![]() |
![]() |
![]() |
この季節にもう春の花が咲いたと思い写真に収めたが,
1 ハナイバナは日本全土の端や畑に生えるが、花期が長く春から12月頃まで咲く。
2 11月頃まで咲くのはハナイバナだけなので見分けられます。
とあり,今夏の高温の異常気象の影響かとの危惧は回避されたが,似た花にキュウリグサがある。今の季節はハナイバナだけとする掲載に対し,
>キュウリグサが12月にこんな勢いで咲いていました
と,元気なキュウリグサの写真を掲載するサイトもあった。
この為,ハナイバナについては花期だけでの同定は難しいと思われ,ほかの相違点も調べてみた。
1 (花の)中心部分が黄色なのはキュウリグサで、白いのはハナイバナです。
2 キュウリグサの花序(花のつき方)は,最初サソリの尾のように先がぐるっと巻く(サソリ型花序といいます。)が,ハナイバナは,茎の上部の方まで葉が付いている(花だけの茎はない。)。
3 葉をもむとキュウリのにおいがするのがキュウリグサ。
4 キュウリグサの葉はくきの下のほうに,花はくきの上のほうにつくが,ハナイバナは葉と葉のあいだに花がつく。それが名前の由来で,漢字で書くと「葉内花」。
ここで,ハナイバナの名の由来が登場した。この由来について
>和名のハナイバナの語源は「葉内花で、葉の間に花が付く」と説明されてい
>ることが多いようですが、そうなんでしょうか?それだったら「葉間花」と
>言うべきですよね。「葉内花」と呼んだのは別の観点があったのではないで
>しょうか。花が葉(苞葉)よりも短いので「葉の内側に収まっている花」と
>いう意味で使っているように思っていますが。
との考察サイトがあった。
5枚の花弁に見える苞葉を「葉」として捕らえての命名とあり,説得力はある。しかし,一般的にはわかり難い苞葉としての認識が,昔からあったのであろうか。
因みに,キュウリグサは花弁であり,苞ではない。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する