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在来種のスミレ図鑑に,左の写真のように立派な髭を持ち,丸い距を持つものがみつからなかった。
先日,山際の寺の境内で,園芸種で導入され逃げ出した「フイリノゲンジスミレ」を発見していたので,これも外来種では?と思ったが,外来種の図鑑が無いので,図鑑調べは諦め,画像検索をした。
すると,ソックリな「アメリカスミレサイシン」がヒットしてきた。
>スミレの園芸帰化種の中でも、パピリオナケア(papilionacea)とい
>う品種の、最もどこにでもある種類。
>街中や田園はもちろん、狭山丘陵にも、御岳山の中腹にもありまし
>た。
とあり,また,
>標高1700mの霧ヶ峰でも帰化していますので、耐寒性は問題有りませ
>ん。冬は凍りついても大丈夫です。
>諏訪圏標高800mでは、日当たりの良い所で4月頭には咲き始めます。
>散逸防止の為、採種目的以外の閉鎖花は徹底的に摘み取ります。また、採
>種も散逸しない様に確実に行いましょう。
>正直言うと、それでもいつの間にか陰に隠れて弾ける閉鎖花が有りま
>す。飛んだ種子は高確率で発芽し、気が付くとあちこちに生えています
>ので、抜き取り処分します。
耐寒性抜群,繁殖力旺盛

>帰化植物で現在急速に分布域を広げているらしい。
との要注意スミレ。生存の巧者

>プリケアナと呼ばれる花弁が白色で基部が紫色の菫と、 紫色の花のパ
>ピリオナケア(写真掲載のスミレ)という2つのタイプがある。
とあり,見つけたものは後者

名の由来は,
>スミレサイシンとは、葉がウマノスズクサ科のウスバサイシン(薄葉
>細辛)のようなハート型の大きなもので、地下茎がワサビ(山葵)の
>ように太くなるものをいう。それに似た北米原産の外来種がアメリカ
>スミレサイシン。
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