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カワラケツメイ群落に,ひときは小さい花があり,栄養失調の株なのかと思ったが,一応繁みをかき分けてみた。
近づくと,花草姿がまるで違うマメ科の植物。調べてみると,シナガワハギ。
シナガワハギにつて,名の由来も含まれる,次の記載が見つかった。
>江戸時代末期に品川で発見されたのでこの名があるという。「草木図
>説14」(1856)にエビラハギとして武蔵国の記録がある。
>シナガワハギの名は「草木図説増補版」(1874)に初出。(日本の帰化
>植物)
>エビラハギは枝上に花穂が並んで出た様子を矢をさした箙になぞらえ
>たもの。(新牧野日本植物図鑑)
調べていると,「マメ科でハギの名はついてもハギ属ではなく、シナガワハギ属の一家を成す。」とあり,学名についての記載も見つけた。
>属名の Melilotusはmeli(蜜蜂)+Lotos(ミヤコグサ属)でミヤコグ
>サに花の形が似てミツバチが集まるためという。
>種小名のofficinalisは 薬用のとか、薬効のあるの意。
薬効がある

薬効は,
>この花は芳香物質であるクマリンを高濃度に含む為、葉を乾かすと香
>気があり、ヨ−ロッパでは古くからハーブとして用いられ、「脚部の
>むくみ」や「血行促進」にハ−ブテイとして使われ、頭痛、不眠症、
>消化不良等の民間薬にもなったようである。
>医学的にも血管拡張の成分を含む為、静脈瘤や血栓症の治療薬として
>使われ、近年でもこの成分が注目を集めている。
>雑草ではあるが、蜜蜂の蜜源や牧草としても使われ、血行促進の効能
>に注目を浴びている花でもある。
や,
>クマリンは発酵すると微生物によって抗凝血作用のあるジクマロール
>に変化する事から血管拡張と血流量増大作用があり、静脈瘤や血栓症
>の治療薬としても用いられるという。ただし、牧草としても広く利用
>されるので牛のスイートクローバー中毒をひき起こす原因にもなった
>ようだ。蜜源としても多く利用され、かなり有用な植物といえる。
など。凄い植物を見つけた

yamabitoさん初めまして(^-^)
お花のレコ楽しみに何度もお邪魔させて頂いています。
お花の名前探しの時にも参考にさせて頂きいつも感謝です。
白花紫露草に似たお花について私も興味があり参考になれば嬉しいなとコメントさせて頂きました。
[トラディスカンティア.アンダーソニア.アルバ]にも似ています。葉っぱがよくわからないので自信ありません。
もう解決済みだったら読み流して下さい。
ただ今野草勉強中のitigo 。
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