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別名:セイタカタウコギ
いつも歩くフィールドより少し離れた所に水田があり,足を延ばしてみた。
刈り取られた水田の脇に,タウコギと同じ花をつけ,赤紫の茎を持つ北アメリカ原産の帰化植物,アメリカセンダングサがあった。
大正時代に日本に侵入したようであるが,最近はいたるところでお会いする。もう少しすると種子(痩果)ができ,鬼のツノ型の突起(逆向きの棘のある芒)で衣服を突き刺す。以前,これが繁る藪に入ったところ,大量の種子で全身ハリネズミ状態となり,閉口したのを思いだす。
この日記の「チヂミザサ」などでも紹介した“ひっつき虫”の代表格である。
名の由来は,北アメリカの原産で,センダングサに似ていることによるが,この「センダングサ」の名は,葉が樹木の栴檀(センダン)に似ていることによる。
別名の「セイタカタウコギ」は,
>日本のタウコギよりも大型であることによる。
とあったが,タウコギについては
>見た目はアメリカセンダングサとそっくりですが、一番の違いは茎です。
>アメリカセンダングサの茎は四角ばっていて赤茶けた色をしているのに対し
>て、タウコギは、ほとんど緑色です。
とあった。これによると大きさは関係無い?ようである。
実際は,環境により一概に大きいとは言えないだろうから,茎で見分ける方が正確と思う。
そうなると,背が高いではなく,赤紫の茎から「ケイシ(茎紫)タウコギ」などの命名はいかがであろうか?
「セイタカタウコギ」からは,名前「軽視」とクレームがきそうである。
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