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別名:シンジュ(神樹)
よく目にする植物ですが,その葉の形状から,かぶれると勝手に思い込み,近づかなかった植物です。
先日,目の形の実が気になり,かぶれる原因の樹液も少しは減ったであろうと思い,恐る恐る写真を撮りに近づきましたが,日記掲載のため調べていると,
>○ウルシ科(ヤマウルシ,ハゼノキ,ヤマハゼ…)と同じく,河原や
>荒れ地によく自生し,羽状複葉なので,かぶれる木と思われがちであ
>るが,かぶれることはない。
>○明治時代に,養蚕(ようさん)の飼料として各地で植栽された。現
>在は各地で野生化している。
>○葉をもむと独特のにおいがする。触ってもかぶれることはない。
> (→香りで分かる樹木図鑑)
丁寧に2度も「かぶれない」と!
知らぬが故に,花の時期,警戒のあまり撮影しず仕舞い。絶好のチャンスに,もったいないことをしてしまいました。
良く目にするのは,
>河川敷,空き地等にパイオニア樹種として侵入する.さらに,耐陰性
>も持つとされ,大気汚染にも強い.種子は良く発芽する.
とあり納得ですが,加えて,
>種子のみならず地下茎によって次々に新苗を出し、耕作放棄地などの
>空き地、河原のみならず、城の石垣など至るところに侵食する爆発的
>な繁殖力を持つ。また、葉や樹皮から他の植物の生育を阻害する物質
>が作られ(アレロパシー効果)るため、ニワウルシの周りでは他の植
>物が育ちにくくなる。成長が早く,河川敷に繁茂し在来種と競合す
>る.
磐石です。結果,
>環境省の侵略的外来種や特定外来生物のリストには含まれていない
>が、姫路城のある兵庫県で外来生物リスト(ブラックリスト)にあげ
>られる
と警戒されているようです。
名の由来は,
>ウルシに似ているが、かぶれないので庭に植えられることから。シン
>ジュは英語名称の"Tree of Heaven(ツリー・オブ・ヘヴン:天国の
>木)"、ドイツ語名称のGötterbaum(ゲッターバウム:神の木)の和
>訳による。
なお,神樹について詳しく調べたサイト「中国からやってきた最強のはびこり樹木 神樹の名の由来は何処に?」が見つかったので,紹介します。
http://www.geocities.jp/kinomemocho/sanpo_niwaurushi.html
ところで,
>大陸中国産はA. a. var. altissima,台湾産はタイワンニワウルシ A.
> a. var. tanakai として変種とされることがある.
とありました。果たしてこれはどちら

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