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日記
弥生時代の石鏃と弓矢の展示に入り、この時代に弓矢の大きな変革があったようだ。最古の水田跡が発見された佐賀県唐津市の菜畑遺跡からは、縄文時代にはなかった弓が出土、それは弓の弦を張る部分、張り方の違いで、縄文時代は緊縛法という弓の端に溝を作って弦を縛り付けるやり方だったが、菜畑遺跡から出土した弓は大陸に見られる弦輪法という弓の端の段に引っ掛けて元を貼るやり方で、これだと弦をすぐ張れるので普段は外しておくことができ、弓の強度を確保することができるらしい。縄文時代は漆塗りの飾り弓が相当数出土しているが弥生時代になるとそうした飾り弓は少なくなるようだ。一方、矢じりのほうは青銅や鉄などの金属の矢じりが導入され、大きな変革の時代を迎えた。ただ、古墳時代には鉄鏃が主流になるが、弥生時代はまだ石鏃や骨鏃が使われる地域が少なくなかった。とりわけ関東などは金属器の導入も遅く、古墳時代にならないと本格j的な金属器の時代とはならなかったようだ。今日は朝から解説のメモを取り、展示品のスケッチもして昼食をはさんで弥生時代の終わりまで見て、それなりにつかれたので、古墳時代以降の展示はまた見に来るつもりでいったん帰宅した。
11月7日(木)「矢をはなて」展再訪2
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