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日記

カテゴリー「折々の花 2010」の日記リスト 全体に公開

2010年 12月 27日 00:54折々の花 2010

スズメノカタビラ

雀の帷子:イネ科イチゴツナギ属(Poa annua)  原産地は,ユーラシアとあったが,およそ,生えていないところは無いのではないかと思われるほど良く見かける。やはり「世界中に生育する一年生草本。古い時代に麦類の栽培とともに各地に帰化した植物とされている。」とあった。史前帰化植物であり,全国区
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2010年 12月 26日 02:27折々の花 2010

コゴメガヤツリ

小米蚊帳吊:カヤツリグサ科カヤツリグサ属(Cyperus iria)  水際から水の中にかけて,小群落を形成していた。まだ花の残っている頃に掲載をと思っていたが,既に実となってしまった。他の花の紹介で空きの日が無いことや,この種は皆似ており確実に特定できる小さな米に似た実の確認を待ち,この度の
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2010年 12月 25日 02:34折々の花 2010

ヤツデ

八手:ウコギ科ヤツデ属(Fatsia japonica) 別名:テングノハウチワ(天狗の葉団扇)  花を探しながら歩くので,いつも下ばかり見ている。このため,大型のこの花は,いつもはるかに通り過ぎてから気づく。しかし,足元に咲く花の殆どが紹介済みのものとなった今,林縁に咲くヤツデのいよい
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2010年 12月 24日 01:49折々の花 2010

ヤブヘビイチゴ

藪蛇苺:バラ科ヘビイチゴ属(Duchesnea indica var. major)  日陰の小さな茂みの中に,小さな黄色いものが目についた。春に咲くヤブヘビイチゴであった。季節をかなりフライングしているが,今年の暖冬のせいであろうか。  名の由来の「ヤブ」については, 1 4月頃に花
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2010年 12月 23日 01:37折々の花 2010

アメリカフウロ

亜米利加風露:フウロソウ科フウロソウ属(Geranium carolinianum)  強靭な植物である。以前,花色が濃いアメリカフウロを見つけて,庭の片隅に1本植えたが,この時期,花はつけないまでも,我が家のあちこちに出没している。もっとも,秋の草刈りの折,ついつい色濃い花が気になり,草抜き
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2010年 12月 22日 03:25折々の花 2010

ノボロギク

野襤褸菊;キク科キオン属(Senecio vulgaris)  ほぼ,一年中見かける花である。あまり掲載例がなかったので別名とはしなかったが, >12月や1月の花の無い頃にもけなげに咲き、ネンガラグサの別名がある程である。  とあり,同感である。  ヨーロッパ原産の1年草で,明治始め
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2010年 12月 20日 22:39折々の花 2010

ヒメキンセンカ

姫金盞花:キク科キンセンカ属(Calendula arvensis) 別名:ホンキンセンカ(本金盞花)     フユシラズ(冬知らず)     カレンデュラ(Calendula)  一瞬,花壇にある花が逃げ出したのかと思ったが,林の縁のそこここに咲いていたので,念の為に撮影した。
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2010年 12月 19日 23:08折々の花 2010

オオアレチノギク

大荒地野菊:キク科ムカシヨモギ属(Conyza sumatrensis)  昨日のヒメムカシヨモギよりも,昨日の比較点により,オオアレチノギクとした。 (昨日再掲) 1 オオアレチノギクは,舌状花が目立たない。 2 葉縁に長毛が開出する。(オオアレチノギクは短い。3枚目の写真にその特徴が
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2010年 12月 18日 23:58折々の花 2010

ヒメムカシヨモギ

姫昔蓬:キク科ムカシヨモギ属(Erigeron canadensis) 別名:明治草    鉄道草    御一新草  オオアレチノギクに似ているが,主に次の記載を参考にヒメムカシヨモギとした。 1 オオアレチノギクは,舌状花が目立たない。 2 葉縁に長毛が開出する。(オオアレチノ
2010年 12月 17日 22:06折々の花 2010

ヒメオドリコソウ

姫踊り子草:シソ科オドリコソウ属(Lamium purpureum)  ヒメオドリコソウの新芽の中に2輪ほど咲いていた。 >冬の畔には、霜で葉っぱが赤くなったヒメオドリコソウ  と記載されている一方 >ロゼットの姿で冬を越すが、暖かい陽だまりではすでに花を開くものも出始めている。 >こ
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2010年 12月 16日 23:38折々の花 2010

アレチギシギシ

荒地羊蹄:タデ科ギシギシ属(Rumex conglomeratus)  花の季節が終わったこともあるが,咲き残っている花も殆どが紹介済みとなってきた。そんな中,散歩も終わりごろにギシギシ風の花を見つけた。  以前紹介したナガバギシギシかなとも思ったが,葉がよじれておらず,ギシギシのような穂状
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2010年 12月 15日 23:59折々の花 2010

ウシハコベ

牛繁縷:ナデシコ科ウシハコベ属(Stellaria aquatica)  今年は,12月に入ってからもさしたる寒波がまだ無いせいか,ウシハコベの花が咲き出した。もっとも, >発芽も通年であるとされるが、  とあり,寒さにも強いようである。  ヨーロッパ原産で,麦の栽培とともに伝来した
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2010年 12月 13日 23:08折々の花 2010

セイヨウタンポポ

西洋蒲公英:キク科タンポポ属(Taraxacum officinale)  日本産のタンポポの花期が去った今でも,この花は見かける。それ以前に, 1 よく見かけるタンポポは「西洋タンポポ」です。 2 日本には全国各地に生育しており、現在では最もポピュラーなタンポポになってしまった。  と
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2010年 12月 12日 00:49折々の花 2010

アカカタバミ

赤片喰:カタバミ科カタバミ属(Oxalis corniculata L. f. rubrifolia)  12月10日の日記で紹介した「カタバミ」の友達である。花はカタバミと同じように今も元気に咲いている。  2つの違いについては, >アカカタバミはカタバミの変種で、葉や花の形はカタバミ
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2010年 12月 11日 19:26折々の花 2010

