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別名:ネムチャ,マメチャ,ハマチャ等
ジャケツイバラ科もマメ科と分類されることもあり,ハエドクソウと同じように変遷している。
名前に「カワラ」があるが,以前も,この度も,河原には無縁のところで見つけた。名前との齟齬を感じるが,可憐な花である。
そして,「ケツメイ」という言葉には,あまり馴染みがない。
エビスグサ(夷草)の生薬名が「決明子(けつめいし)」で,カワラケツメイがエビスグサに似ることによるとある。なぜ,「カワラエビスグサ」とならなかったのだろうか?
次に,「決明子」。
この生薬は,長期にわたって服用すると視力回復効果があるので「明(メイ)を決(ヒラク)種子」となったとある。なお,「決明子」の「子」は種子を意味する。
よくもこんなに複雑な命名を考えたと,感心させられる。
なお,
>薬効が決明(けつめい)に似ていて,川原に多く自生することから
との簡単な記載もあった。
薬効も折り紙付きのようである。茎葉を摘んで茶の代用として古くから飲用され,弘法茶と呼ばれている。
別名は,このお茶のように飲まれることから「チャ」が付き,「ネムチャ」は
>カワラケツメイの葉がネムノキに似ている
「マメチャ」は
>種子がマメのように見える
「ハマチャ」は
>浜辺の湿地に多く自生する
良く飲まれているからこその命名と思われる。
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