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写真�Ｅ卦經歙廚痢峇�石垣」
鳥取の宿泊地で朝食を簡単に済ませ7時10分、予約タクシーで鳥取城址に向かう。山上の丸のある山頂までは歩くと下から40分くらいかかりそうなので、二の丸と天球丸まで行って戻ることに。入口からは有名な「仁風館」が見えている。二の丸は入り口から階段をいくつか登ればすぐ到着、展望は良い。前に進んで園内の掃除をしている方に尋ねると天球丸は階段を上がってそう遠くないという。いわれる通り階段を登っていくと、山上丸への道と分かれ天球丸のある広場に出た。しかし天球丸は見えない。天球丸自体は今は存在せず、跡の平地しかないが、
「天球丸跡： 慶長５年（１６００）の関ケ原の戦いの後、鳥取城の城主になった池田長吉の姉、天球院に由来する曲輪（平地）である。若桜鬼ヶ城主山崎家盛の夫人であった天球院が、山崎家を去って長吉のもとに寄寓し、この曲輪に造られた居館に住んだことから名付けられたという。
天球丸には、風呂屋御門と呼ばれる門、東側隅に建てられた３層の櫓などがあったことが古絵図などから知られている。３層櫓は享保５年（１７２０）の大火（石黒火事）によって焼失し、その後は再建されることはなかったようである。幕末頃には、武術の稽古所、御蔵が建てられたことが記録に残されている。」
とある。天球丸を調べたときに出てきた丸い城壁はいずこに？奥まで行って振り返ると左下にあった。「巻石垣」というそうで、江戸時代の終わりごろ、石垣の崩れるのを防ぐための防壁として作られたらしい。通常は球体の城壁ではないのだが、こうした球面のものは河川や港の護岸、堤防、突堤工事に用いられることはあるという。直接的には天球丸の「球」との関係はなさそうだが、よくわからない。帰りがけ、二の丸付近の三階櫓跡などを見学し、タクシーに戻った。
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