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皆さんも南中時刻って言葉はご存知と思いますが、これは地球の自転活動によって
太陽がちょうど天空の真南にくることを言うんですが大体正午近くになりますよね。僕は小学校で習った記憶があるのですが、その授業はたぶん夏の頃だったのであまり深く考えずに たぶん冬の頃だと違うんじゃね? って思ったんじゃないかと思いますが覚えていません。
気になって調べて見ると、太陽の回りを公転している地球の軌道は円に近いものの真円ではなく楕円軌道であり、これによって南中時刻が正午ではなくて前後するようですね。
この自転の話ですが、分かりやすく発想を転換すると太陽が1日を24時間で私たちの回りを1周していますよね春も夏も秋も冬も、1回転は360度なので1日24時間だから割ると1時間で15度太陽は移動しているという事になります。この1時間は時計で言うとたった2.5分の目盛りぶんだけ移動しているとなりますよね。
では、ここから♪おおよその三角関係です

僕の山行計画は、まず行こうとしている山の地形図から標高差や距離と等高線の間隔から始まり、その山の植生(自然林か人工林か?野花種類)や登山道の状況や分岐の有無を確認するのですが、地形図は最後にもう一度確認します。
そうすると実際の山行中に今は東西南北のどっちに進んでいるかを大体想定してるのですが、正午近くだと太陽(が出てれば)の方向が南となるので うん♪こっちが南ねっ て思ってました。
僕はソロ山行が大半なので、ここの尾根は明るくて良い雰囲気だな樹木はなんだろうな?とか、なんか甘い発酵してるような匂いがするけど何処からしてるんだろう?とか、ごにょごにょ思いながら歩いてるんですよね会話が成立しないから.ww。
だからふと今回はアナログ時計で南同定する方法について考えてまして、じゃあ時刻で太陽そのもの位置で方位が分かるんではないか♪との結論に至ったわけなんです。
でそうなると、じゃあ1時間で太陽は15度移動してるんだから時計の文字盤で6時を南とすると、現在時刻が8時だと文字盤の4時方向に太陽があるばずなので東南東であり、同様に10時は5時方向・南南東で、12時だと6時方向・南で、14時だと7時方向・南南西で、16時だと8時方向・西南西に大体なるはずじゃないの!?
(正確ではありませんよ、すでにおおよそですので注意してね。)
って思っていましたが実際は違うみたいでした、地軸の傾きと地球の球面も影響してるようですね?た.たぶん..
では、ここで僕の住んでいる大分県での上記に記している時間の方位を見てみしましょう。
8時 10時 12時 14時 16時
120度150度180度210度240度
冬至 82度 99度 160度 253度 274度
春分104度128度171度220度249度
夏至124度147度177度208度231度
秋分106度132度177度225度251度
となりますので、
特に冬期は各時間で15度(1時間)以上の差異となる結果となりましたので、太陽の向きによる方角同定はやはり難しいようですね、でも僕的にはまま使えるなと思ってしまいました。 ※ちなみに6時(東・90度)はすごく差異が大きいです。
でも夏至の時期はかなり精度が良いですね、そして冬至の時期はゆっくりと昇って一気に沈んでしまうのが不思議ですね?
僕はコンパス2つ携帯してその内一つはぶら下げて歩いてるんですが、山旅ロガーで位置確認はしますがコンパスはまず見ないですそれほど便利なんですよねスマホ、で後はおおよその位置を想定しながら歩いています、地形図はその山の状況や山行距離や携帯の電波状況等によって携帯したり・しなかったりですね。
以上が最近の山行で思った、可でも不可でもどうでもいいような三角関係でした。
※1 時計での南を同定する方法も同じく精度は同じであり差異が結構ありす、またお住まいの地域・山域で時間毎の方位は変わります。
※2 東南東 112.5度・南南東157.5度・真 南180.0度・南南西202.5度・西南西247.5度が正確な方位です。
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