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別名: シロバナサギゴケ(白花鷺苔)
ムラサキサギゴケは良く見かけるが,散歩道での白花は1ヵ所でしかお目にかかれない。調べてみると,
>本州以西から中国に分布します。
>多摩丘陵では、田や田の畔に群生していることがありますが、自生する
>場所は比較的限られています。
とやはり,稀なようである。
もっとも,
>かわいい花としっかり地面を覆う「びっしり感」が魅力のグランドカ
>バープランツです。生育早く、強健で悪条件にも耐えます。ある程度踏
>んでも平気です。石垣、土手など斜面の土止め、雑草よけにも。
>ヒメイワダレソウに比べると生育はゆっくりですが密に地面を覆い、日
>陰にも耐え、日向から半日陰の場所で幅広く利用することができます。
>暖地では冬季も葉は常緑で残ります。
>苦手な場所は強乾燥地で、葉やけしてあまり伸びません。
や
>洋風庭園、ビルの前庭などの小面積の地被として利用されるが、原種は
>田のあぜなど湿った土地に自生しているため、水辺の地被に適する。環
>境が合うと旺盛な繁殖を見せ、多くの白花を密につけるため、なかなか
>壮観である。
とあり,栽培される程の人気者である。
名の由来は,
>花の形態を野鳥の鷺(さぎ)の飛翔する姿にたとえて「サギ」で、匍匐
>(ほふく)枝を伸ばして地面に張り付くように群生する様子を「苔(こ
>け)」にたとえたものです。
とはあった。
ところで,この植物の別名「シロバナサギゴケ」については,
>植物分類的には、花色が紅紫色のムラサキサギゴケを基本種として、花
>が白いものを花の色変わりとしてその品種としサギゴケとする説と、花
>色が紅紫色のものを「サギゴケ」とし、白花のものを単なる色変わりと
>してあつかう説とがあります。
に始まり,
>サギゴケの名前は白い
>花から鷺を連想して命名されたものです。サギゴケと言うだけで白い花
>であることが連想されるのです。もっとも鷺の仲間にはアオサギのよう
>に白くない鷺もいますが・・鷺と言えば白い鳥と言うのが一般的なイ
>メージだと思います。従って白花サギゴケと言うのは命名の由来からす
>ればおかしなことになると思います。勿論、サギゴケには紫色の花の仲
>間がありこれをムラサキサギゴケと呼びますので、紫花に対して白花だ
>から白花サギゴケでもよいのではと言われるかも知れません。しかし、
>初めにサギゴケありきから言えばやはり白花サギゴケは正しい呼び方で
>はないと思います。
や,
>種の名前記載には多い色,普通種をサギゴケ,
>少ない稀な種類を白花サギゴケ等と明記するのですが,
>サギゴケに関しては,紫色が変異種のようにムラサキサギゴケ
>白花を普通種のようにサギゴケと、明記されています。
>発見者が白花の多産地で紫色が少なかったと考えれば,納得がいくので
>すが?そうゆうことでしょうか…?
など,多くの異論が見受けられた。そんな中,
>サギゴケと言う名は紫の花をつける種に対する名前としては,ふさわし
>くない.またその白花種をシロバナサギゴケというのは,「帽子を脱
>帽」と同じではないだろうか.なぜ,率直に白花種をサギゴケ,紫花種
>をムラサキサギゴケといわないのだろうか.そこで,江戸時代の本草・
>園芸書から近代・現代の図鑑までの名称の変遷を辿ってみた.
とある次のアドレスの掲載内容には脱帽であった。一読願いたい。
http://hanamoriyashiki.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html
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