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使用は前回の高川山での下りで。
踏み固められて凍結していたので、滑って危ないので使用しました。
私のアイゼン遍歴としましては、6本爪の軽アイゼンからはじまり、ゴムバンド式4本爪、12本爪、モンベル製チェーンスパイク。
そして、このマウンテンダックス製チェーンアイゼンです。
私が持っている4本爪は、ゴムバンド式で甲の部分でフックで止める仕様です。
着脱は容易ですが、バンドの調整が緩いと簡単にはずれます。それも頻繁に。
気が付いたら外れていて、来た道を戻ったこともあります。
じゃあ、きつく調整すればいいかというと、今度は足を締め付けてくださって不快適です。
6本爪は足裏全体を覆うものではないので非常に歩きづらくて、モンベルチェーンスパイクを使ってからは、出番はありません。
モンベル製チェーンスパイクは非常に優秀で、たいていの所へはこれで行けてしまいます。
ただしそれは、滑落の心配をしなければという条件がつきますが。
靴底の柔らかい靴でも取り付け可能で万能感がありますが、片足で200g近くあり、やや重たいのが難。
12本爪アイゼンは、主として私が登れない山で使用します。
というわけで前置きが長くなりましたが、マウンテンダックス製チェーンアイゼンです。
お値段は1995円。収納ケース付。素材は炭素鋼板。
何といっても軽さが魅力です。Lサイズで片足54gです。収納袋は2g。
ホカオネオネのスティンソンEVOに取り付ける予定でしたので、Lサイズを購入しました。
装着感はぴったりでした。ただ、高川山で使用した靴は、別のEU42サイズの靴でしたけど。
歩いている時に、装着方法がまずかったのか、着けて歩いて直ぐに、いつの間にか外れてしまいました。
来た道を戻ったわけですが、無事に発見したあとは、しっかりとゴムバンドを足首のほうまで引っ張り上げたので、外れることはありませんでした。
刃が小さいので、装着すると極端に歩きづらくなるということもなし。
逆に足裏全体を覆うものではないので、歩き方に気を付ける必要あり。
当たり前ですけど踵から接地するとステーンといきかねます。
メーカーは、
「平地での凍結路面でのみ使用してください。本格的な登山には不向きです。」
と説明しています。
本格的な登山というのを、どの程度のことを指して言っているのかわかりませんが、
少なくとも、この時期の高川山の凍結斜面では問題なくくだることができました。あくまで私感ですが。
この手の軽アイゼンは、これ単体での使用だけでは、厳しいものがあります。
ダブルなストックと一緒に使えば、さらに安定することでしょう。
ひょっとしたら凍結箇所があるかもしれない山に行く際の御守りくらいの位置づけですかね。
同社には、他に「渓流用X型アイゼン」というのもあって、そっちも気になっています。
こんばんは、moglessさん(^^)v
とても細かい解説、参考になります。
ワタシも最近チェーンアイゼンなるものの存在がかなり気になっておりました。
ワタシは12本爪と6本爪のアイゼンを持っておりますが、この6本爪の存在が微妙なんだよなあと思う、今日この頃でして…
雪が十分ついているところなら良いのですが、あの岩場をガリガリする不愉快な音がとても苦手で、結局装着しないで済ませてしまうことが多いんですよね(^-^;
ですので、簡単な滑り止めとして使うのならば、もっとライトなもので良いのかなあと思っておりました。
確かにトレランシューズとなればなおさらですね。
mont-bellのチェーンアイゼンについてはその評判を聞いておりましたが、マウンテンダックスのものもなかなか良さそうですね。
ちょっとチェックしてみます。
チェーンアイゼンにしかり、マウンテンダックスの商品は全体的にコストパフォーマンスが高いですよね。
では、今年もどうぞ宜しくお願いします。
モンベルのチェーンスパイクは、なかなか使い勝手がよくて重宝しています。
使用できる範囲も広いし、なにより着脱が容易です。
寒いところで6本爪アイゼンのバンドをグローブをしたまま締めるというのは面倒ですし。
チェーンスパイクなら、靴下でも履くような感じで、簡単に履けますし。
そもそも6本爪で行けるところは、チェーンスパイクで十分に行けるというのが、私の印象です。
ピッケルやスノーシューを必要としないところであれば、チェーンスパイクにダブルストックで、十分だと思っています。
6本爪とチェーンスパイクを比較した場合、チェーンスパイクのほうが利点が多いです。
ただ、構造上スノープレートが付いてないので、雪質によっては派手にダンゴになります。
気になる点は、それくらいですかね。
マウンテンダックスのチェーンアイゼンは、とにかく軽さを追求した他に類を見ないデザインが気に入って購入しました。
高川山のくだりで使用しただけですが、ダブルストックを組み合わせれば、ちょっとした凍結斜面であれば十分な性能でした。
爪は小さいですけど氷に食い込んで、グリップしているのがよくわかりました。
どうぞ、今年も宜しくお願い致します。
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