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イネ科の植物の中では,花が花火の如く広がり,光の具合に寄っては目を奪われるくらい目立つ存在である。
2枚目の写真は,10月に撮影して「ヌカキビ」での掲載準備をしていたものである。ところが,似た植物の「オオクサキビ(大草黍)」と区別する特徴が写真に写っておらず,そのままとしていた。
見分けるポイントは,3枚目の写真にある葉鞘(葉の基の部分が鞘(さや)状になり茎を包んでいる部分)の毛の有無である。先月撮影した写真には,毛があるとされる側の写真が見当たらず,そのままとしていた。つい先日,近辺に出かけたおりにこれを思いだし,反対側を調べてヌカキビと確認できた。
名の由来については,
>ヌカキビの場合、小穂が小さいということで、それを「糠」にたとえて、そ
>の名がつけられたといいます。
とあった。
※小穂(しょうすい):イネ科・カヤツリグサ科の花序を構成する単位
※花序(かじょ) :枝上における花の配列状態
なお,話題にあげたオオクサキビは,北アメリカからアルゼンチンに到る地方の原産の帰化植物で,高さは40cm〜1mくらい。茎は平滑,無毛・・・・・・
帰化植物の多くは強い繁殖力を持つ。そのうち,ヌカキビにとって代わることが無いことを願う。
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