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別名:テングノハウチワ(天狗の葉団扇)
花を探しながら歩くので,いつも下ばかり見ている。このため,大型のこの花は,いつもはるかに通り過ぎてから気づく。しかし,足元に咲く花の殆どが紹介済みのものとなった今,林縁に咲くヤツデのいよいよの登場である。
ヤツデは,日本原産の常緑低木で,本州の福島より南〜沖縄まで広く分布しているとあった。我が家にも植栽により育っていが,写真のものは,林の縁に1本のみ生えており,よくある街路樹のような植栽によるような様子は感じられなかった。
名の由来に,
>葉が7〜9つに大きく切れ込むところに由来し漢字で書くと「八つ手」です。
>ちなみに「八つ」は数を表しているのではなく「多い」という意味のようです。
が多く見られた。
また,別名のテングノハウチワについては,
>大きい葉に魔物を追い払う力があると考えられたもの。
>天狗は、魔物を追い払うたために、ヤツデの葉をいつも持っているといわれる。
との掲載があった。
薬効もあるらしく
>有効成分は、葉にサポニン・アルファアファトシンやベータアファトシンなどを含有
>鎮咳、去痰などの風邪の症状の場合には、乾燥したヤツデの葉を1日量5〜10グラム、
>水0.5リットルで煎じて服用するという
また,
1 乾燥した葉を適量を煎じた煎じ液で、うがいをするという
2 リューマチ・疼痛、腰痛などには、乾燥した葉を約200〜500グラムを布袋に入れて鍋で煮出してから、そのまま風呂に入れて浴湯料として使う
など,お手軽利用方法も紹介されていた。
古くは病魔よけになると信じられており,この木を家の敷地内に植えると,病魔や魔除けになるという迷信があるとあった。我が家には,既に植えてあるので,一安心である。
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