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強靭な植物である。以前,花色が濃いアメリカフウロを見つけて,庭の片隅に1本植えたが,この時期,花はつけないまでも,我が家のあちこちに出没している。もっとも,秋の草刈りの折,ついつい色濃い花が気になり,草抜きならぬ手抜きとなってしまったことが,大きな原因かも知れない。今,花のない蔓延り姿を見て,反省しきりである。
写真のものは,いつもの散歩道で見つけた。この季節でも幾つかの花があり,
>フウロ(風露)は「涼しい風と露」(広辞苑)とのこと。
との記載とは裏腹に,寒い北風を厭わないようである。
アメリカ原産の帰化植物で,
>国内では70年ほど前の昭和初期に京都市伏見区深草で初めて見つかったのが最初とされている。
とあった。戦後,牧草などに種子が混ざっていて、持ち込まれたものというのが定説のようである。
名の由来については,
>植物学者の牧野富太郎博士によると、いわゆるフウロソウ(風露草)はイブキ
>フウロ(伊吹風露)のことで、名の由来は不明であるが、江戸時代に浅草の植
>木屋がフウロソウ(風露草)として売っていたとある。アメリカフウロ(亜米利
>加風露)はアメリカ産のフウロソウ(風露草)の意味である。
とあった。上記で「名の由来は不明」とあったが,いま少し調べると
>周囲が木で囲まれている草刈場を「ふうろ野」と呼び、「フウロ:ソウ(風
>露:草)」は草狩場に生える草という意味がある。「フウロ(風露)」は風呂、
>風炉、風穴、袋などに通じる方言で、草地に生えるゲンノショウコ(現の証
>拠)の仲間の植物を「フウロ:ソウ(風露:草)」と呼んでいる。
を見つけた。
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