行ったのかもと思ったら、何となく背中がゾクゾク。最近特に遭難はなかったとの話だけど、あの早い時間にあの装備で女の子が一人で下山はやはり不自然とは思った。
waka さん
おはようございます。(^-^)/
waka さんのように登山歴が長いと
沢山の不思議なことにも
遭遇してらっしゃるんでしょうね。
色々教えてください。(*^^*)
その1ってことは、、、
続編、楽しみにしてます!
今日は!
自分も・・
ある山小屋で・・
同僚と食事が終わってひと段落している時・・
自分が窓際の壁に背中を付けていると・・
なんだか背筋に寒いのもが・・
突如・・同僚が・・お疲れさん・・の一言・・
え・・何言っているのと・・と同僚に・・
人が・・窓の外を歩いているよ
・・・・・・・・
確か・・この窓の下は・・人が通れるはずが・・
今も思い出すと背筋に寒いものが・・
umetyanさん、たいへん怖い話ですね。短編小説にしてみてはいかがでしょうか。
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