ハキダメギク

掃溜菊:キク科コゴメギク属(Galinosoga ciliata)  そのうちに,そのうちにと紹介が後延ばしとなった花である。初冬となり,めっきり花が少なくなり,やっと紹介のときとなった。この季節となっても元気に花をさかせており,「熱帯アメリカ原産の帰化植物」とあるが,凄い適応力を感じる。なお
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2010年 12月 10日 01:55折々の花 2010

カタバミ

片喰(傍食,片食,片葉三):カタバミ科カタバミ属(Oxalis corniculata) 別名:雀の袴(スズメノハカマ)    酢漿草(スイモグサ)  カタバミとカタバミの友達「アカカタバミ」,特に後者であるが,周りには草叢もないのに,季節感もなくポツン・ポツンと芽吹きし,花を咲かせな
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2010年 12月 09日 00:40折々の花 2010

ノミノツヅリ

蚤の綴り:ナデシコ科ノミノツヅリ属(Arenaria serpyllifolia)  建物に寄り添うように咲いていた。サイトには「か弱い姿ではありながら、乾燥する道端や荒れ地に生育する。」と掲載するものがあり,また,人里近くを育成地としている記載もあったが,「ムギ類の畑の史前帰化植物」なるもの
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2010年 12月 08日 02:32折々の花 2010

オオイヌノフグリ

大犬の陰嚢:ゴマノハグサ科クワガタソウ属(Veronica persica)  草むらに輝くコバルト色が目に入った。  冬でも陽だまりでいち早く花を咲かせるので,そろそろではと思い注意してみると,やはり咲きはじめに出会えた。  この名についての苦情は沢山掲載されている。普段なじみのない
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2010年 12月 07日 02:38折々の花 2010

ホトケノザ

仏の座:シソ科オドリコソウ属(Lamium amplexicaule) 別名:サンガイグサ(三階草)  春,群落を作り,田畑に紫の花の絨毯を広げているの目にするおで,この時期は珍しいのではないかと思ったが, 1 真冬から夏までほとんど1年中見られる。1月でも花が咲いているものがある。
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2010年 12月 06日 01:20折々の花 2010

ノコンギク

野紺菊:キク科シオン属(Aster microcephalus var. ovatus)  寒い季節に近づくにつれ,キク科の花の華やかさが目に付くようになった。  このキク科の花は,葉の広いもの,狭いもの,舌状花の色の変化など,たくさんの変種があり,区別をつけ難い代表格である。この為,紹介は
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2010年 12月 05日 20:56折々の花 2010

シロツメクサ

白詰草:マメ科シャジクソウ属(Trifolium repens)  先日アカツメクサを見つけ,今度はシロツメクサが開花した。  花期は「4月〜10月」などの記載を目にするが,花期が長いせいかいつも咲いているように感じる。  ヨーロッパ原産で,1846年 (弘化3年)にオランダから献上さ
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2010年 12月 04日 21:46折々の花 2010

トキワハゼ

常磐爆:ゴマノハグサ科サギゴケ属(Mazus pumilus)  定期的に訪問する場所に,いつ行っても咲いている。花期に晩秋と言うものを見かけたが,冬に入った12月でも咲いていた。  いきなり,名の由来から入るが,常盤(トキワ)の名は,春から晩秋(?。冬も入れて上げたい)までいつも咲いて
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2010年 12月 03日 02:44折々の花 2010

メマツヨイグサ

雌待宵草:アカバナ科マツヨイグサ属(Oenothera biennis)  10月の一時期寒い日が続いたが,昨今は割と温かい。そのせいか,一度冬枯れ模様となったメマツヨイグサに,先日,緑の葉と黄色いものが付いているのを見つけた。  通常,花期は >花期は6月から9月頃  と書かれており,
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2010年 12月 02日 02:34折々の花 2010

コハコベ

小繁縷:ナデシコ科ハコベ属(Stellaria media) 別名:ヒヨコグサ(雛草)    朝開け  この時期は,流石に花が少なくなってきたが,一般に春咲きと言われる植物もチラホラ表れ,昨日に続いての年中開花植物の紹介となった。 >年間を通して芽生え、開花し、実を結んでいるので、真
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2010年 12月 01日 01:18折々の花 2010

スカシタゴボウ

透田牛蒡:アブラナ科イヌガラシ属(Rorippa islandica)  「花は5〜7月に黄色の十字状花を多数つけます。」と説明するものも多数あるが, >イヌガラシとスカシタゴボウをずっと見てきたら、どちらも1年中どこかの >田やあぜで花を咲かせているので、花期を1〜12月に書き換えました
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2010年 11月 30日 02:12折々の花 2010

タネツケバナ

種漬花(種浸け花):アブラナ科タネツケバナ属(Cardamine scutata) 別名:コメナズナ    メクラゼリ    タガラシ  ひと月くらい前から咲き出しているが,ピントがあったものが無いので,昨日,撮り直した。 >越年草だから、10月頃に発芽し、ロゼットで越冬し、春に花
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2010年 11月 29日 00:45折々の花 2010

メリケンカルカヤ

米利堅刈萱:イネ科ウシクサ属(Andropogon virginicus L)  紹介する時期を何時にしたら良いかと迷う植物である。  11月はじめは,殆ど目立たない1枚目の写真であったが,そのうち2枚目。そして先日は色付き目立つ3枚目へと変化していった。一番目立つのは,枯れ草が地に這う季節
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2010年 11月 28日 00:43折々の花 2010

アカネ

茜:アカネ科アカネ属(Rubia argyi)  生垣の上などに蔓延(はびこ)るのを良く見かけるが,今月中旬,林と草地の境に,蔓延らずそっと咲いているのを見つけて写真(1枚目)に撮ったところ,なんと4枚の花弁であった。5枚のものを探していたが,先日,とうとう3枚目の写真の様に変化してしまった。
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2010年 11月 27日 01:41折々の花 2010

