9月30日月に退院する。ステロイド剤が40g から30g に減り投薬開始から八週間で20g まで減らしていくのが一般的な治療のガイドラインらしい。体重は57kgに減り身も軽く元気そのものだが腎臓のが数値だけは相変わらずやや改善とはいえ良く無い。ひと月以上の入院生活ですっかり筋力体力が落ちてしまったのでまずはしっかり減塩食を実施しつつタイリョク回復を図らねばならない。食材の塩分量を調べ1食2g一日6g以内を目指すが、正確な計算は難しい。
退院の日の朝はあわただしく荷物をまとめ、9階のローソンからゆうメールで送る準備をして手続きを終え、一か月間お世話になり、楽しませてくれた書籍類などをまとめて大きな箱一つにまとめ、腰や背中を守ってくれたクッション類や背もたれをまとめてもう一つの箱に入れて自宅に送り返す。引っ越しのような荷物だった。退院手続きのすべてを終了し、懸案の国会図書館の遠隔複写の郵送先について、スマホで確認、やはり2通だけは自宅転送が間に合わず、病棟に送ってしまったらしい。電話を掛けた翌日か何かに誤って送られたらしいが、病棟では退院後は受け取らずに帰されるという。しかし病棟に到着した様子はなく、やむを得ず看護師に確認をお願いし、病院を去る。病院の近くで聴講している「日本書紀」の講座に出席してから自宅に戻る。
自宅手前で隣の叔父が垣根前で誰かと話をしている。聞けば町の業者に依頼した除草と植木の見積もりという。さっそく私もネット検索で安くしてくれそうな業者を探す。庭のやぶと植木を何とかしないと道路にはみ出し、苦情殺到というところ。その後、毎日、業者とのやり取りが続く。ネット見積もりでは４〜6万円という数字が出ても、実際に庭の藪を見に来ると20〜40万と数字が跳ね上がる。困ったものだーー。
夕食は、賞味期限の切れたキノコの炊き込みご飯の素の瓶詰が残っており、それを減塩対策で半量を使てグリーンピースなどを加え、ご飯を炊く。瓶詰なので少々賞味期限を過ぎても(1〜2年過ぎていた）大丈夫。空気が入らなければ数年持つはずだ。結構いけた。帰宅したばかりで食材のストックがあまりないので、しばらくはこれまで使ってなかった瓶詰などでしのぐ予定。
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10月6日（日）退院後の生活−減塩の日々ー
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