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一息入れてから、担架などによる傷病者の搬送の実習。まずストックを4本使った担架の作り方。ストック二本をテープで接続し、シートの上に載せて、シートを折りたたみ、担架を作る。折りたたまれたシートの摩擦などで人を乗せても落ちない仕掛け。シートがない場合は雨具の他、袖のある長袖シャツなどを何枚か使って担架のシートの代わりにできることなどを実習。6人くらいで搬送する練習。また傷病者の背負い方、主リングを使い場合と大き目のザックを使う場合を実習。思ったよりも楽に背負えるが、立ち上がりとおろす時に数人のサポートが必要。少人数では救助、搬送は難しいということだ。搬送は素人では救急車がこれる地点まで500mくらいの移動がせいぜいで、それ以上長いときは救援を頼むのが妥当という。
ただ、いざというときに救急の知識、技能を持っているかどうか、経験を持っているかどうかは、重要ということだ。
昼食休憩後、3〜40mくらいの下りで担架と背負いによる搬送の実習を繰り返し行う。またロープによるけが人の引き上げ(手足などの骨折などのケース)、滑車などの道具の使い方、安全確保などについて、応用編として実施。ロープワーク、シュリング、ハーネス、カラビラなどの道具の使い方などについては、今後修練を積まねばならない課題。
最後にビバーグなど、ツエルトの使い方に関して、実習。風雨などを避けるための使い方、いざという場合のツェルトの設置法、乏しい道具しかない状況の中で以下に工夫するかなど学び、最後にロープの結び方のいくつかを実習して終了、鳥沢駅まで下山した。
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