ムラサキツメクサ

紫詰草:マメ科シャジクソウ属(Trifolium pratense) 別名:アカツメクサ  一度刈り取られた草地に,いち早く花をつけていた。 >11月、季節はずれのムラサキツメクサが咲いていた(本来は5〜8月に開花することが多い)  との記載があった。この写真もこれに該当するのだろう
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2010年 11月 26日 01:52折々の花 2010

カナムグラ

鉄葎;アサ科カラハナソウ属(Humulus japonicus) (種小名(生物の二名法による学名で,属名のあとに付ける名称)は,「japonicus」と,よじ登るの意の「scandens」(新牧野日本植物図鑑)の2つを持つ) 別名:ヤエムグラ    生垣などで良く見かけ,そのうちに紹介
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2010年 11月 25日 01:51折々の花 2010

フユノハナワラビ

冬の花蕨:ハナヤスリ科ハナワラビ属(Botrychium ternatum)  林沿いの道の脇はいつしか,sakusakuさんの日記にあった「あちこちににょきにょき顔を出して来ました」の様相になっていた。  似たものにオオハナワラビやアカハナワラビがあり,3つの違いは栄養葉の様子によるが
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2010年 11月 24日 01:03折々の花 2010

ノゲシ

野芥子:キク科ノゲシ属(Sonchus oleraceus) 別名 ハルノゲシ  先日,オニノノゲシを見つけたので,ここにも咲いていたかと近づくと,少し趣きが違う。良く見るとノゲシであった。  原産地はヨーロッパで,世界中に帰化し,日本には中国から麦などの畑作の伝来と共に入ってきた史前
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2010年 11月 20日 01:34折々の花 2010

ヌカキビ

糠黍:イネ科キビ属(Panicum bisulcatum)  イネ科の植物の中では,花が花火の如く広がり,光の具合に寄っては目を奪われるくらい目立つ存在である。  2枚目の写真は,10月に撮影して「ヌカキビ」での掲載準備をしていたものである。ところが,似た植物の「オオクサキビ(大草黍)」と区
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2010年 11月 19日 01:46折々の花 2010

オニタビラコ

鬼田平子:キク科オニタビラコ属(Youngia japonica)  秋に見かける花になぜか「鬼」が続いた。同属で春に消えるものは,鬼まで大きくならないということであろう。  ところが,この鬼の元名となる植物「タビラコ」の場合は,ちょっと事情が違うようである。まず,根本的な違いは, >
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2010年 11月 18日 01:38折々の花 2010

オニノゲシ

鬼野芥子:キク科ノゲシ属(Sonchus asper)  棘だらけ,その異様な風体も目立つが,濃い緑も目を引く。明治時代に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物である。  この花は春先に良く見かけるが, >越年性の一年草であるが、一年中さまざまな成長段階の個体があり、温暖な >地域では一年中、
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2010年 11月 17日 01:26折々の花 2010

ハナイバナ

葉内花:ムラサキ科ハナイバナ属(Bothriospermum tenellum)  この季節にもう春の花が咲いたと思い写真に収めたが, 1 ハナイバナは日本全土の端や畑に生えるが、花期が長く春から12月頃まで咲く。 2 11月頃まで咲くのはハナイバナだけなので見分けられます。  とあり,
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2010年 11月 16日 01:28折々の花 2010

イヌホタルイ

犬蛍藺:カヤツリグサ科フトイ属(Schoenoplectus juncoides)  水田の雑草として有名である。ただ単に生えて養分を横取りするだけかと思いきや,「アカスジカスミカメ」なる害虫がからんでいるとのことであった。 「イヌホタルイの発生はアカスジカスミカメの被害を増加させる」とあり
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2010年 11月 15日 02:04折々の花 2010

ヒメジョオン

姫女菀:キク科ムカシヨモギ属(Erigeron annuus) 別名:鉄道草(てつどうぐさ・そう)    鉄道花(てつどうばな)    貧乏草(びんぼうぐさ)  日本には明治時代の初めに観葉植物として入ってきた北アメリカ原産の帰化植物である。春の終わりごろから,先輩格の
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2010年 11月 14日 01:14折々の花 2010

サジガンクビソウ

匙雁首草:キク科ガンクビソウ属(Carpesium glossophyllum)  以前より,ガンクビソウと思い撮影したが,通常のガンクビソウにしては変異が大きいので調べたところ,サジガンクビソウであった。  歩道脇の草地に頭を下げて揺れる姿は,謙虚である。  名の由来の「ガンクビ(雁
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2010年 11月 13日 01:06折々の花 2010

コウゾリナ

剃刀菜・顔剃菜:キク科コウゾリナ属(Picris hieracioides subsp. japonica)  昔は,ブタナに勝って目に付いたが,最近はかなり押され気味。見かけることが少なくなった気がする。  ブタナと同じコウゾリナ属で花の雰囲気も良く似ているが,名の由来でもある,茎,葉
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2010年 11月 12日 00:53折々の花 2010

ブタナ

豚菜:キク科エゾコウゾリナ属(Hypochaeris radicata) 別名:タンポポモドキ(false dandelion)  道路脇の乾いたところで,黄色い花だけが風に揺れるのを良く見かけるが, >花茎には葉が付かず、地表面に葉を円形に展開してロゼットを形成してい >る。葉は地
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2010年 11月 11日 02:43折々の花 2010

アゼトウガラシ

畔唐辛子:ゴマノハグサ科アゼトウガラシ属(Vandellia angustifolia)  水田の畔にひっそりと咲いており,危うく,見落とすところであった。  かつては畔の雑草として有名であったが,最近は >水田耕作とともに生活しているこれらの小さな植物たちは、耕作が停止され >てほ
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2010年 11月 10日 02:29折々の花 2010

