湯宿温泉は、国道17号線に面していますが、湯本館は路地の奥まったところにあります。駐車場も少し離れてる。止めづらく出しづらい駐車場に車を置き、宿の方へ。表札に「湯本作太夫」。??? 歴代の館主が「作太夫」を襲名するのだろうか。よくわからないが、歴史を感じる。湯宿温泉の開湯は約1200年前。かつては、三国街道の宿場町として栄え、初代沼田城主の真田信之公が関ヶ原の合戦後に訪れたとか。
国道からは、少し離れているので、静けさの中に忽然と建つ本館。やってる? やってるはず。さっき、電話してる。入館。誰もいない。それもいつものこと。かすかに物音がする方へ声掛けすると、対応してくれた。
大浴場と札のかかった浴室へ。浴室の戸を開けるともうもうと湯気。男湯は特徴あり。湯舟が丸い。源泉投入口の周辺は、感動的なほど析出物がびっしり。敷地に自家源泉があるため、かけ流しの湯が滔々と注ぎ込まれ、誰もいない湯舟から溢れ出している。湯温は高めだったが、気持ち良すぎて、長湯してしまった。源泉湧き出し口にカップが置いてあったから、飲泉も可能みたいです。飲まなかったけど。
訪問日 2022.11.18 三国山、稲包山下山後
▼湯宿温泉 湯本館
11.00-18.00 ¥600 駐車場は、少し離れたトコロにあり。15台分
群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉2381 0278-64-0011
http://www.yujuku-yumotokan.com/