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板取、神明、湯の洞、下之保、薄墨、池田、美並、今は消滅した美山の瀬見峡なども含めると、多くの名前が浮かびます、そして温泉は火山とつながりがあります。
・ 山の様子で違いを感じたのが、昨年妻と蓼科から車山や霧が峰へドライブにいってきた時、高原の山のありかたが、とても滑らかで女性的な美しさがあって、美濃の山とはぜんぜん雰囲気が違うことでした。
旅行を終えて、地理院のオンライン３Ｄマップで改めて眺めて見ると、現実の景色では滑らかな高原としか見えなかったものが、リアルな溶岩の流れとして見えてきて、火山の溶岩の流れの地形が面白くて興味を持ちました。
（ ヤマノート： 地理院3Dに衛星写真を重ねてリアルに… ダムと滝からスタートした３Ｄマップに、後から火山と島と湖を追加しました。）
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2573
・ 上記きっかけから、今回の見出しの、火山を感じる「奥美濃の山」をオンライン３Ｄマップで探してみました。
（ 予防線をはるＰＬ的な言い訳は好みませんが、なんとなくそれっぽく見えるだけで、地質学的なベースも根拠も持ちあわてていないまったくの素人ですので、ひょっとしたら、火山とはまったく関係のない組成のただの丸い山かもしれませんので、それを踏まえて見ていただけたらうれしいです。）
・ 御岳の裾野の巌立峡ひめしゃがの湯は、まぎれもなく火山の裾野の温泉地ですが、実際に現地で巌立公園の岩の壁を見てもそんなに火山を感じないのですが、これをオンライン３Ｄマップで御岳山全体を俯瞰して眺めたとき、まさにドロドロの溶岩が深い谷をふもとに向かって流れてきてかたまった様子が見えます。
写真１： 巌立公園と御岳
（ 富士山などは全体が溶岩流ですが、写真１の御岳山を溶岩流地形の見本として、奥美濃の山でそれっぽい所を２つあげてみました。）
写真２： 関市板取「蕪山奥牧谷と南東斜面」を西側から見た図（左手）、岩本洞の南の「大谷」（右手）
写真３： 「大谷」の南（左岸側）の山（無名峰）の斜面を、北側からアップで。
（ 山を覚え始めのころに何度も通った蕪山と奥牧谷ですが、いままでこんな見方をしたことがありませんでした、現地の景色ではわからないこともオンライン３Ｄマップで眺めると、新しい視点で見ることができて、無名峰ではあっても、実際に現地の景色はどんなふうになっているのかを、自分の目で見てみたくなります、妄想がいっぱい沸いて止まりません。まだまだ他にもありそうで、続編がいっぱいできそうです。）
（注）写真は全て国土地理院オンライン３Ｄマップ（標準地形図＋色別標高＋航空写真＋傾斜量図）です。
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