チチコグサ

父子草:キク科ハハコグサ属(Gnaphalium japonicum)  昨日に続いての地味さである。  似ているという意味の「モドキ(漢字で「擬」)」の名が加わった,チチコグサモドキよりも葉は細い。  なお,もどきとは, >似せて作ったものの意味  とあり古風である。それに,「チチコ
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2010年 11月 09日 01:28折々の花 2010

チチコグサモドキ

父子草疑:キク科ハハコグサ属(Gnaphalium pensylvanicum)  少し盛り上がった土手があり,そこにポツンと伸びた草が見えたので近寄ったところ,チチコグサモドキだった。北アメリカ原産の帰化植物であり,「大正時代に渡来したと言われ,1916年(大正4)に報告がある」とか,「大正
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2010年 11月 08日 00:56折々の花 2010

トキンソウ

吐金草:キク科トキンソウ属(Centipeda minima) 別名:ハナヒリグサ  地面に張り付くように生えている小さな草である。足を止めふと下を見たときに見つけたが,普段見逃してしまいそうな存在である。  名の由来は,日記を書くようになり調べだしたものが多く,本種も改めて調べてみる
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2010年 11月 07日 00:47折々の花 2010

ブタクサ(雄花)

豚草:キク科ブタクサ属(Ambrosia artemisiifolia)  超嫌われ者の,北アメリカ原産の帰化植物である。  言わずとしれた花粉アレルギーの原因植物の横綱格で有名であるが,その姿を,大型で黄色い花を持ち,大繁殖で目立つセイタカアワダチソウと取り違えている方を多く見かける。
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2010年 11月 06日 12:52折々の花 2010

ナギナタコウジュ

薙刀香需:シソ科ナギナタコウジュ属(Elsholtzia ciliata)  山では勢のある花である。色々な山で普通にお目にかかるが,以前,赤城山での一群を成す勢の凄さに遭遇したときは,圧倒され,今でも記憶に残る。  しかし,里にくると一変する。イヌコウジュの影に潜むように咲いていた。もっと
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2010年 11月 05日 00:54折々の花 2010

コニシキソウ

小錦草:トウダイグサ科ニシキソウ属(Chamaesyce maculata)  9月に紹介した,オオニシキソウの仲間である。出身も同じ北アメリカの帰化植物で,明治の中頃(1895年に日本最初の発見報告と掲載するサイトもあった。)に入国とあった。  錦の名が付くだけあって綺麗に紅葉するが,地を
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2010年 11月 04日 01:41折々の花 2010

オギ

荻:イネ科ススキ属(Miscanthus sacchariflorus)  超大型である。2mは軽く超えていたが,生える場所により1m前後からのものもあるので,よくススキと間違えられるようである。  ススキと違い,右の写真のような,工事中の板壁のような生え方を良く見かけるが, >ススキは根
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2010年 11月 03日 00:33折々の花 2010

オオフタバムグラ

大双葉葎:アカネ科オオフタバムグラ属(Diodia teres)  いつもの散歩がてら,ふと土手に目をやると見慣れぬ花が咲いていた。  フタバムグラの仲間と思い調べると,「北アメリカ原産。やや海岸や砂地にがかった道ばたなどに生える。」とあるオオフタバムグラがヒットした。  花が全開でないの
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2010年 11月 02日 01:08折々の花 2010

ウリクサ

瓜草:ゴマノハグサ科アゼトウガラシ属(Vandellia crustacea)  稲作伝播にともなって一緒に移動したものが定着した史前帰化植物との説が有力だそうである。  史前帰化植物については,次のサイトに詳細があった。  http://had0.big.ous.ac.jp/ecolog
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2010年 11月 01日 00:04折々の花 2010

センニンソウ

仙人草:キンポウゲ科センニンソウ属(Clematis terniflora) 別名:馬食わず(うまくわず)    ウシノハコボレ  たまに訪問いただき,色々お教えいただいているsakusakuさんの誕生日である。影ながらのお祝いに綺麗な花の掲載をと思い散策していると,駐車場の片隅に白い
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2010年 10月 31日 22:56折々の花 2010

ヨモギ

蓬:キク科ヨモギ属(Artemisia princeps)  ・善燃草(よもぎ):よく燃える草(もぐさとして点火しやすい)  ・善萌草(よもぎ):よくはびこる 別名:モチグサ    モグサ(艾)    ヤイトバナ    さしもぐさ(注燃草,発萌草 等)  道端で良く見かける植物
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2010年 10月 30日 01:43折々の花 2010

ヤナギタデ

柳蓼:タデ科イヌタデ属(Persicaria hydropiper) 別名:ホンタデ(本蓼)    マタデ(真蓼)  刈り取られた水田の際に,白く綺麗な花を咲かせていた。以前紹介したイヌタデの仲間であるが,「イヌ」が付かない。人にとっては有用な植物である。 >以前「ネコハギ」日記
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2010年 10月 29日 02:23折々の花 2010

アイノコセンダングサ

合の子栴檀草:キク科センダングサ属(Bidens pilosa var. intermedia)  つい最近,24日に栃木県の山中でも見かけた。 (http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-84120.html)  コセンダングサとシロ
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2010年 10月 28日 00:58折々の花 2010

ワレモコウ

吾亦紅(吾木香):バラ科ワレモコウ属(Sanguisorba officinalis)  この花の撮影は,うまく行ったことが無い。何ゆえか焦点が合わせ難くい。ただ下手なだけなのでであろうが,合わせられない。今回掲載のものも,いま一つである。  特徴的なボンボリは,夏の高原ではお馴染みさんであ
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2010年 10月 27日 22:46折々の花 2010

エノキグサ

榎草:トウダイグサ科エノキグサ属(Acalypha australis) 別名:アミガサソウ  先日,桑の葉に似るクワクサを掲載したが,今日は,榎の葉に似るのでエノキグサとした。非常に明快な名前である。  エノキグサは,特徴ある編笠風の苞(花を包む葉)により,一目で他のものと区別が付く
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2010年 10月 26日 22:19折々の花 2010

