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別名:明治草
鉄道草
御一新草
オオアレチノギクに似ているが,主に次の記載を参考にヒメムカシヨモギとした。
1 オオアレチノギクは,舌状花が目立たない。
2 葉縁に長毛が開出する。(オオアレチノギクは短い。3枚目の写真にその特徴がチョット見られる。)
なお,比較特定なのでどの程度をもって,「舌状花が目立つ」や「長毛」かが判別できないが,似た花を別に見つけ,この違いが確認できた。比較種は,後日の掲載としたい。
南アメリカ原産の帰化植物とあるサイトもあったが,「北アメリカ原産」との掲載もあった。手持ち図鑑では,後者である。さらに「明治初期に渡来(北アメリカ原産)」との掲載も見つかった。
名の由来は,「ムカシヨモギに良く似た小さい花をつけるのが由来」とある。
>姫は小さいの意味で、ムカシヨモギはヤナギヨモギの別名。そしてヨモギの
>語源は不明(新牧野日本植物図鑑)とある。いずれにしろムカシヨモギに良く
>似た小さい花をつけるのが名の由来だろう。野草の名前(山と渓谷社)では
>花[頭花]が小さいので"姫"。維新の頃の草だから"昔"。草姿は"ヨモギ"に似る。と明快だ。
とあった。この「ムカシヨモギ」。ムカシヨモギ属と,「属長」であるようでが,サイトではイラストしか見つからなかった。なかなか,照れ屋さんのようである。
別名の「明治草」,「鉄道草」及び「御一新草」は,
>明治以降に鉄道沿線を初めとして伝わった帰化植物であることがわかります。
とあった。鉄道が分布域拡大の立て役者であったことによる命名のようである。なお,この表記は,「明治以降に渡来した帰化植物で,鉄道線沿いに広まった。」と言いたかったのであろう。補足させていただく。
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