９月9日(土)奥会津縄文の旅2.ただみモノと暮しのミュージアム

奥会津縄文の旅の第二弾は、奥会津博物館の展示と植物利用のシンポジウム。その前にただみモノと暮しのミュージアムに立ち寄る。会津田島駅近くでレンタカーを調達し、四十キロ先の只見町のミュージアムに向かう。駒止湿原の標識を右に見ながら只見川の支流を下り、本流手前にあるミュージアムに到着。縄文土器の展示は残念ながらごくわずかだった。
　スタッフの方が民具収蔵庫を案内して下さり、その時この建物が民具の重要文化財指定を受けて、その収蔵展示のための新しい施設を開設したが、元々考古資料を収蔵展示していた施設が近くにあり、現在の新しい施設ではまだ考古の展示をしていなかったそのために今回の展示が少なかったようだ。今後はこれを機会に考古の展示を新しい施設でも行えるようにする予定のようだ。民具は主として戦前などの昭和の民具で田畑、山仕事、編み組み製品、茅葺き屋根の葺き替え、機織りなど今は使われなくなってしまった素晴らしい民具が収蔵されていた。