ノハラアザミ

野原薊:キク科アザミ属(Cirsium oligophyllum)  夏の終わり頃から,長く延びた夏草の間に,ポンポンとピンクの顔を出し始める。しかし,悲しいかな,夏草と共に刈り取られた。  夏草の少ない林の近くのものは,これを免れ今を盛りと咲いている。  かなり以前,今回の撮影場所付
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2010年 10月 25日 22:53折々の花 2010

クワクサ

桑草:クワ科クワクサ属(Fatoua villosa)  花は,目立たないどころか非常に小さい。このため,ついつい見落す。  花の塊が緑色のものは,なおさら目に付かないが,赤茶や紫っぽいものは,一瞬,零余子(ムカゴ)を連想させる。  あまりの花の小ささは,安物カメラの撮影限界を超えた。
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2010年 10月 24日 01:17折々の花 2010

アメリカセンダングサ

アメリカ栴檀草:キク科センダングサ属(Bidens frondosa) 別名:セイタカタウコギ  いつも歩くフィールドより少し離れた所に水田があり,足を延ばしてみた。  刈り取られた水田の脇に,タウコギと同じ花をつけ,赤紫の茎を持つ北アメリカ原産の帰化植物,ア
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2010年 10月 23日 01:02折々の花 2010

ヒヨドリバナ

鵯花:キク科ヒヨドリバナ属(Eupatorium makinoi)  わりと大型なこの花は,真っ白いその花の色が目を引く。道を挟んだ遥か反対側の土手にそれは咲いていたが,白いハンカチを招くように振るので,自ずと足が向いた。 >葉の形などには幅広い変異がある。学名に関しても図鑑によって様様
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2010年 10月 22日 01:26折々の花 2010

セイタカアワダチソウ

背高泡立草:キク科アキノキリンソウ属(Solidago canadensis var. scabra 又は Solidago altissima)  北アメリカ原産の帰化植物である。明治時代末期に園芸目的で持ち込まれたが,爆発的な繁殖をしたのは,第二次世界大戦後のアメリカ軍の輸入物資に付着した
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2010年 10月 21日 01:34折々の花 2010

マヤラン

摩耶蘭:ラン科シュンラン属(Cymbidium macrorhizon)  本日の掲載用にと,ある花の写真が多少ピン甘な為、取り直しに出かけた。  帰り道に白っぽい花のようなもの,三本が目に付いた。  ショウキラン?と一瞬思ったが,開花時期が違い,薄いピンク色でもない。  ただ,ショウキ
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2010年 10月 20日 00:21折々の花 2010

ススキ

薄:イネ科ススキ属(Miscanthus sinensis) 別名:オバナ(尾花),カヤ(萱)  今日は,旧暦で9月13日,十三夜である。  十五夜の頃は,あまり出ていなかったススキの穂も出揃い,今宵は,これを稲穂に見立てて飾るお宅も多いことと思う。なお,地域によっては稲穂そのものを飾
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2010年 10月 19日 00:11折々の花 2010

イヌガラシ

犬芥子:アブラナ科イヌガラシ属(Rorippa indica)  少々日陰となったところに小さな黄色い花,イヌガラシを見つけた。花期も終わりが近いのか,緑色で,少し曲がる長い鞘も付けていた。  道に生えたが為に何度も踏まれ,それでも花を付けている根性の持ち主を見かけたことがあるが,その強
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2010年 10月 18日 00:24折々の花 2010

ナガバギシギシ

長葉洋蹄:タデ科ギシギシ属(Rumex crispus L.)  ヨーロッパ原産の帰化植物である。  ギシギシの仲間は,どこにあっても良く目立つ大型の植物であるが,これは広場の草原で,その存在を誇示していた。  左の花のアップに薄いレモン色の葯が見える。また,その上部にある白く小さいブラシ
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2010年 10月 17日 00:01折々の花 2010

チヂミザサ

縮笹:イネ科チヂミザサ属(Oplismenus undulatifolius)  林内の小路を歩いていると,地にゆれる白い塊が目に付いた。見るとチヂミザサ。  これほど目立つチヂミザサは,見たことがない。赤く延びる芒(のぎ)と,白く輝く柱頭は見事である。  実が熟すとこの芒が粘液を出しくっ
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2010年 10月 16日 00:49折々の花 2010

アイノコヒルガオ

合いの子昼顔:ヒルガオ科ヒルガオ属(Calystegia hederacea x C. pubescens)  いつも通る道すがらの生垣に,かなり以前から咲いている。  どちらかというと夏の花。直ぐに咲かなくなると思い,掲載を控えていたが,今も蕾をつけるなど元気で,脇を通るたびに気になって仕
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2010年 10月 15日 01:09折々の花 2010

オオイヌタデ

大犬蓼:タデ科イヌタデ属(Persicaria lapathifolia)  大型のタデである。近辺にはあまり見かけないが,たまたま駐車場の片隅に「ひっそりと」咲いているのを見つけた。しかし,そのサイズからは「悠々と」の方が似合うだろうか。  タデ科は似たものが多く,サナエタデや少し時期
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2010年 10月 14日 00:52折々の花 2010

アメリカタカサブロウ

アメリカ高三郎:キク科タカサブロウ属(Eclipta alba)  少し時間があったので,水田の近くにタカサブロウを探しに出かけた。程なく地を這う感じで伸び,花を付けるものを見つけた。以前見たタカサブロウは地を這っていなかったと記憶する。  違和感があったのでネットで調べると,アメリカタカサ
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2010年 10月 13日 01:10折々の花 2010

アキノハハコグサ

秋の母子草:キク科ハハコグサ属(Gnaphalium hypoleucum DC.)  日記の花の名を見て,ここ3日ほど,「アキ」で始まる名前が続いていることに気がついた。深まる「アキ」を,植物の名の羅列から感じる。  ところで,ほかに「アキ」の名が付く花は無いものかと思い浮かべたところ,ひ
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2010年 10月 12日 01:25折々の花 2010

