ハボタン

葉牡丹（Brassica oleracea var. acephala）アブラナ科アブラナ属

＞ヨーロッパ原産ですが、日本で改良が進んだ品種で、江戸時代から栽
＞培されている「古典園芸植物」のひとつとされています。
　
　古典園芸植物とは？
＞江戸時代に日本で育種、改良され、独自の発展を遂げた園芸植物、ま
＞た明治時代以降でもその美的基準において栽培、育種されている植物
＞の総称である。
　とあり，かなり昔から親しまれている植物ですね。

　渡来時期については，
＞キャベツ（ハボタン）の渡来は古く、1700年代のはじめには渡来して
＞いたと思われる。当初は結球しないタイプであったらしい。その後、
＞日本では明治になるまであまり野菜としては広がらず、ハボタンとし
＞て改良されたようです。ハボタンは日本で改良されたという説がある
＞ほど江戸時代から多くの品種が作出されました。
　とありました。

　多くの品種とあったので調べてみると，
〇スノードレス
　矮化剤を使用しなくても小型に仕立てやすい縮緬系の園芸品種。寒さで葉が傷みやすい。
〇雪傘
　少し背が高くなる園芸品種。金属的な質感の葉が特徴的。
〇晴姿
　非常によく伸びる切り花用の園芸品種。100cm近くまで伸びるので、支柱が必須。
〇プラチナケール
　葉にブルームと呼ばれる白粉がないので光沢がある。発色が早い。コナガが発生しやすい。
〇紅くじゃく
　切れ葉の園芸品種。旧ソ連のケールが交配されているので、寒さに非常に強い。
　等々が見つかりました。

　名の由来は，
＞葉の形がボタンに似ていることから「葉牡丹」と名付けられたそうで
＞すが、別名「ハナキャベツ」とも呼ばれています。