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本日の掲載用にと,ある花の写真が多少ピン甘な為、取り直しに出かけた。
帰り道に白っぽい花のようなもの,三本が目に付いた。
ショウキラン?と一瞬思ったが,開花時期が違い,薄いピンク色でもない。
ただ,ショウキランのような雰囲気があるので,腐生ラン(葉緑素を持たず菌の助けを借りて生活しているラン)の一種と思い調べてみると,絶滅危惧II類として掲載されているマヤランであった。
ネットによると
>マヤランはランの一種で,明治12(1879)年,神戸・六甲の摩耶山で発見さ
>れた。種子によって繁殖する腐生殖物で,環境の変化に弱く栽培には適さな
>絶滅が危惧される稀少植物
とあった。
>減少の主要因は森林伐採・園芸採取である。しかし菌類に寄生して生活する
>菌従属栄養植物であるため、株だけを採取したところで栽培はできない。
と,なかなかデリケートな植物で,絶滅危惧種にうなづける。以前,庚申山でショウキランに出会い,その後,何度も再開を求め出かけているが面会謝絶状態である。デリケートなこの花も,そのような運命を辿るのであろうか?
今回見つけた内の一本に蕾があった。開花を見届け写真に収めたいが,アメリカタカサブロウのように刈り取られることが無いか,心配である。
※2010.10.22 花の前に草が写り込んでいたので,撮り直して差し替えました。
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