アキカラマツ

秋落葉松:キンポウゲ科カラマツソウ属(Thalictrum minus var. hypoleucum)  花は,花びらが無く,花弁のように見える萼と,たくさんの長い雄しべがよく目だつ。この目立つ雄しべがカラマツの葉を連想させ,秋に咲くことにより「アキカラマツ」となったとある。  カラマツは
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2010年 10月 11日 00:27折々の花 2010

アキノノゲシ

秋の野芥子:キク科アキノノゲシ属(Lactuca indica var. laciniata) 別名:ウサギグサ    チチクサ  目立つ花びらで主張するものが多いキクの仲間にあって,アキノノゲシはクリーム色という控えめな色で草などに紛れているが,この花を見ると秋の深まりを感じる。
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2010年 10月 10日 00:47折々の花 2010

アキノタムラソウ

秋の田村草:シソ科アキギリ属(Salvia japonica)  先日,道端に小さな紫が風に揺れているのを見かけ,写真に収めた。  山でお目にかかるものは,登山など動きながらでも見つけられる大きさのものしか気づかないためなのであろうか,花穂が十数段の大柄が多いが,道端のものはやっと5段程度で
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2010年 10月 09日 01:16折々の花 2010

コシオガマ

小塩竈:ゴマノハグサ科コシオガマ属(Phtheirospermum japonicum.)  最初の出会いは,以外にも住宅地の中の空地。ちょっとした群落があった。  何年かは,秋の花を楽しんでいたが,10年位い前に急に造成され,跡形もなくなった。かなりの固体があったので,その後の回復を願った
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2010年 10月 08日 01:59折々の花 2010

メドハギ

筮(めど)萩:マメ科ハギ属(Lespedeza cuneata)  メドハギは,通常数珠繋ぎのように花を並べて着けるが,写真のものは寂しい。ヤハズソウと思い一度通り過ぎたが,なんとなく違和感。確認してみると,まだ未掲載のメドハギであった。慌てての撮影となった。 >名前の由来については、牧
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2010年 10月 07日 00:46折々の花 2010

イヌホオズキ

犬酸漿:ナス科ナス属(Solanum nigrum L.)  9月22日に,洋物のイヌホオズキ「アメリカイヌホオズキ」を掲載した。  http://www.yamareco.com/modules/diary/2110-detail-12636  この度は,純国産と思いきや >世界の
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2010年 10月 06日 00:47折々の花 2010

キクイモ

菊芋:キク科ヒマワリ属(Helianthus tuberosus) 別名:アメリカイモ    ブタイモ  ヒマワリ属は,現在67種が知られているが,すべて北アメリカ原産とあり,言わずもがな,帰化植物である。  キクに似た花で,地下に小さな芋ができるのでこの名前がある。  6〜7年前
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2010年 10月 05日 00:46折々の花 2010

ワルナスビ

悪茄子:ナス科ナス属(Solanum carolinense)  ワルナスビはアメリカ合衆国南東部の帰化植物である。  名付け親は,植物学者牧野富太郎で,「悪る茄子」の意であるそうだ。  地下茎が土中深く四方にはびこり,地下茎を引き除いても切れて残り,それから盛んに芽が出て始末に悪く,何に
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2010年 10月 04日 00:52折々の花 2010

イヌコウジュ

犬香需:シソ科イヌコウジュ属(Mosla punctulata)  先日(10月2日),ヒメジソを見つけ掲載したが,イヌコウジュの掲載にあたり写真を見直すと,特徴が現れておらず判別しにくかったので,写真を更新させていただいた。  見れば見るほど似ている花で,やはり,葉で見分けるのが一番のよう
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2010年 10月 03日 00:46折々の花 2010

スズメウリ

雀瓜:ウリ科スズメウリ属(Melothria japonica)  この花というより,実との出会いもかなり昔である。  誘われたバードウォッチングで,冬枯れの中,白い実が揺れていたのを思い出す。バードウォッチングで出合ったのが,鳥では無い草の「雀」。昔から,草とは腐(草?)れ縁だったようであ
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2010年 10月 02日 00:44折々の花 2010

ヒメジソ

姫紫蘇:シソ科イヌコウジュ属(Mosla dianthera)  名前の由来は >シソ科の仲間であるうち、小型で香りも少ないことから、可愛らしい控えめ >なシソ(紫蘇)という意味でヒメジソ(姫紫蘇)と呼ばれる。名前の通りシソ(紫 >蘇)を小さくしたような野草。  とある。  庭に
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2010年 10月 01日 01:57折々の花 2010

ヤハズソウ

矢筈草:マメ科ハギ属(Kummerowia striata)  秋の草原で,ネコハギなどと一緒に咲いているのを見かける。  「ヤハズ」という,ちょっと聞きなれない名の由来は,「矢筈」と書き,弓矢の「矢羽」に見立てた葉の先端を,葉脈に沿って爪を立てて引っ張ると,残った葉の形がヤハズ(矢筈)
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2010年 09月 30日 01:24折々の花 2010

ヒガンバナ

彼岸花:ヒガンバナ科ヒガンバナ属(Lycoris radiata) 別名:曼珠沙華(マンジュシャゲ)    天蓋花(テンガイバナ)等  彼岸花の由来は,秋の彼岸の頃に咲くからとあり,例年秋の彼岸にこれに会っていたが,今年は遅れていた。9月を代表する花なので,ぜひ今月に掲載したいと気を揉
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2010年 09月 29日 00:09折々の花 2010

ダンドボロギク

段戸襤褸菊:キク科タケダグサ属(Erechtites hieracifolia) 北アメリカ原産の帰化植物  名の由来は,昭和8年に愛知県の段戸山(標高:1,152.3m。「愛知県東部の設楽町にあり,山容はゆったりと大きく,山麓には黒田湖や段戸山牧場が広がる。」とある。何やら「ヤマレコ」
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2010年 09月 28日 01:46折々の花 2010

