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別名:ハナヒリグサ
地面に張り付くように生えている小さな草である。足を止めふと下を見たときに見つけたが,普段見逃してしまいそうな存在である。
名の由来は,日記を書くようになり調べだしたものが多く,本種も改めて調べてみると,「熟した頭花を押しつぶすとごく微小な金塊に似た痩果(そうか:果皮が堅い膜質で、熟すと乾燥し、一室に1個の種子をもつもの。)が押し出されるからというのが通説」とあった。知っていれば試したところであるが,次に出合った時までのお預けとなった。なお,「全草にかすかな臭気がある。」ともあり,臭いが着くのは困りものだが,好奇心の方が優りそうで,恐い。
その他,
>新牧野日本植物図鑑には「頭花の形が頭巾に似る事から頭巾草とする説があ
>る。」との記載もあり、「別名のハナヒリグサは、かって本種を乾燥させた
>粉末を鼻に入れてくしゃみを起こさせるのに用いた事によるもの」との解説
>もある。
と言うものもあった。普段,わざわざ,くしゃみを起こさせることは無いと思われたので,漢方薬との関係を調べると
>この草をもんで鼻の中に入れると、鼻の粘膜を刺 激するので、ハナヒリグサ
>の名となる。ヒリは、ひりひりと刺激することに由来する。鼻の疾患を治す
>ほか、頭や目の病気も、この草を使った鼻療法がある。
>中国での用法:漢名は石胡ズイ。中国では、感冒で鼻詰まりのときや、慢性
>鼻炎、過敏性鼻炎、百日ぜき、慢性気管支炎などのときに、新鮮な草をもん
>で、鼻の孔にさし込む。
とあった。有用な植物のようである。
ウラジロハナヒリとは関係無さそうですね〜
蓼科山登山口の大河原峠へ行く途中に
トキンの岩、というちょっとした展望岩場がありますが
どういう語源なのかな?
sakusaku さん 今晩は
>ウラジロハナヒリとは関係無さそうですね〜
そうですね。トキンソウとは縁が無いようですが,「ハナヒリ」がクシャミであることは同じで,
>この葉を粉にして「ウジ殺し」つまり駆虫剤とした、この粉が鼻
>に入るとクシャミが出たのでついた名前。つまりホツツジなどと
>同じく有毒植物で、別名をクシャミノキ。
とあり,効能は違いますが,薬効がある点はハナヒリに共通のようですね。
なお,「トキンの岩」って面白い名前ですね。ついでに調べたら九州の方に山もありましたヨ。
>トッキン岳は兜巾岳、頭巾岳の表示があるが、どちらが正しいか
>不明である。兜巾(ときん)は修検道の山伏がかぶる頭巾のこと
>である。遠くからトッキン岳を見ると兜巾に山容が似ていること
>から命名されたのであろう。山名から推察すると兜巾山が正しい
>表示ではないかと思う。トッキン岳おもしろい名前にほのぼのさ
>を感じる山だ。
これから察するに,「トキンの岩」は,山伏がかぶる兜巾のように,山肌から出張っている感じの岩なのではないでしょうか?
昔,蓼科山を登ったことがあるのですが,気づかなかったと言うよりは,スッカリ忘れてしまっています
眺めも良いようですので,見に行きたいですね。
でも,sakusakuさんに先を越されちゃいそう。イヤ,既に完了されているかも
こんにちわ。
蓼科山へ行く途中のトキンの岩、
何度も登ったことがあります。
観光客も登りますから。
でも先端まで行くと結構怖いです〜
sakusaku さん 今晩は
ヤハリでしたね
>でも先端まで行くと結構怖いです〜
登りは良いが,下りは恐いっていうレポートが沢山ありましたヨ!
なのに
>何度も登ったことがあります。
とは,流石です
高いところもお好きのようですね。
私も嫌いではないですが・・・,きっとビビッチャウでしょうね
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