![]() |
![]() |
半分は本当で半分は嘘です。
多額の費用を請求されたとしても、生活をするのに支障がある金額を一度に支払う必要はありません(弱者保護なので)。
双方で分割協議をして、月ごとの分割払いになるでしょう。
というか、山岳救助のヘリコプターを飛ばすのは警察(消防)ぐらいです。
そうなると多額の費用請求はありません。
遭対協(民間の山岳救助組織)に捜索・救助・搬出をお願いした場合の契約事項がどうなのか知りません。遭対協に請求されてもバックレる方が多いと思います(ヤマレコ利用の方でそんな方はいないだろうけど)。
それぐらい個人に費用請求をするのは大変です。
仮に差し押さえをするにしても、度重なる請求の証明書を添えて裁判が必要です(裁判資料を集めて裁判をする手間とお金が必要)。
遭難は捜索にお金がかかる以上に行方不明だと残された家族に負担がかかります(遭難者がいわゆる一家の大黒柱で家のローン等があると特に)。
行方不明のままだと生命保険が支払われません(失踪宣告をして、失踪が認められるまで生命保険の保険料を支払い続けていれば別だろうけど)。
山岳保険は金銭リスクの軽減だけです。
個人的には単独で山に登る方で「山と高原地図」の実線ルート以外を好んで歩く方や事故が多い場所を歩く方はココヘリに加入が一番良いと思います(先ほどの一家の大黒柱なら)。
当然ながら、家族(親族)が単独者に何かあった時に素早く警察に捜索のお願いやココヘリへの連絡が出来る事前の準備が必要です(登山届やココヘリの会員番号や個人情報とか)。
他にレスキュー保険またはjRO(日本山岳救助機構)に加入だけで問題ないと思います。
jROはレース中やバックカントリーも適用範囲です。
通常の山岳保険では適用外と思われます。
yamakifu様のヤマレコ日記:遭難すると家が潰れる?
https://www.yamareco.com/modules/diary/112520-detail-76855
saitama-nの日記:山岳保険の不思議(費用請求)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-219812
saitama-nの日記:第三者への落石は山岳保険(個人賠償責任)でカバーされるか?
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-196757
saitama-nの日記:山岳保険に適用するものは何か考える
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-190848
saitama-nの日記:山岳保険は加入者と保険会社とで保険の考え方にギャップがあるのではないか
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-190880
saitama-nの日記:何処の山岳保険に加入しようか考えている方へ(ついでにココヘリ)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-172453
saitama-nの日記:ココヘリと遭難対処マニュアルと失踪宣告
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-166828
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する