ヒナタイノコズチ

日向猪の子槌;ヒユ科イノコズチ属(Achyranthes fauriei)  昨日紹介のイノコズチは日蔭に多く,別名ヒカゲイノコズチ。今日は日向に多いヒナタイノコズチ。  花や姿も似ており,昨日とあまり変わり映えがしないが,原っぱなどいたるところで猛威を振るっているのは,この「ヒナタ」が多い
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2010年 09月 27日 01:11折々の花 2010

イノコズチ

猪の子槌:ヒユ科イノコヅチ属(Achyranthes bidentata var. japonica) 別名:ヒカゲイノコズチ⇔ヒナタイノコズチに対して用いられる。  これからの季節,藪歩きの身にとっては,アメリカセンダングサなどと同じくスキンシップが多い植物の一つである。ズボンに着けた
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2010年 09月 26日 00:01折々の花 2010

カワラケツメイ

河原決明:ジャケツイバラ科(マメ科)カワラケツメイ属(Cassia mimosoides subsp. nomame) 別名:ネムチャ,マメチャ,ハマチャ等  ジャケツイバラ科もマメ科と分類されることもあり,ハエドクソウと同じように変遷している。  名前に「カワラ」があるが,以前も
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2010年 09月 25日 12:17折々の花 2010

ツユクサ

露草:ツユクサ科ツユクサ属(Commelina communis) 別名:ツキクサ(着草)    ボウシバナ(帽子花)  「ツユクサ」と言うと,梅雨に咲く草なのだろうとイメージするが,夏に咲く。  ネットでは, >古くは花汁をつけて染めたので「つきくさ」。 >花を鉢でついて染
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2010年 09月 24日 00:19折々の花 2010

ハエドクソウ

蝿毒草:クマツヅラ科(ハエドクソウ科)ハエドクソウ属(Phryma leptostahya subsp asiatica)  この植物は,植物分類体系の進歩?に左右され,「ハエドクソウ科」→「クマツヅラ科」→「ハエドクソウ科」と変遷している。なお,ハエドクソウ科は一科一属一種の稀な科とのこと。
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2010年 09月 23日 00:51折々の花 2010

アオツヅラフジ

青葛藤:ツヅラフジ科アオツヅラフジ属(Cocculus orbiculatus)  生垣に白みを帯びた青色の美しい実を見た時,何の木の実だろうと思ってから随分になる。  ネットでも, >夏の盛りの頃、山裾や土手で雌雄異株の小さい花を付ける。・・・小さくて >ほとんど目立たず、気にかける人
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2010年 09月 22日 00:59折々の花 2010

アメリカイヌホオズキ

亜米利加犬酸漿:ナス科ナス属(Solanum americanum) 和名(別名):テルミノイヌホオズキ  一昨日が「ヨウシュ」,昨日が「イヌ」,なので,今日はこれらを併せたような名の「ホオズキ」とした。残暑厳しい中,撮影に出かけた林内に咲くこの花は,爽やかに感じられた。  北アメ
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2010年 09月 21日 00:40折々の花 2010

イヌタデ

犬蓼:タデ科イヌタデ属(Persicaria longiseta) 別名:赤まんま  以前「ネコハギ」日記(2010.09.08)のコメント「イヌ・ネコ植物」で少し触れていたが,「イヌ」の名が付く植物は,人間にとって「役立たない」との意味で使われることが多い。  ゆえに,イヌタデとは,
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2010年 09月 20日 20:14折々の花 2010

ヨウシュヤマゴボウ

洋種山牛蒡:ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属(Phytolacca americana) 別名:アメリカヤマゴボウ  別名からも推測がつくが,北米原産の帰化植物である。  「ヨウシュ」は,上記からも推測ができるが,ヤマゴボウは,根が太く,地中深くまでのび,野菜のゴボウ(牛蒡)に似ていことによる
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2010年 09月 19日 00:16折々の花 2010

エビヅル

蝦蔓:ブドウ科ブドウ属(Vitis thunbergii.)  先日(2010.09.13),キクバエビヅルを掲載した。  その後,キクバでないものが気になり探し歩いたが,エビヅルかなと思われるものは多数あったが,「これだ!」といえるものとの出会いは無かった。  キクバは,切れ込み
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2010年 09月 18日 00:45折々の花 2010

アレチヌスビトハギ

荒地盗人萩:マメ科ヌスビトハギ属(Desmodium paniculatum)  ヌスビトハギかと思って近づいたところ,特徴的な2つであるはずの連結種子が,4つも5つもつながっている。この花に気づいたのは,5〜6年前であろうか。繁殖力は旺盛とみえ,その後,あちこちで見かけるようになった。出身地
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2010年 09月 17日 01:14折々の花 2010

ヤブハギ

藪萩:マメ科ヌスビトハギ属(Desmodium podocarpum var. mandshuricum)  ヌスビトハギによく似る。  それもそのはず,ヌスビトハギの変種とされている。  由来は,実にシンプル且つ分かり易い。「ヤブに生えるハギに似た植物」からだそうだ。  昨日書いた
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2010年 09月 16日 00:41折々の花 2010

ヌスビトハギ

盗人萩:マメ科ヌスビトハギ属(Desmodium podocarpum subsp. oxyphyllum)  秋になると,林の縁などで見かけ,小さな萩を思わせる。  非常に似たものに,下葉の着き方程度の差しかないヤブハギがあり,特定するには苦労する。お陰で,今回は2度ほど足を運ぶこととなっ
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2010年 09月 15日 02:21折々の花 2010

オオニシキソウ

大錦草:トウダイグサ科ニシキソウ属(Euphorbia maculata)  この花に気がついたのは,数年前の晩秋だった。  赤い実と暗い紅色の葉が,殺風景な道端の彩りとなっていた。一瞬,コニシキソウが立ち上がっているのかと思ったが,様子が変。  調べてみると,コニシキソウと同じ,北アメリ
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2010年 09月 14日 01:34折々の花 2010

ウド

独活:ウコギ科タラノキ属(Aralia cordata)  ウドは,山里近くにも自生しており,葉が大きいので良く目立つからであろう,人々に親しまれ,観察されてきた。このため,後ろに「大木」を付け加えられて「体ばかり大きくて役にたたない人」や「丈夫そうに見えて病気がちな人」という意味を持つ変わっ
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2010年 09月 13日 01:33折々の花 2010

キクバエビヅル

菊葉海老蔓:ブドウ科ブドウ属(Vitis ficifolia)  エビヅルも,ノブドウと似て,葉の違いにより「キクバ」とそうでない2種類がある。  ノブドウは「キレハ」で,エビヅルは「キクバ」と表現が違い,命名に当り多少の気配(キクバ?)りをされたのだろうか。  冗談はさておき,雌雄異
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2010年 09月 12日 00:34折々の花 2010

ノブドウ

野葡萄:ブドウ科ノブドウ属(Ampelopsis brevipedunculata var. heterophylla)  期待されてはいないと思うが,2010.09.07の日記に >ノブドウを見つけた時は,比較の為,掲載したいと思う。  と記した手前,少し遠方に足を延ばした。    
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2010年 09月 11日 00:37折々の花 2010

ヤブガラシ

藪枯らし:ブドウ科ヤブガラシ属(Cayratia japonica) 別名:ビンボウカズラ(貧乏葛)  藪枯らしは,蔓がどんどん伸びて近くにある植物を覆い尽くし,枯らすことによる。地下には根茎が栄養を蓄え,地上部を刈り取っても直ぐに生えてくるので駆除が難しい。  家の周囲に生えると,植え込
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2010年 09月 10日 00:07折々の花 2010

コマツナギ

駒繋ぎ:マメ科コマツナギ属(Indigofera pseudotinctoria)  茎は細いが丈夫で,馬を繋げるほどであるためこの名がつけられた。  そんなに高くは延びないが,傾斜地で見ることも多く,赤城山で見たそれは,なるほど馬を繋ぎ易い,と思える高さとなっていた。後述するトウコマツナ
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2010年 09月 09日 01:22折々の花 2010

クズ

葛:マメ科クズ属(Pueraria lobata)  クズの名の由来は,奈良県吉野郡吉野町国栖(クズ)と言われている。  国栖の人が,蔓草の根から採った澱粉を里で売ったことにより,その粉に国栖の名が付けられたとのことだが,国栖がクズの名産地になるまで,この植物が名なしであったとは考えにくい。
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2010年 09月 08日 01:54折々の花 2010

ネコハギ

猫萩:マメ科ハギ属(Lespedeza pilosa)  地面に直線的に伸び,明るい緑色の葉のところどころに可愛い白い花を着ける。この植物を最初に見たときは,葉や茎,ガクなど,いたるところ毛深い植物だとの印象があり,名前を調べて,猫の毛深さからかと納得したことを思い出す。  しかしながら,名
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2010年 09月 07日 00:39折々の花 2010

キレハノブドウ

切葉野葡萄:ブドウ科ノブドウ属(Ampelopsis brevipedunculata forma citrulloides)  ノブドウの品種で,葉の切れ込みの深いものをいう。写真のものは,多くのサイトで紹介されているものよりも葉の切れ込みが多少小さい。葉の切れ込みの中間種について判断を迷っ
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2010年 09月 06日 00:58折々の花 2010

ミソハギ

禊萩:ミソハギ科ミソハギ属(Lythrum anceps) 別名: ・ボンバナ(盆花) ・ミゾハギ(溝萩)  禊萩は,「みそはぎ」は「禊:みそぎ(この花穂に水を含ませ,供物に水をかける風習があり,それが「禊」を連想させるとある。)」と「萩:はぎに似る。」からなる。  また,旧暦のお盆の
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2010年 09月 05日 10:01折々の花 2010

ヘクソカズラ

屁糞蔓:アカネ科ヘクソカズラ属(Paederia scandensx) 別名: ・ヤイトバナ(灸花):花の中心の赤みがかった色をお灸の痕に見立てる。 ・サオトメバナ(早乙女花):花の形を,早乙女の笠に見立てる。 ・サオトメカズラ(早乙女蔓)  折ったり傷つけると,異臭を放つ。  成分
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2010年 09月 04日 00:33折々の花 2010

ツリガネニンジン

釣鐘人参:キキョウ科ツリガネニンジン属(Adenophora triphylla var. japonica)  里では秋を感じさせてくれる花であるが,夏山にもつきものの花である。  高山のものは沢山の花が茎を取り巻いて咲くものが多く,里のものは離れて咲く。山と里での差が大きいのがいつも気に
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2010年 09月 03日 21:30折々の花 2010

キツネノマゴ

狐の孫:キツネノマゴ科キツネノマゴ属(Justicia procumbens var. procumbens)  夏の終わり,緑濃い草むらに小さな花びらが落ちている,と思って注意深く見直すと,この花である。昨日,木立の影に群生しているのを見つけたのも,小さな花びらからだった。  名前の由
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2010年 09月 02日 21:38折々の花 2010

ツルボ

蔓穂:ユリ科ツルボ属(Sciiia scilloides.) 別名:サンダイガサ(参内傘:花穂の形が大名行列などで使われた「参内傘(位の高い人物にさしかける大きな傘)」に似ることによる。)  例年,秋めいてきたころ,下から上へと咲き進むこの花を見る。  残暑厳しい今年でも,この花が,秋が近
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2010年 09月 01日 23:33折々の花 2010

ユウゲショウ

夕化粧:アカバナ科マツヨイグサ属(Oenothera rosea)  先月この花に初めて出逢った。  見慣れぬ花であるため,帰化植物と当たりをつけ調べたところ,アメリカ原産とのこと。多年生草本で,観賞用に栽培されていたものが野化したとあった。  その後,草刈で周りの草と一緒に刈り取られてし
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